草笛光子主演『九十歳。何がめでたい』に唐沢寿明、藤間爽子、木村多江、真矢ミキの出演決定&特報解禁

映画『九十歳。何がめでたい』に出演する(上段左から)唐沢寿明、真矢ミキ(下段左から)藤間爽子、木村多江、中島瑠菜 (C)2024『九十歳。何がめでたい』製作委員会 (C)佐藤愛子/小学館

草笛光子主演『九十歳。何がめでたい』に唐沢寿明、藤間爽子、木村多江、真矢ミキの出演決定&特報解禁

2月26日(月) 7:00

草笛光子の主演映画『九十歳。何がめでたい』より、唐沢寿明、藤間爽子、木村多江、真矢ミキ、中島瑠菜の出演が発表。併せて、特報、ティザービジュアルが解禁された。

【動画】人気エッセイ、待望の映画化!『九十歳。何がめでたい』特報

原作は、2023年11月5日に100歳を迎えた直木賞作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(小学館刊)。

「九十歳。何がめでたい」は、2016年5月まで1年にわたり「女性セブン」(小学館)に連載された、90歳を迎えヘトヘトになった作家自身の日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いをつづったエッセイ。書籍化されるやその「老い」や「現代社会」に対する歯に衣(きぬ)着せぬ物言いと、独特のユーモアで、「人生百年時代」といわれる現代を生きる老若男女に多くの共感を得て、たちまち社会現象に。その後98歳を迎えますますヘトヘトになった日々の暮らしをつづった続編「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」も刊行され、シリーズ累計発行部数は169万部の大ベストセラーとなった。

監督を務めるのは、同じく老後の諸問題をユーモアを交えながら描き、2021年に公開され大ヒットとなった『老後の資金がありません!』の前田哲。実在の主人公である作家の佐藤愛子を、2023年10月22日に“90歳”を迎えた草笛光子が演じる。

この度、本作のメインキャストが解禁。愛子の連載を担当する編集者・吉川真也役に唐沢寿明、愛子の娘・杉山響子役に真矢ミキ、愛子の孫・杉山桃子役に藤間爽子、吉川の妻・麻里子役に木村多江、吉川の娘・美優役には中島瑠菜、といった豪華実力派の面々が集結した。ヤケクソで始めた連載で、世の中を痛快に一刀両断していく90歳の作家・愛子と関わる中で、彼らの人生がどうなっていくのか注目だ。

本作について、唐沢は「この物語のモデルになった佐藤愛子先生は、はっきりものを言う方なのだろうと思います。体裁を気にすることが多いこの世の中だからこそ、先生のような方が支持されるのではないでしょうか。そして佐藤先生役を草笛さんが、非常にチャーミング且つエネルギッシュに演じられています」とコメント。

藤間は「草笛さんの優しい眼差し、佇まい。そばに居るだけで、本当のおばあちゃんのそばにいるような温かい気持ちになり、カメラが回っているのに“演じる”ということを忘れる瞬間が何度もありました」、木村は「ご一緒した草笛さんは変わらずきらきらして、ユーモアがあって可愛らしくて、カッコいい。この映画にはそんな草笛光子さんの魅力がいっぱい詰まってるんじゃないでしょうか」と、草笛を称賛。

中島は「美優を生きるために約2ヵ月間、モダンダンスを猛練習しました。是非ダンスシーンも注目して観てもらえたら嬉しいです」とアピール。

真矢は「歯に衣着せぬ物言いは今や、この令和の宝と思えてならない佐藤愛子さん。そのお嬢様、杉山響子さんの役が私に。愛子さんを母にもつ響子さんは、そのDNAをしっかりと受け継がれた方なのか?それともひっそりと控えながら長く支えられてきたのか?はたまた母娘の攻防が日々繰り広げられているのか?兎に角美しき武士に(私のイメージでものを言わせて頂いております)育てられた響子さんに、そして佐藤家に想像が膨らんでは悩み、膨らんではしぼみの繰り返しでした」と語っている。

本作は、数々の文学賞を受賞してきた愛子が、作家生活を引退し来客もなくなり鬱々と過ごしていたところに、時代遅れな中年の編集者・吉川真也がエッセイの依頼を持ち込むところから物語が始まる。

今回解禁となった特報は、連載を依頼する編集者・吉川に対し「書けない、書かない、書きたくない!」と断固拒否する愛子と、なんとしても企画を成功させたい編集者・吉川という“頑固者”同士が、お互い一歩も譲らず攻防を繰り広げるコミカルな場面が映し出された映像となっている。

併せて解禁となったティザービジュアルは、赤い背景に金の紙吹雪、のしや水引といった“おめでたい”アイテムが随所に散りばめられる中、「九十歳。何がめでたい」のタイトルと共に、今にも飛び出して来そうな勢いで「いちいちうるせぇ!」と威勢よく啖呵を切る主人公・佐藤愛子(草笛光子)の姿が写し出されれた、ユーモアあふれるビジュアルに仕上がっている。

映画『九十歳。何がめでたい』は、6月21日より全国公開。

※メインキャストコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>


■唐沢寿明(吉川真也役)

草笛光子さんが主演を務められるということで、何か自分にできる事はないかと思い、出演を決めました。

この物語のモデルになった佐藤愛子先生は、はっきりものを言う方なのだろうと思います。体裁を気にすることが多いこの世の中だからこそ、先生のような方が支持されるのではないでしょうか。そして佐藤先生役を草笛さんが、非常にチャーミング且つエネルギッシュに演じられています。その姿をぜひ劇場で、目に焼き付けてください。

■藤間爽子(杉山桃子役)

映画『九十歳。何がめでたい』を皆さんに観て頂ける日が近づいてまいりました!まだかまだかと、何よりもこの映画の公開を私自身が1番楽しみに待ちわびています。

私は佐藤愛子先生の孫、桃子として出演させて頂きました。草笛さんの優しい眼差し、佇まい。そばに居るだけで、本当のおばあちゃんのそばにいるような温かい気持ちになり、カメラが回っているのに”演じる”ということを忘れる瞬間が何度もありました。

おばあちゃん、お母さん、そして孫。女3人の妙にリアルな距離感、関係性には、是非、笑って頂けたら嬉しいです。暗いことが続くこのご時世…気持ちが沈むことも多いですが、この映画を観て、私のおばあちゃんから元気を貰ってください!

■中島瑠菜(吉川美優役)

今回この作品に携わることができたこと、とても嬉しかったです。初めは吉川美優をどう演じていくか不安でいっぱいでしたが、リハーサルの時、前田監督に「感じたことをそのまま出していけばいい」と言っていただけて、安心して撮影に挑むことができました。

美優を生きるために約2ヵ月間、モダンダンスを猛練習しました。実はダンス経験はあまり無かったのですが、たくさんの方に支えていただき撮影を終えることができ、感謝でいっぱいです。美優として、一歩前に進めて成長できたことが本当に幸せでした!是非ダンスシーンも注目して観てもらえたら嬉しいです。

■木村多江(吉川麻里子役)

以前草笛さんとご一緒したのはずいぶん前ですが、打ち上げで草笛さんが踊っていらして、私もこんな風に歳を重ねたい、と憧れの眼差しで眺めていたのを思い出します。ですから、今回のオファーはとても嬉しくて。

ご一緒した草笛さんは変わらずきらきらして、ユーモアがあって可愛らしくて、カッコいい。この映画にはそんな草笛光子さんの魅力がいっぱい詰まってるんじゃないでしょうか。そして前田哲監督の映画はいつも楽しく人を元気にしてくださるので、今からわくわくしています。この作品が、私を含め、みなさんの背中を押して明日への一歩となる日を楽しみに待っています。

■真矢ミキ(杉山響子役)

歯に衣着せぬ物言いは今や、この令和の宝と思えてならない佐藤愛子さん。そのお嬢様、杉山響子さんの役が私に。愛子さんを母にもつ響子さんは、そのDNAをしっかりと受け継がれた方なのか?それともひっそりと控えながら長く支えられてきたのか?はたまた母娘の攻防が日々繰り広げられているのか?兎に角美しき武士に(私のイメージでものを言わせて頂いております)育てられた響子さんに、そして佐藤家に想像が膨らんでは悩み、膨らんではしぼみの繰り返しでした。

そんな中、愛子さんの実のお孫さん、桃子さんが撮影現場にお顔を出してくださり、響子さんの著書とお手紙を私にプレゼントしてくださいました。内容は響子さんと私の秘密ですが、それはそれは温かくユーモアあふれ、お人柄が一瞬で見えるようでした。感謝。こちらの草笛母も、それはそれは素敵です。そしてやはり美しき武士なのです。お楽しみください。

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