「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズン配信目前物語&キャラクターを振り返る

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズン キービジュアル/(C)2024 Lucasfilm Ltd.

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズン配信目前物語&キャラクターを振り返る

2月20日(火) 18:52

ジョージ・ルーカスが原案、デイヴ・フィローニが監督を務めるアニメーションシリーズ「クローン・ウォーズ」に登場した「バッド・バッチ」を主人公に描く「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズンが、2月21日(水)よりディズニープラスで配信される。本作の最終章を目前に、今までの物語を振り返る。(※以下、「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2までのネタバレを含みます)
【写真】親子のような関係を築く“オメガ”とハンターたち「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」

■舞台は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のその後

「スター・ウォーズ」の生みの親であるルーカスの、“クローンの中にも他と比べてユニークな能力の持ち主がいて、強化されたスキルをもつ特殊部隊のようなものがあるのではないか”というアイデアをもとに、ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者・デイヴによって制作された本シリーズ。

舞台は、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のその後。ジェダイ・オーダーが崩壊し、銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。本シリーズで描かれるのは、異端のクローン集団バッド・バッチが、銀河の星々でその卓越したスキルを武器に傭兵としてのミッションに挑む中で、標準的なクローンのようにただ命令に従うだけでない、自らの意思をもって生きる道を新たに模索していく物語だ。

ルーカスフィルムが、「本作がファイナル・シーズンである」と発表しているように、「クローン・ウォーズ」「バッド・バッチ」シリーズと続いて描かれてきた物語は、今回で最終章を迎える。

■ルーカスのアイデアから生まれた“異端”だらけのエリート部隊とは

ルーカスのアイデアをもとに、本作の製作総指揮を務めるデイヴが“ユニークな能力をもつクローン兵たち”の外見をデザイン。そして、デイヴと協力し、脚本家たちが彼らの性格やバックストーリーを作り込んだ。こうして生まれたのが、遺伝子操作によって生み出された個性豊かなクローン兵士集団「クローン・フォース 99」、通称「バッド・バッチ」だ。

リーダーを務めるのはより優れた感覚能力を活かしチームの指揮を取る「ハンター」、怪力で荒々しい性格の「レッカー」、頭脳派でスライサーとしても一流の「テク」、新たな仲間として加わった元レック(標準的なクローン・トルーパー)の「エコー」、“純粋なクローン”であることから帝国軍に狙われる少女「オメガ」、そして帝国軍に忠誠を誓い、ハンターらとは袂を分かつこととなった「クロスヘアー」と、彼らはクローンでありながらそれぞれユニークな特性をもっている事がわかる。

これまでのシリーズでは、見た目は子どもであるオメガが実はハンターたちよりも先に生まれたクローンであることや、オメガも知らなかった自身の“姉”の存在など、オメガの出生の秘密が明かされる一方、エコーが自らの使命を見つけそれを果たすためにチームを離れることを決意する場面、テクが自らを犠牲に仲間を助けるシーンなど、衝撃の展開が続いた。

シーズン2のラストでは、ついに帝国軍によってオメガは囚われてしまい、ハンターらとオメガは離れ離れに。バッド・バッチは無事にオメガと再会できるのか、本作の結末に注目が集まっている。

■“まるで親子のよう…”一人の人間としてオメガを教え育てるハンターたち

本作では、「スター・ウォーズ」らしいアクションだけでなく、ハンターらとオメガが親子のようにお互いを思いあう絆の物語も描かれる。彼らはまだ子供のようなオメガに対し、傭兵として武器の扱い方だけでなく、一人の人間として生き抜くための考え方や価値観も教え育てていく。

オメガのために船内に部屋を作ったレッカー、勉強を嫌がるオメガをたしなめるテク、オメガを守り抜くことを約束するハンターの姿など、オメガがチームの一員として成長していく様子をやさしく見守るハンターたちの表情は、愛する我が子を思う親のようだ。

これまでも、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」に登場したマンダロリアンとグローグーなど「スター・ウォーズ」は、さまざまな“親子の絆”を描いてきている。

■「スター・ウォーズ」シリーズおなじみのキャラクターが多数登場

本シリーズで描かれるのは、クローン戦争時代の旧友や新たな仲間たちとの出会い、そして新たな敵に立ち向かっていくバッド・バッチの物語。「スター・ウォーズ」の世界をさらに深堀する本シリーズには、おなじみのキャラクターが多数登場している。

「シスの復讐」でアナキン・スカイウォーカーをダークサイドに引きずり込んだ、帝国の最高権力者として恐怖と暴政で銀河を支配するパルパティーン皇帝や、「クローン・ウォーズ」シリーズで人気を博したキャプテン・レックス、「マンダロリアン」で初登場した腕利きの暗殺者フェネック・シャンドや、パルパティーンをはじめとする銀河の権力者たちを顧客に抱える銀河一有能な賞金稼ぎキャド・ベインなどのキャラクターたちが、バッド・バッチの物語を盛り上げる。

ファイナル・シーズンの予告には「クローン・ウォーズ」シリーズに登場したアサージ・ヴェントレスが黄色いライトセーバーを巧みに操るシーンも映し出されており、「スター・ウォーズ」ファンの中で期待が高まっている。




【関連記事】
【動画】“異端な”兵士集団が最後のミッションへ…「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズン本予告編
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」ファイナル・シーズン予告映像が公開“異端”なクローン兵士集団が最後のミッションへ
“映画音楽界の巨匠”ジョン・ウィリアムズが生み出した『スター・ウォーズ』の楽曲、「Main Title」「Cantina Band」などを紹介
「スター・ウォーズ」最新映画が製作開始“マンドー”と“グローグー”の新たな物語が描かれる
レイアの告白にキュン…「スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲」などバレンタインに見たい愛を描いたSW作品を紹介
WEBザテレビジョン

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ