『フレンズ』キャスト共演のウーバーイーツCMが炎上「苦しむ人をジョークにするな」

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『フレンズ』キャスト共演のウーバーイーツCMが炎上「苦しむ人をジョークにするな」

2月14日(水) 19:00

大人気シットコム『フレンズ』でレイチェル役を演じたジェニファー・アニストンとロス役のデヴィッド・シュワイマーが共演したスーパーボウルのCMが炎上し、その一部がカットされたことが明らかとなった。

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ピーナッツアレルギーを冗談のネタに

問題となったのは、NFLの王者決定戦となる第58回スーパーボウルのために制作されたUber Eatsのコマーシャル。CMにはジェニファーとデヴィッドをはじめ、元プロサッカー選手のデヴィッド・ベッカムや、彼の妻で元スパイスガールズのヴィクトリア・ベッカムらが出演している。

このCMは「何か一つを覚えようとしたら、何か一つを忘れる」をテーマに描かれ、あるシーンではピーナッツアレルギーの男性が、ピーナッツバターにピーナッツが入っていることを忘れて食べてしまい、顔中にアレルギー反応が出る展開となる。

当該シーンを削除

2月6日(火)にCMが初公開された際、このシーンが、「命を脅かす可能性のあるピーナッツアレルギーに苦しむ、何百万人もの人々を冗談のネタにしている」として炎上。「食物アレルギーは笑えないし、絶対に忘れるような問題ではない」というコメントや、「アレルギーを冗談にしたら、 アレルギーを深刻に受け止めなくてもよいと大衆に伝えることになり、致命的な結果を招くこともあり得る」といった批判の声が寄せられた。その反発を受け、Uber Eatsはピーナツアレルギーのシーンを削除。2月11日に修正したバージョンをリリースした。

なお、ジェニファー&デヴィッドの共演シーンは、スタジオのロットでジェニファーを見かけたデヴィッドが駆け寄ってハグをしようとするが、すでに何かを覚えようとしてデヴィッドが誰だか忘れてしまったジェニファーが、「前に会いましたっけ?」と冷たい反応。「ヒントを教えてもらえる?」と言われたデヴィッドが、「僕たちは10年間共演したよ」と伝えるが、それでもデヴィッドのことを思い出すことなく歩き去るジェニファー。その後ろ姿を見ながらデヴィッドが、「こんな街、大嫌いだ」と呟いてCMは幕を閉じている。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『フレンズ』© Warner Bros. Entertainment Inc.

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