伊藤淳史、篠田麻里子について「体当たりで演じている」鈴木おさむも「女優としてブレイクしてほしい」と期待<離婚しない男>

「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」のスペシャル対談に伊藤淳史、小池徹平、鈴木おさむが出席/※ザテレビジョン撮影

伊藤淳史、篠田麻里子について「体当たりで演じている」鈴木おさむも「女優としてブレイクしてほしい」と期待<離婚しない男>

1月21日(日) 0:40

伊藤淳史主演のドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)が1月20日よりスタート。同作のスペシャル対談が1月15日に都内にて行われ、伊藤、小池徹平、鈴木おさむが出席した。
【写真】“サレ夫”を演じる伊藤淳史

■親権獲得を目指す父親が主役のリコン・ブラックコメディー

同作は、大竹玲二による漫画「離婚しない男」(講談社ヤングマガジンKC)を原作に、3月31日(日)をもって放送作家業・脚本業からの引退を発表している鈴木が脚本を担当しドラマ化。妻の不倫に気付かぬ振りをしながら不倫の証拠を日々収集し、父親が親権を獲得するという困難な壁に立ち向かう男の姿を描くリコン・ブラックコメディーとなっている。

主演の伊藤が、妻の不倫を目撃し離婚を決意する大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉を、小池が渉の妻・綾香と不倫を繰り返す芸能事務所のチーフマネジャー・司馬マサトを演じている。

■「『どうせ辞めるんだったら、バズるドラマを1本作って辞めてくれ』と言われて」

登場した伊藤は「すごく面白いものになっていると思います。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします」とあいさつ。小池も「最低なクズを演じさせていただいております(笑)」と役どころを紹介しつつ「今後いろんな展開があってどうなっていくのかが非常に見どころかなという役ではありますので、長い目で見ていただけると、楽しんでもらえるのではないかと思います」と伝えた。

脚本を担当する鈴木は「3月31日で32年続けてきた放送作家、脚本業を辞めさせていただくんですけども、長年ずっと仕事をしてきたテレ朝の方から『どうせ辞めるんだったら、バズるドラマを1本作って辞めてくれ』と言われたんですよ。なので、バズるということを目標にして結構すごいドラマを作りました」と制作の経緯を明かした。

さらに、鈴木は「絶対にトレンド1位取ってます」と自信たっぷり。伊藤も「1位になれる要素がいっぱいですもんね」と同意していた。

■“ここがやばい 離婚しない男ベスト5”を発表

また、続く対談では「ここがやばい 離婚しない男ベスト5」と題し、ランキング形式で魅力を発表。それぞれについてを3人が深掘りしていく形でトークが進められていった。

第5位は「あんなせりふどこで思いつくのか」。これには伊藤も「かなりインパクトのあるせりふの数々」と納得。シチュエーション的に小池が“あんなせりふ”を発していることが多いとのことで、小池本人は「やりすぎて、もう分かんなくなっちゃった」と苦笑い。

鈴木は「多分、人生で言ったことないことを言わせてあげたいというふうに思っているんです」と明かし、「小池くんが言っているということを想像してとか…。だから結構当て書きが大事」と話し、せりふが作られた裏側を語った。

■「“最後の雨”待ちになります」とニヤリ

第4位は「突然流れる『最後の雨』」。発表されると、すぐさま小池が「これ気になっていました!」と反応。

鈴木は、「このお仕事をいただいて書くとなった時に、たまたま音楽番組を見ていたら、中西保志さんが熱唱していて、すごい画力だったんですよ。『最後の雨』ってすごいんですよ。テレビで放送されると視聴率が上がったり、サブスクが上がったりするんです。それですぐにプロデューサーに『ドラマで最後の雨を使いたい』と言ったら『分かりました』と来て」と、たまたま見かけたことがきっかけだったと告白。

「シャワーとか涙とか水に関わるシーンに必ず『最後の雨』が流れるんですけど、見ている人は思うと思います、『なんで?』って(笑)」と解説し、伊藤も「完パケを見て、全部知っているのに『なんで?』ってなりました。最高でしたよ」と同意する。

鈴木は「2話、3話と『最後の雨』待ちになります、絶対に。きっと今ごろトレンドの一個に『#最後の雨』が入ってます」とニヤリ。

小池も「絶対聞いちゃうもん。車とかで絶対聞いちゃうんです。うちの息子も『流して』って言う」と家族でハマっている様子。今回は、GENERATIONSの数原龍友がカバーしたバージョンが劇中で使われており、鈴木も「また数原バージョンが相当いいんよね」と満足げな様子を見せていた。

■水野美紀演じる強烈なキャラクターに伊藤「全部持っていきますね」

第3位は「おさむ作品に欠かせない!ここがすごいぞ水野美紀」。今作で親権事案において日本有数の解決実績を誇る敏腕弁護士・財田トキ子役を務める水野だが、これまでも鈴木が作るドラマへの出演経験が多く、数々の作品で印象に残る役どころを演じている。

そんな水野の強烈なキャラクターには、「全部持っていきますね。参りましたって感じ」(伊藤)、「パンチが強い」(小池)とコメント。特に伊藤は同じシーンが多いとのことで「笑いを堪えるのに必死で」とこぼしつつ、「おさむさんと美紀さんの今までの積み重ねてきた関係性とか信頼感とか、出来上がってるからこそのあのぶっ飛んだ財田だったんだなっていう気がしました」と話した。

一方の鈴木は、「台本ができる前にプロデューサーが水野さんにオファーして。二つ返事で引き受けていただいて」とキャスティング秘話を明かしながら「ただ、伝言があります。『おさむさんだから、脚本、面白いんでしょうね』」と、水野からのプレッシャーがあったことを明かしていた。

■「これぞ熱演!篠田麻里子を見てくれ」

続く2位は「ソファの下で半日動けず」。妻・綾香とマサトの不倫の証拠を取ろうと渉がソファの下に潜り込むシーンがランクイン。これには伊藤も「厳密に言うと1日だね…」と過酷な撮影裏を話した。

そんな渉の妻である“悪嫁”綾香を篠田麻里子が演じることが第1話のオンエアで解禁され、「これぞ熱演!篠田麻里子を見てくれ」が堂々の1位に。

伊藤から「キャスティングはおさむさんのアイデアって聞いたんですけど」と振られると、鈴木は「そうです」と肯定し「作る時に結構濡れ場が多いと聞いていて。あえて女優さんではない人に頼むのもいいんじゃないかとかいろいろな案があったのですが、篠田さんがやってたら面白いなと、パンっと降りてきたんです。やってくれないかと思ったんですけど…」と裏側をコメント。

伊藤も「徹平くんも本当にすごいなと思って見ていたけど、麻里子ちゃんの体を張った…。体当たりで演じているって感じだった」と感想を明かしていた。

対談では、篠田から鈴木への手紙がサプライズで届き、伊藤が代読することに。「オファーをいただいた際に、私の名前を挙げていただいたと聞き、すごくうれしかったのを昨日のように覚えています。同時にいろいろな不安や葛藤もありましたが、本を読ませていただいて、原作があることもさることながら、おさむさんワールド全開でとても面白く世界観に引き込まれ、ぜひチャレンジしたいと思いました」とオファーを受けた時の気持ちを告白。

さらに「綾香の悪い部分や綾香なりの正義などを自分なりに解釈しながら、とことん振り切ることを意識して演じさせていただきました。私自身、役者としてすごく成長できた作品だと感じています。思いっきりできた作品、やり切ったなという作品に出会わせていただき、改めて本当にありがとうございました」と感謝を伝えた篠田。

対する鈴木も、「『奪い愛、冬』で水野さんが怪演女優としての印象が強くなり、『M』で田中みな実さんが女優としてブレイクされて。なので、こんなこと言ったらあれですが、篠田さんがこれをきっかけに女優さんとしてブレイクしてほしいと思っていて。それが目的です」と篠田への思いを明かしていた。


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