ミュージシャンの性加害を告発した元女優が相次ぐ心無い声に苦言「被害届を出せばいいのにとか言ってますが」

若林志穂さんのXアカウントより

ミュージシャンの性加害を告発した元女優が相次ぐ心無い声に苦言「被害届を出せばいいのにとか言ってますが」

1月26日(金) 6:00

あるミュージシャンから性加害を受けたことを告発した元女優の若林志穂さん(52)が1月25日、自身の元に寄せられた批判に対してXで苦言を呈した。

’84年に中学1年生で芸能界デビューを果たした若林さん。’85年にアイドル歌手としての活動もスタートし、’91年からは大家族ドラマ『天までとどけ』シリーズ(TBS系)で岡江久美子さん(享年63)演じる母親・定子の長女である待子を演じて人気を博した。しかし、’09年に芸能界を引退し、昨年9月にXアカウントを開設した。

同年11月、若林さんはXで動画配信を行い、ミュージシャンのNから性加害を受けたことを告白した。とある映画でNからオファーを受け共演した際、セリフ合わせに誘われることに。業界内でNが暴力をふるうと有名だったため、断ったら「ボコボコ」にされるのではないかと思い、しぶしぶ部屋に呼んだという。

するとNが違法薬物と思しきものを使用する姿を目撃した上に、その後Nに監禁され、性的暴行も受け、「お前なんか芸能界にいられないようにボコボコにして海に沈めてやる。俺の周りにはそういうことができるやつがいるんだ」と脅迫を受けたことを告発した。

「それで(複雑性)PTSDになっちゃったんですよ」と語った若林さんは、性的に暴行された身体を証拠として残すためにヘアヌード写真集『S』を出版したと告白。さらに家の近所で発生した殺人事件に巻き込まれたため、「PTSDだから一致しちゃったんです。Nさんが『俺の周りにはそういうことができるやつがいる』と言って、(殺人事件の犯人も)覚せい剤をやっていたから、『私もしかして殺されるんじゃないか』と思って」と言い、そうして引退を決意したと明かした。

LIVE配信では47分にわたって自身の苦しい経験を語り、Nに対して「『あの時は申し訳なかった』と謝罪してくれれば、私はそれでいいので」と涙をこらえながら話すシーンもあった若林さん。しかし動画内で時折、笑顔を見せていたことを批判する声もあったようだ。25日にXでこう綴った。

《LIVE配信を観た方で、私がカメラ目線で髪の毛を意識しながら話しておかしいとか、笑いながら話してるのがおかしいと言ってますがもっと想像力を働かせて動画を見ろ!って言いたいです。ハンカチで涙を拭いながら今でも死ぬほど辛いんですって姿を見せた方が良かったんですか?》

さらに若林さんは《警察に被害届を出せばいいのにとか言ってますが、私がどんな行動をしたかここでお話しをしてしまったら、加害者に手の内見せてるのと同じじゃないですかwww もっと頭と心をフル回転して想像力を働かせて下さいね!》と呼びかけた。

また《今もDMが来ましたが、表で言えないからDMで言ってくるのは弱虫》《数年前にN氏のファンの女性から『N氏と○ック○が出来たなんてN氏ファンとしては羨ましい』って言われました はいはいって感じ》と明かしたいっぽうで、《すいません。パワー全開になってました。皆様に、嫌な思いをさせてしまってごめんなさい》とコメント。そして、《譲れる事と譲れない事がありますからね》と述べた。

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