永瀬廉(King & Prince)が主演、ヒロインを出口夏希が務めるNetflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」が2024年に配信されることが決定。永瀬と出口よりコメントが到着した。
【写真】ケーキに顔を近づけ、ろうそくの火を吹き消そうとする永瀬廉■シリーズ累計35万部の小説を三木孝浩監督が映像化
原作は、森田碧によるベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社刊)。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり、“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化され、「よめぼく」としてSNSを中心に口コミに火が付き、シリーズ累計35万部を突破した。
監督を務めるのは、映画「ホットロード」(2014年)、映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(2022年)などを手掛けた三木孝浩監督。また、脚本は映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年)で三木監督とタッグを組み、映画「君の膵臓をたべたい」(2017年)などを手掛けた吉田智子氏が担当。そして、音楽は「今夜、世界からこの恋が消えても」で三木監督とタッグを組んだ亀田誠治が担当する。
■映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」ストーリー
美術の才能に溢れ、二科展の入選を目指していた早坂秋人(永瀬)は、心臓に腫瘍がみつかり余命1年を宣告される。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く桜井春奈(出口)と出会う。
自分が描いた美しい絵を、「天国。もうすぐ私が行くところ」とつぶやき、初対面の人間に「あと半年の命」とさらりと言う春奈に、秋人は次第に心引かれていく。春奈には自分の病を隠し続け、大切な人のために必死になることで、秋人の残された無機質な時間に彩りが生まれていく。
■永瀬廉コメント「純真なラブストーリーを早く世界の皆さんに届けたい」
限られた時間のなかでいちずに想い合う秋人と春奈がまぶしく、そのはかなさに引き込まれました。期限付きの恋だからこそ、自分の余命を隠して春奈のためだけに献身を貫く日々は何よりも尊い時間で、そんな秋人の持つやさしさや強さを精いっぱい演じさせて頂きました。
Netflixのグローバルな舞台に初参加で初主演というプレッシャーもありますが、人を愛する物語は国を問わず誰しもがきっと共感してもらえるものだと思います。互いに余命があるこの純真なラブストーリーを早く世界の皆さんに届けたいです。
■出口夏希コメント「必死に生きていく姿を見守って」
原作を読ませていただいて、涙がとまりませんでした。 でも、春奈としての最後の人生はとても輝いていて、悲しいというより、幸せだったんだな、という印象でした。 そこをどう表現したらいいのか、とてもとても考えました。 余命宣告されたふたりが残された時間を必死に生きていく姿を見守ってください。
■三木孝浩監督コメント「胸を焦がしていただけたらうれしい」
この作品は命の短さ、はかなさを悲しむのではなく、たとえ一瞬でも誰かを心から思えたことそのものが愛おしく、恋の痛み苦しみさえも生きた証として人生の輝きになることを感じられるような物語として描きました。
すてきなキャストの皆さんが全身全霊で思いを注いだこの作品を観て、少しでも多くの方が胸を焦がしていただけたらうれしいです。
■秋田周平(エグゼクティブ・プロデューサー)コメント
森田碧さんの感動的な小説を、三木孝浩監督、脚本に吉田智子さん、音楽に亀田誠治さん、キャストに永瀬廉さん、出口夏希さんを迎えて映画化できることを大変うれしく思います。限られた時間を懸命に生きた2人の“期限付きの恋”をぜひ多くの方にご覧いただききたいです。
■春名慶(プロデュース)コメント
ふたつの命が失われる物語ですが、悲しい結末は用意していません。残された時間を惜しげもなく、相手のために費やす秋人と春奈。最後の命を燃やし、溶け合っていく姿は誰よりも輝いています。この映画を通じて、当たり前だけどかけがえのない日常の尊さがどうか世界に伝わりますように。
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