イ・ドンウク、世界で注目浴びる現在も「満足できるものを作る」一心で演技 最新作ではキム・へジュンとのケミに自信<殺し屋たちの店>

韓国ドラマ「殺し屋たちの店」会見より/(C) 2024 Disney and its related entities

イ・ドンウク、世界で注目浴びる現在も「満足できるものを作る」一心で演技 最新作ではキム・へジュンとのケミに自信<殺し屋たちの店>

1月20日(土) 11:10

“殺し屋集団”から突然命を狙われる状況に陥った女子大生チョン・ジアンのサバイバルを描く「殺し屋たちの店」の配信が17日よりスタート。本格的なアクションと並ぶ本作の見どころの一つが、ジアン役の実力派若手キム・へジュンとその叔父チョン・ジンマン役のイ・ドンウクが作り出す“ケミストリー”。気になるアクションの裏側は?2人が演じる“普通ではない”叔父と姪の関係とは?そして、韓国作品が世界で注目されることに関する思いとは?WEBザテレビジョンではこのほど、メインキャラクターを演じる2人にインタビューを実施。配信開始に先立って行われた会見でのコメントも交え、2人の言葉から作品の魅力に迫る。(以下、一部ネタバレを含みます)
【写真】40代の大人の色気爆発!首筋のラインが美しいイ・ドンウク

■突然知らされた叔父ジンマンの死…ジアンのサバイバルが始まる!

「殺し屋たちの店」は、叔父ジンマンから遺産として“殺し屋御用達のオンライン兵器販売サイト”を譲り受けた姪ジアンが生き残りを懸けて戦うディズニープラスオリジナルのクライムスリラー。三池崇史監督が手掛けた日韓合作ドラマ「コネクト」(2022年)でも強い印象を残した若手実力派のへジュンがジアンを、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016年)の死神役で日本でも絶大な人気を誇るドンウクがジンマンを演じる。

大学に入学したばかりのジアンは、警察から叔父ジンマンが自殺したという知らせを受ける。10年前に両親が亡くなってから、ジアンにとって親のような存在だったジンマン。だが、その死を悲しむ暇もなくジアンは突然、何者かの狙撃と殺人ドローンの襲来を受ける。ジアンは、幼少期にジンマンから受けていた訓練を思い出し、生き残るため立ち向かう決心をする――というストーリー。ディズニープラス「スター」で独占配信中だ。

■ジンマンとジアンは“愛情と憎しみが入り混じった関係”

――最初に脚本を読んだ時の感想は?この作品のどの部分に一番魅力を感じましたか?

イ・ドンウク(以下、ドンウク):とにかく面白い、というのが最初の感想でした。ジンマンはこれまで経験したことのないキャラクターでしたし、2話まで脚本を読んでもその先が見えないというか、謎が多いところに惹かれました。あとは、時間の流れが一定ではなく行ったり来たりする部分もこの脚本の興味を誘発する要素なんじゃないかなと思いました。

キム・へジュン(以下、へジュン):私は物語の展開のユニークさに魅力を感じました。あとはジアンの成長、そしてその中でジアンとジンマンの関係にも面白みを感じましたね。愛情と憎しみが入り混じった関係というか…。

ドンウク:(ジアンの言葉を引き継いで)2人の関係は、“普通の”叔父と姪の関係ではまったくないんです。ジンマンは、殺し屋たち御用達の“店”を経営している社長で、ジアンが独り立ちして人生を歩いていけるように彼女に厳しく接しているんです。ジアンを強く育てようとして、彼女に対してあまり構わないというか、自分でちゃんとやりなさいっていう感じなんですけども、それは我々が普通見る叔父と姪の関係ではないので、そこに面白みを感じました。

へジュン:私も同感です!私の言いたいことをドンウクさんが代わりに言ってくださいました(笑)。

■「腹をくくって…」キム・へジュンが“覚悟を決めた”瞬間

――今回ドンウクさんはミリタリーアクション、へジュンさんはムエタイを取り入れたアクションを得意技とするキャラクターということですが、準備はどのようにされたんですか?

ドンウク:今回は、今まで演じたことのあるアクションよりもっと実践的なアクションだったので新鮮でした。ジンマンは元傭兵ですし、アクション監督と議論しながら特殊部隊で使うようなテクニックを使おうということになりました。これまでの役ではワイヤーを使ったアクションや、長い剣を使ったファンタジックなアクションが多かったんですけど、今回は銃も使いますし、接近戦が多かったんですね。ショートナイフを使っていたのでかなりリアルだと思いますし、トレーニングもちょっと大変でした。

へジュン:私は今回ムエタイを学んだんですが、初日にアクションスクールに行って体力づくりからやりました。ちょっと…その日のうちにやめようかなと思うほど大変でした(笑)。でも、アクション監督に“腹をくくって作品に打ち込みなさい”と言われて覚悟を決めました。アクションスクールでの練習が大変だという話をしたら、ドンウクさんは“ケガに気をつけて。自分ができる範囲のことをすればいい”と話してくださいました。

――共演者やご自身のアクションシーンで印象に残っている場面やお気に入り場面を教えてください。

ドンウク:印象深かったのはクム・ヘナさんがさかさまになって回転しながら銃を撃つシーン…惚れましたね。ジンマンのアクションだと、(韓国版の)予告映像にもチラッと写ってるんですけど、ジアンを助けるために遺体安置室でアクションを披露するシーンがあるんですね。そこを楽しみにしていただければと思います。個人的には(ソ・ヒョヌ演じる)スナイパー役がかっこよくて、やってみたいと思いました。

ヘジュン:私はドンウクさんとチョ・ハンソンさんがショートナイフで戦うシーンをそばで見ていて、本当に凄くて驚きました。それに対してジアンは波乱万丈な過去を持ってはいるんですけれど、それ以降は平凡に育った女の子なので、アクションに関してプロの殺し屋にはかなわないだろうと思うんですね。なので、突然起こった状況に対して普通の人だったらどういうリアクションをするか、その中でジアンの“芯の強さ”をどう表現するか、その工夫をいろいろとしました。そんなジアンがすごく体格のいい傭兵と戦うシーンがあるんですが、これは本当に死に物狂いで頑張ったシーンなので、ぜひ期待していただければと思います。

ドンウク:これはぜひ補足したいんですが、この作品ではジアンのアクションのテクニックというよりも、キム・へジュンという俳優、ジアンというキャラクターがドラマ全体をどう引っ張っていくのか、という部分にぜひ注目していただきたいですね。彼女は現場の雰囲気も盛り上げてくれたので、その点でもすごく助かりましたね。

■「自分たちが満足できるものを作る」その一心で

――韓国ドラマは昨今、世界から大きな注目を浴びています。今作は特に、独特な叔父と姪の家族関係や先の見えないストーリーなど今までにない要素がたくさん詰まっていて日本を含めた海外からの注目も特に高いと思います。作品を作る中で、海外の視聴者を意識することはありましたか?

ドンウク:正直、演じる上では特に意識していないですね。この作品は、舞台になる場所もバックグラウンドの物語も非常に完ぺきな色合いが濃いので、我々も自分たちが満足できるクオリティのものが作れれば、海外の皆様にもご満足いただけるんじゃないかなと思っています。

へジュン:今ドンウクさんがお話になったように、私も海外の方からも見ていただけるのは本当に素晴らしいことだと思うんですが、演じ方は変わらないんじゃないかなと思います。私たちが今までやってきた通りきちんと演じて、いい作品を作ることができればいろんな国の方々に楽しんでいただけるんじゃないかなと思いながらやりました。不安もありますが、自信のある作品なので皆さんに見ていただけることにワクワクしています。ぜひお楽しみください!

■ドンウク&ヘジュンの信頼関係が見えたインタビュー

会見では2人で“腕ハート”を披露したり、インタビュー中も笑顔で顔を見合わせながら話す姿が印象的だった2人。後輩のへジュンの言葉を引き継いで補足したり、気遣ってフォローするドンウクの姿は“優しいお兄さん”そのもの。信頼感で結ばれた2人の“ケミ”が作り出す“普通じゃない”叔父と姪のストーリーはこれから、どんな展開を見せるのか――。「殺し屋たちの店」第3、4話は1月24日(水)にディズニープラスのスターで独占配信される(全8話/毎週水曜2話ずつ配信)。

◆文=ザテレビジョンドラマ部




【関連記事】
【写真】ワイシャツ&ネクタイ姿がセクシーなイ・ドンウク
【写真】Y字パチンコで応戦するジアン(キム・へジュン)!
【動画】緊迫感が漂う…「殺し屋たちの店」予告編
【動画】日本版とは異なるシーン多数の韓国版予告映像
イ・ドンウク、“銀髪”イメチェンは「ファンのため」
WEBザテレビジョン

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ