【東京都千代田区】夏目漱石のアンドロイドも登場。二松学舎大学で漱石アンドロイドシンポジウム開催

【東京都千代田区】夏目漱石のアンドロイドも登場。二松学舎大学で漱石アンドロイドシンポジウム開催

2月20日(火) 13:45


二松学舎大学大学院文学研究科は、大阪大学大学院基礎工学研究科と共催で、漱石アンドロイドシンポジウム「ロボット学者はなぜ小説を書くのか? 漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究」を3月2日(土)に二松学舎大学中洲記念講堂にて開催する。

漱石アンドロイドについて

漱石アンドロイドとは、研究・教育のために、二松学舎大学と大阪大学が2016年12月より共同で運用している、夏目漱石を再現したアンドロイド。大阪大学石黒浩教授が監修を務め、漱石の孫である夏目房之介氏が声を提供している。二松学舎創立140周年記念事業の一環として制作された。

見どころ満載なシンポジウム


「ロボット学者はなぜ小説を書くのか? 漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究」では、ロボット研究者として第一線で活躍する大阪大学石黒浩教授と立命館大学谷口忠大教授による講演のほか、「人間を考えるためのロボット研究」をテーマに、文学、美学、比較文化を専門とする先生たちも交えた多角的な討議が行われる。

「人間のようなもの」の存在は、そもそも人間とは何かという問いを突きつける。人間そっくりのアンドロイドの研究を進め、漱石アンドロイドの制作も手掛けた石黒浩教授、人間のように記号を生み出すロボットの研究「記号創発ロボティクス」を展開してきた谷口忠大教授。二人のロボット研究者は、ロボットを通して人間の輪郭を問いつづけてきた。加えて二人は、ロボットにまつわる小説を出版している異色のロボット研究者でもある。ロボット研究と小説の両面から、人間を考えるためのロボットについて討議する。

また、シンポジウム冒頭では、漱石アンドロイドによるパフォーマンス「ポーの奇妙な物語――開会の辞に代えて」も披露。会場周辺では、学生たちが制作したパネル展示も行われるなど、見どころ満載のイベントとなっている。

事前申し込み制

「ロボット学者はなぜ小説を書くのか? 漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究」の参加費は無料。なお、事前申し込み制となっているので、参加希望者は専用フォームより申し込みを。申し込み期限は2月29日(木)21時。応募多数の場合は抽選となる。

この機会に、「ロボット学者はなぜ小説を書くのか? 漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究」に参加してみては。

■ロボット学者はなぜ小説を書くのか? 漱石アンドロイドと人間学としてのロボット研究
開催日時:3月2日(土)13時~17時(12時30分受付開始)
会場:二松学舎大学 九段1号館地下2階 中洲記念講堂
住所:東京都千代田区三番町6-16
詳細ページ:https://www.nishogakusha-u.ac.jp/android/event/20240302.html
申込フォーム:https://forms.gle/ym3b5vBLRYeN7wsE6

(角谷良平)


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