「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督が2003年の韓国映画「地球を守れ!」をリメイクする新作に、エマ・ストーンが出演交渉中と米バラエティが報じた。
チャン・ジュナン監督「地球を守れ!」は、地球がエイリアンに侵略されていると信じる青年が、製薬会社の社長をエイリアンだと思い込み誘拐監禁するSFサスペンスコメディ。「復讐者に憐れみを」のシン・ハギュンと「ビッグ・スウィンドル!」のペク・ユンシクが共演し、釜山映画祭で作品賞、監督賞、主演男優賞(シン・ハギュン)を受賞した。
リメイク版は「哀れなるものたち」をはじめ「女王陛下のお気に入り」「聖なる鹿殺しキリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などのランティモス作品を手がけてきたエレメント・ピクチャーズのエド・ギニーとアンドリュー・ロウ、アリ・アスター監督の製作会社スクエア・ペグ、CJ ENMが共同プロデュースする。ストーンは脇役で出演する可能性が高いとのことで、撮影は今夏、イギリスとニューヨークで行われる。
ストーンはランティモス監督「女王陛下のお気に入り」に続いて「哀れなるものたち」に主演し、先ごろ英国アカデミー賞主演女優賞を受賞した。「哀れなるものたち」は第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞など11部門にノミネートされている。ランティモス監督は「哀れなるものたち」の後に新作アンソロジー映画「Kinds of Kindness(原題)」を完成させており、ストーンは同作にも主演。リメイク版「地球を守れ!」はランティモス監督とストーンの6度目のコラボレートとなる。
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哀れなるものたち
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