Amazonが準備中の実写ドラマ「スパイダーマン・ノワール(原題)」に、ニコラス・ケイジが出演交渉中であると、英エンパイアが報じている。
スパイダーマン・ノワールとは、パラレルユニバースの1933年に活躍するスパイダーマンで、2009年にコミックに初登場。ハードボイルド調で描かれ、ソニー・ピクチャーズの長編アニメーション映画「スパイダーマンスパイダーバース」ではケイジ自身が声を担当していた。
「スパイダーマン・ノワール(原題)」は、「クローバーフィールド・パラドックス」「ザ・ロストシティ」の脚本家オーレン・ウジエルが製作総指揮として企画開発を行っている。ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが製作し、「スパイダーマンスパイダーバース」のフィル・ロードとクリス・ミラー、エイミー・パスカルが製作総指揮を務める。
Amazonはすでにスパイダーマンの仲間、シルクを主人公にした実写ドラマ「Silk: Spider Society(原題)」の制作を発注しており、「スパイダーマン・ノワール」は「スパイダーマン」のスピンオフドラマとしては2本目となる。
ケイジといえば、昨年米バニティ・フェア誌のインタビューで「あと3、4本くらいかもしれない」と引退を示唆。「映画で伝えたいことはすべて伝えた。映画の演技も可能な限り追求した。いまは作品選びをもっと厳しくしたいと思っている。最高の状態で引退したいからね」
だが、インタビューを読み返してみると、ケイジが示唆しているのはあくまで映画からの引退で、テレビドラマ出演の可能性は排除していない。実写ドラマ「スパイダーマン・ノワール(原題)」で主役を張る見込みも十分ありそうだ。
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ザ・ロストシティ
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