山本望叶“実々花”「私のメッキ、最強なので」小林亮太“ケイタ”の言葉を胸に、自分らしさを見つける<アイドル失格>

「アイドル失格」第4話より/(C)BS松竹東急/KADOKAWA

山本望叶“実々花”「私のメッキ、最強なので」小林亮太“ケイタ”の言葉を胸に、自分らしさを見つける<アイドル失格>

2月9日(金) 17:00

山本望叶主演のドラマ「アイドル失格」(毎週土曜夜11:00-11:30、BS松竹東急/TVer・DMM TVにて配信)の第4話が2月3日に放送された。第4話では、実々花(山本望叶)がアイドルとしての“自分らしさ”について思い悩む様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
【写真】山本望叶“実々花”に対して「君のアイドルのメッキ完璧だね」と告げる塚本高史“六車”

■「アイドル失格」とは

NMB48・安部若菜によるデビュー小説『アイドル失格』(KADOKAWA)を実写化ドラマ化した本作。“アイドル×オタク”の禁断の恋を描いており、人気アイドルでセンターを務める主人公・小野寺実々花がある出来事をきっかけに、熱心なオタク・吉野ケイタと交流を重ねていく。

本作で実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーには、原作者の安部と同じNMB48のメンバー4人が抜擢。不動のセンター・小野寺実々花役にはNMB48の次世代ビジュアルエースと名高い山本望叶がドラマ初主演を果たす。そして実々花のライバル・一ノ瀬萌役を川上千尋が、ムードメーカーの空野あかり役を上西怜が、リーダーの川嶋サヤ役を泉綾乃がそれぞれ担当。また、実々花に“ガチ恋”するオタク・吉野ケイタ役は、舞台やドラマ、映画など多方面で活躍する俳優・小林亮太が演じる。

その他にも、ケイタの幼馴染・山田咲良役の美山加恋、ケイタのバイト先の店長・笹山健志役の本田博太郎、実々花と共演する人気イケメン俳優・立花廉役の内藤秀一郎に加え、塚本高史、カミヤサキ、池田努、みやなおこ、渋江譲二、青柳尊哉、大津尋葵、宮下修司、菊田万琴、しずる(KAZMA・村上純)、三浦マイルド、石橋遼大(四千頭身)といった豪華な顔ぶれが勢揃い。2023年12月にNMB48を卒業した渋谷凪咲も、ゲストキャストとして出演する。

■作曲家・六車に言われた一言が実々花の心に刺さる

「テトラ」の新曲発売が決定し、作曲を担当する六車(塚本高史)に挨拶することになったメンバーたち。六車は次々とメンバーを褒める中、実々花(山本望叶)に「君のアイドルのメッキ完璧だね」と伝える。“笑顔の中に潜む危うさが刺激的”ということだが、腑に落ちない様子の実々花。

その夜、実々花がケイタ(小林亮太)の働く熱帯魚ショップから届いた図鑑を見ていると、そこには「分からないことはいつでも聞いてください!」というケイタからのメモが挟まっていることに気づく。実々花はそれを嬉しそうに水槽に貼り、しばらく熱帯魚を眺めていた――。

一方、実々花と距離が近くなり浮足立つケイタは、熱帯魚ショップの店長・笹山(本田博太郎)に、“もし実々花が熱帯魚ショップに通うところを見られたらスキャンダルになるかもしれない”と相談する。しかし笹山は、“推しのアイドルがバイト先に来ただけで、なぜただの大学生である自分が特別だと思えるのか?”と疑問を投げかけたうえで、「もっと現実を見つめなさいよ」と諭すのだった。

■メンバーとギクシャク?追いつめられる実々花…

ある日、「テトラ」のマネージャー・井口(宮下修司)は、「六車がどうしても『実々花の踊りがイメージに合わない』ってことで…」と、MVが撮り直しになったことをメンバーたちに伝える。またそれと同時に、実々花が単独でドラマに初出演することも発表された。

メンバーのサヤ(泉綾乃)とあかり(上西怜)が実々花のドラマ出演を祝福する中、萌(川上千尋)は一人浮かない表情に…。その後のダンスレッスンでもミスを連発する実々花に、萌は「足引っ張ってるの分かってるよね?」ときつく当たるのだった。

その後実々花は、六車からの「君のアイドルのメッキ完璧だね」という言葉がどうしても気になり、直接会いに行きその真意を訊ねる。しかし六車は「僕がそれを言うことで、きっと君の持つ魅力が失われると思う。だから言いたくない」と拒否したうえで、「君の一番の武器、もう1度考え直してみたら?」と告げ、去って行った――。

■実々花は“裏アカ”を使ってケイタに助けを求める

一方、ケイタのSNSアカウントに“M”という人物から「ケイタくん、助けて」というメッセージが届く。その送り主が実々花の裏アカウントだと知ったケイタは喜ぶが、「ケイタくんから見て、私の笑顔ってどう?」と聞かれると考え込んでしまう。

そして「実々花の笑顔を見てると死にたくなる」と話したうえで、生き辛さを抱えていることや、実々花自身もそう思っているんじゃないかということを告白するケイタ。そして「この子(実々花)もきっと死にたいんだろうなと思って嬉しくなる。一人じゃないのかなって思えるから」と明かし、最後に「だから実々花の笑顔は最強」と伝える。そのメッセージを見た実々花は、どこかスッキリとした表情を浮かべるのだった。

その後迎えたMV再撮影の日。始まる直前、実々花はメンバーに“4人のテトラが好き”と伝え、気合を入れ撮影に挑む。撮影を終えた実々花に、六車が「最高だったよ」と伝えると、実々花は「いつも通りやりました」「私のメッキ、最強なので」と笑顔で答えた。

その夜、実々花がいつものように熱帯魚を眺めていると、あかりから「サヤの裏垢、見つけちゃったかも」という1通のメッセージが届くのだった――。

次話では、リーダーのサヤの裏アカウントから彼氏持ち疑惑が浮上。また予告映像では、実々花が学校で留年の危機を告げられてしまうシーンも描かれていた。第5話は2月10日(土)の夜11時から放送予定となっている。

■これまでのあらすじ

アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年生の実々花は、アイドルとしての毎日に漠然とした違和感と不安を抱えていた。一方、夢や目標もなくいつも周りに合わせて生きている冴えない大学生・ケイタは、ある日知人に誘われたアイドルのライブで「テトラ」と出会い、実々花にガチ恋してしまう。

その後「テトラ」のチェキ会に参加したケイタは、実々花に対して「死なないでね」と意味深な発言をする。その言葉がきっかけでケイタの存在が気になり出した実々花は、ケイタのバイト先である熱帯魚ショップにお忍びで通うように。そして“ゴールデンテトラ”という品種の熱帯魚を飼育し始め、ケイタとも徐々に距離を縮めていくのだった――。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※しずる・KAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記



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