阿部真央が、モーニング、ワーク、ナイトというキーワードでライフスタイルについて語った。また、15周年を迎えた自身の活動への思いも明かした。
阿部が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「SUMIFUNOCHUKAI STEP DESIGN YOUR LIFE」。ゲストに日々の過ごし方を聞くコーナーだ。オンエアは2月17日(土)。ここでは公開収録したトークをテキストで紹介する。
阿部は1月に新曲『Keep Your Fire Burning』を配信リリースした。
楽曲制作は夜のほうが集中できる
最初のキーワードは「モーニング」。起床時間を訊かれた阿部は「めちゃくちゃ頑張って7時」と答えた。
阿部:
世の中のお母さんは、もっと早いと思いますけど。
渡辺:
お母さん的に7時でお子さんを送り出すと。
阿部:
はい。準備を手伝ったり、送り出して。そうしたら、もう一回寝ますね(笑)。
渡辺:
その二度寝はどれくらい寝るんですか?
阿部:
その日の予定によります。寝られるときはガッツリ寝ますね。お昼過ぎとかまで。
渡辺:
どうしても作業が夜中になっちゃうってことですかね。
阿部:
夜中のほうが曲とかは思いついたり、集中して曲が作れるなとはすごく思うのでそこは家族に協力してもらってます。
渡辺:
二度寝したあとは何をすることが多いですか?
阿部:
とりあえず、うがいして歯磨きしたり顔を洗いますね。お手洗いに行ったりして。
渡辺:
細かいですね。
阿部:
あはは(笑)。トイレ行かないのかなって思われるのもあれかなと思って(笑)。
渡辺:
ご飯は?
阿部:
全然。食べないほうが軽くて楽ちん。
渡辺:
体が。
阿部:
そうですね。
渡辺:
いろいろ体質あるからね。
15周年を迎えられたことは「奇跡」
続いてのキーワードは「ワーク」。阿部は1月21日でデビュー15周年を迎えた。
渡辺:
15周年を迎えた心境は?
阿部:
やっぱり長いですよね。長かったですし、去年に事務所を独立してプライベートレーベルを設立したりとか、わりと2023年が人生の転換期だったんですね。独立に際して、「もしかしたら1回、キャリアがストップしてしまうかも」とかいろいろ考えたんですけど、幸運なことに地続きのままファンのみなさんと一緒にデビュー15周年を迎えられたということが、まずすごい奇跡なんだなって思います。5周年、10周年という節目は今までもあったんですけど、すごいことなんだなと15周年で実感していますね。
そんな阿部は1月に新曲『Keep Your Fire Burning』を配信リリース。この曲はテレビアニメ『望まぬ不死の冒険者』(AT-Xほか)のエンディングテーマにもなっている。
渡辺:
今回、環境の変化もありつつで新しい曲を出すとなったときに変わったこととか考えたこととかありますか。
阿部:
自分の転機を経験したことは、すごく歌詞の中心になったと思います。書き下ろしなので、主人公の背景だったり、アニメ制作のスタッフさんの要望も汲み取りました。「主人公が戦いから帰ってきて、大事な人たちとリラックスした愛の時間を過ごすイメージで書いてほしい」というオーダーがあったんです。そのテーマと、自分が原作を読んで「主人公と今の私のリンクポイントはここだな」というところを落とし込んだ曲です。そのリンクポイントが、自分の中の情熱を絶やさず(物事を)続けていれば、必ずそれが花開くときがくる、っていうことだったんですね。
渡辺:
なるほどね。
阿部:
私も本当に大変なときもあったんですけど、諦めずに挑戦したり、諦めないで続けるっていう選択をし続けて、今ここに立つことができているので。そういうことに価値がある、自分の情熱を信じてほしい、というメッセージを込めた曲になりました。
2024年はツアーの年?
阿部は8月からデビュー15周年を記念したソロ弾き語りツアー「15th Anniversary Abe Mao Solo Live Tour 2024」を開催。また10月にはZeppツアー『15th Anniversary Abe Mao Zepp Live Tour 2024』を開催する。
阿部:
本当は最初、Zeppツアーしか決まってなかったんですけど、どうしても両方観てほしい、1人の阿部真央も観てほしいっていうことで、すごい無理やり(ソロツアーも)ねじ込みました。
渡辺:
自主的に仕事を増やしてますね。
阿部:
あはは(笑)。
また、阿部は3月2日(土)、3日(日)に東京・両国国技館で開催する、日本最大級のギター弾き語りフェス「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2024 supported by 奥村組」に出演する(阿部の出演は3月3日)。
山田:
ギタージャンボリーは初出演になりますね。
阿部:
ありがとうございます。
渡辺:
ユニークな先輩アーティストに囲まれての出演になりますね。
阿部:
めちゃくちゃ楽しみです。
山田:
360度ぐるりと取り囲む客席で、お腹も背中も観られちゃうステージで。
渡辺:
今、どんな気持ちですか?
阿部:
光栄ですね。ギタージャンボリーってみなさん弾き語りで出られるイメージがあるんですけど、15年を通して、そこに呼ぼうかなと思ってもらえるくらい活動してきたんだなという気持ちがあって。さっき言ったんですけど、わざわざ弾き語りツアーを増やしたくらい、弾き語りも観てほしいんです。だから、イベントに呼んでもらうかたちで披露できるのは楽しみですね。気合いが入ります。
ジグソーパズルのアプリに夢中
最後のキーワードは「ナイト」。阿部はジグソーパズルのアプリゲームにハマってるという。
渡辺:
スマホですか?
阿部:
スマホでやってます。パズルのピースをスライドしていって当てはめていくゲームなんですけど。
山田:
実際のジグソーパズルより難しくないですか。画面が小さいし。
阿部:
実際よりも簡単だと思います。ゲームなので、「当たり」の位置にいくと、パカってハマって動かなくなってくれるんですよ。けっこうまぐれでハマっていくこともあって(笑)。
山田:
今やってるジグソーパズルの絵柄は何ですか?
阿部:
絵柄はいっぱい選べて、私はインテリアの写真が好きなんですけど、果物の写真だったり海辺の街の風景だったり、猫とか犬だったり、本当いろんな種類があって。
渡辺:
デジタルはそれがいくらでもできるからね。
阿部:
そこが沼ですね。
渡辺:
1000ピースのリアルなジグソーパズルをやるならどんな絵柄がいいですか?
阿部:
悩むな……でもブルー系がいいですね。
山田:
難しそうですね。富士山とか?
渡辺:
富士山で1000ピースとか、白いところが多くてわからなくないですか(笑)。
眠るときのルーティンを訊かれた阿部は「家事を全て終わらせて寝たい」と答えた。
阿部:
その日にできることは全部やっちゃいたくて、特に私はお皿を洗うのが異常に好きなんです。お料理は好きじゃないけど、お皿洗いがすごく好きで。シンクの中に何も残したくないんですね。だからそこだけはどんなに疲れていてもやりますね。
渡辺:
じゃあお皿が汚れてることも好きなんですね。
阿部:
好きですね。お皿を積んでてくださいって。鍋とか全部やります。
渡辺:
趣味としてこれ始めたいなってことはありますか?
阿部:
ジグソーパズルのアプリが最有力候補なんですけど、何だろう……。
渡辺:
特になさそうですね。じゃあ、今度汚れたお皿をたくさん持って行きますね。
阿部:
持って来てください(笑)。
阿部真央の最新情報は、公式サイトまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
番組情報
RADIO DONUTS
毎週土曜
8:00-12:00
渡辺 祐・山田玲奈
オフィシャルサイト