大御所先輩芸人松本人志報道巡る“吉本への批判“に「めちゃくちゃ同意」と広がる賛同

(写真:時事通信)

大御所先輩芸人松本人志報道巡る“吉本への批判“に「めちゃくちゃ同意」と広がる賛同

1月30日(火) 15:05

1月30日放送の『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』(TBSラジオ)に、電話でゲスト出演した漫才師・西川 のりお(72)。「週刊文春」が報じたダウンタウン・松本人志(60)の“性加害疑惑”報道について私見を述べ、注目を集めている。

吉本興業は1月22日、松本が「週刊文春」を発行する文藝春秋とほか1名に対して名誉回復を求める訴訟を提起したと発表。いっぽう24日には、報道について《真摯に対応すべき問題であると認識しております》と表明。社外有識者を交えたガバナンス委員会から、《何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある》《当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いたように思う》など厳しい指摘を受けたと明かした。

報道を真っ向から否定していたこれまでの姿勢からトーンダウンした形となり、所属事務所の対応にも関心が高まっている。そんななか、西川は自らが所属する吉本興業の体制をバッサリ切ったのだった。

パーソナリティの生島ヒロシ(73)に「今回の一連の動きをどのように見ていますか?」と問われると、「僕はあくまでも第三者」とコメント。松本とは全く付き合いがないとし、一般人と同じような感覚で騒動を見ているという。

次に生島が「松本さんが休業に入った判断は、先輩ののりおさんから見てどう思いますか?」と聞くと、西川は「僕は違うと思いますね」と述べこう続けた。

「僕はちょっと前の発言で『初動ミス』って言いましたよね。会社が事情聴取して発表するという手順を間違えました。裁判についてテレビやラジオでもしょっちゅう言われてますよね。これは当然なんですけど、大衆芸能はお客さまに見てもらうことなんで。この疑惑がずっと何年間にわたって、一般の方に『こんなことあったんだ』『いや、なかったんだ』って(囁かれ続ける)。お笑いにとって、非常にプラスにならないと思うんですよ」

その後も西川の持論は止まらない。

松本を“擁護”する芸人たちについても、「内側からの“寄りのコメント”は止めたほうがいい」と指摘。芸人たちが「昔お世話になった」「尊敬して芸人になった」「憧れていて」などと、“身内感”を出していることを問題視。その上で、「そんなコメントだったら正直入れない方がいいです。(中略)一般大衆には関係のないことですからね。論点が間違っているんですよね」と熱弁した。

また生島から「吉本側の対応に関してはどのように思いますか?」と質問されると、西川は開口一番に「やっぱガバナンスが足りてないですね」とコメント。「コンプライアンスって、もっと会社のなかで調査しないといけないものなんですよ。例えば『この芸人はこういう動きをしている』とかね」と、吉本興業の監督不足を指摘した。

続けて「本当に会社がタレントや芸人のことを思うんだったら、『行動がおかしい』って察しがつくはずなんですよ。マネジャーも報告を上げていると思うんですよ。でもそこは、なぜできなかったかっていうのは不思議ですね」と、率直な意見を述べていた。

生島が「例えば超人気者のタレントに対して会社側も厳しくものを言えない風土ができているんですかね?」と投げかけると、西川は「それって考えたら大間違いでね。会社は儲けさせてもらってますよね。その芸人、タレントが可愛いですよね。可愛かったら余計に、言いにくいかもしれないけど、言うべきじゃないですかね」とコメント。

また松本の騒動がお笑いの世界に及ぼす影響についても、西川は「ゼロとは言いませんが、必ず新しい人が出てきますから」「人間っておかしなもので、過ぎ去った物を美化するんですよ」と断言。

そして「元々、松本君も最初は新人ですからね。そのうち才能が開花して、そうなって(人気者になって)いったと思うんですよ」と続け、「2度と(松本のような芸人が)出てこないことはないと思うんですよ。横山やすし師匠の後もうちの会社は沢山の漫才師が出てきました。紳助君の後も立派な司会者とか、色んなタレントが出てきました。だから、新芽も吹いてくるんじゃないですかね」と推察したのだった。

松本と同じ事務所に所属する大御所芸人の忖度のない見解に、ニュースサイトのコメント欄やSNSでは賛同の声が相次いでいる。

《めちゃくちゃ同意》
《全く持ってその通りですね。今TVに出てる後輩芸人達、この言葉をよく聞いて欲しいです。「お世話になった」は、論点が違う》
《西川のりおさん、最高のコメントです。一番正しい視点からものを言っておられる、吉本興業にもまともな方がおられるので、少し安心しました。》
《結構まともなことを言ってて驚いた。いや、まともなことというより、ちゃんとした内容の話で、同じ会社とか、お世話になったとかで、変に擁護する意見を、真っ二つに切り裂いていて、スカッとした》

web女性自身

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