三吉彩花、「オフの自分を出してもいいかも」と初めて思えるきっかけに<地球の歩き方>

ドラマ「地球の歩き方」で主演を務める三吉彩花にインタビュー/(C)ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

三吉彩花、「オフの自分を出してもいいかも」と初めて思えるきっかけに<地球の歩き方>

1月20日(土) 7:00

三吉彩花、森山未來、松本まりか、森山直太朗が主演を務める「ドラマ 地球の歩き方」(毎週土曜夜0:00-0:30ほか、BSテレ東、テレビ大阪は同日夜0:55-1:25)。
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同作は、「海外旅行のバイブル」的な存在として長年愛されてきたシリーズ「地球の歩き方」とコラボレーションしたオリジナルドラマで、4人の旅好き芸能人が「地球の歩き方」編集部から特集を組んでほしいと依頼を受け、それぞれ韓国、タイ、サイパン、ニュージーランドへ旅立つ。彼らは実在の人物に話を聞いたり、実在の場所を訪れたりしながら、特集ページを完成させていく。

WEBザテレビジョンでは、「地球の歩き方 in 韓国『名物オモニ特集 ソウル~チェジュ島』編」に出演する三吉にインタビューを実施。作品の魅力や旅行の思い出などを語ってもらった。

■「肌で感じることでどのように変わっていくか見たいという気持ちがあった」

――まずは、今回の作品へのオファーが来た時の気持ちを教えてください。

最初は『地球の歩き方』という本自体も存じ上げていなかったですし「どうしよう」というところから始まったのですが、コロナ禍でストップしていた海外での仕事が再開しつつある今、自分の中でアジアに向けて発信していきたいことや表現していきたいことが明確にあるので、きっかけが新しくていいなと感じました。

――旅好き芸能人が記者となって旅をしていきますが、作品自体への印象はいかがでしたか?

“三吉彩花”ってきっとモデルの印象が強いと思いますし、韓国好きということもあり、すごくトレンディな感じに捉えられているんだろうなと思っていました。

そんな私が、韓国に行っていろいろなことを肌で感じることでどのように変わっていくかを見たいと自分自身も考えていましたし、スタッフさんと打ち合わせをする段階で、今回ご一緒した皆さんも「それをすごく楽しみにしている」とおっしゃってくださっていたので、「この方たちだったら、きっと失敗しても大丈夫だし、上手くいったらそれをすごく良く切り取ってくれるだろうな」と、最初からチームや作品への信頼がありました。昔から一緒に仕事をしているような空気感を作ってくださったので、とてもありがたかったです。

■本人役は“今までで一番楽”「かなり素の自分自身で撮影できた」

――50回以上韓国に行かれていると聞きました。ただ『地球の歩き方』は知らなかったということで、どういうツールで旅行先の情報を入手されていたのでしょうか?

本当にSNS世代だなと自分でも思いますが、旅行に行く時は、Instagramなど携帯で調べられるもので調べてから向かうことが多いです。

――現地にご友人もいるということですが、どのようにお知り合いになったんですか?

お仕事でご一緒してそこからご縁が繋がったこともありますし、たまたま訪れた店で目の前に見たことあるインスタグラマーの子がいて「今目の前で見かけたんですけど…」とDMをして、そこから友だちになったケースもあります。

――今回は作中に三吉さんの行きつけやご友人が登場していますが、ドラマで共演できることについてはいかがでしたか?

うれしかったです。友人も韓国で女優の仕事もやっているのですが、出演の話をしたら「私でいいの?」と。普段話している感じで撮ったので、終始不思議だねと笑いながら撮影していました。

そして、一人で取材しに行く時よりも、友だちと一緒にいる時の方が素の自分が出ていたとスタッフさんに言われたので、あまり見たことがない部分が出ているのではないかなと思います。

――本人役ということですが、難しさや違いは感じられましたか?

今までで一番楽でした!

私は、自分のパーソナリティをあまり見せたくないタイプなので、仕事の時は仕事をしている自分を皆さんに見ていただけたらと思っていましたし、プライベートの部分は「ここは出したいけどここは出したくない」というのが自分の中ではっきりしていたので、正直最初は「どういう風にオモニたちに取材していけばいいんだろう」と思っていました。

ですが、スタッフの皆さんが作ってくださる環境やチームワークにすごく安心できたこともあり、話し方やリアクションなど「オフの自分を出してもいいかも」と初めて思えるきっかけになりました。

皆さんにどう捉えていただけるかは分かりませんが、かなり素の自分自身で撮影できたかなと思います。これでファンの方が減ったら悲しいですけど(笑)。

■「ポジティブな裏切り方ができたら…」

――実際に韓国でロケをしてみていかがでしたか?

率直に、すごく良かったです。旅行でも仕事でも、ファンションやビューティ、トレンドなど自分の好きなものにしか前のめりになっていなかったところを、今回のオモニ特集で、お母さんたちの生き様や生きていくことに対してのリアルを実際に聞くことができて、また全然違う角度から韓国を知れたのが大収穫でした。

――撮影の中で印象に残っているシーンはありますか?

私もそうですが、旅行に行った時、その土地の良い部分ばかり見る方がほとんどだと思います。行きたいところしか行かず、会いたい人にしか会わず、少し悪いことが起こっても「旅行だしいいか」と思うと思いますが、今回はオモニたちのリアルな生き様の話を伺ったので、そこが印象的でした。

もちろん良い話も出てきましたが、ほとんどのお母さんが語っていたのが“後悔”。中には、涙しながら自分の話をしてくださった方もいました。衝撃を受けましたが、こういう話を聞ける機会は本当にないので、聞けてよかったなと思います。

自分が次に韓国に行った時、オモニたちと接する感覚もきっと変わるだろうなと思いますし、今回出演してくれたオモニの一人に会いにチェジュ島へ行きたいです。

盛り上がっている韓国とはまた一味違うエピソードを見られると思うので、きっとこのドラマを見てくださる方々も、自分が次に韓国へ行った時の感じ方が変わるのではないかと思います。

私がカメラに切り取られている姿もかなりリアルだと思いますし、ドラマではありますが、ほとんどドキュメンタリーのような作品になっているのではないでしょうか。

――紀行ものの番組とはまた違う魅力が…?

そうですね。他の方々のパートがどうなっているかはまだ分からないですが、私の韓国パートでは、あえて今オモニたちに深く入り込み、人と人との繋がりをさらに深掘りしています。そこは、サッと検索して分かることではなく、携帯の画面上では伝わらないものだと思うので…。

そのリアル感を一緒に体験してもらいたいです。良い意味で、想像している韓国編と違うような切り取り方になっているので、ポジティブな裏切り方ができたらいいなと思います。

■今後行ってみたい国は“スペイン”「合うと思うよと言われて」

――今回、“旅”がテーマの作品ですが、三吉さんはこれまで思い出に残っている旅行はありますか?

コロナ禍より前に、いつもは雑誌の方やブランドの担当者さん、マネジャーなどと一緒にお仕事で行かせてもらうことが多いパリコレに、一人で行ったんです。

衣装も日本でいろいろと借りて、パンパンな荷物で向かうのも楽しいなと思いながら行ったのですが、やっぱりどこか緊張していていたみたいで。スケジュールがゆるっとした日に1杯だけお酒を飲んでホテルに帰ろうと思ったら、お会計の最中に貧血で倒れてしまったんですよね。

ふと目を開けたら「大丈夫か!?」ってよく分からないフランス語たちが降ってきて、救急隊の方が来て、救急車に乗せられて…。自分の状態を正確に伝える自信がなかったので、日本のPRの方に電話をして、一緒に病院へ来てもらってことなきを得ました。あれは忘れられない思い出です。

――とんでもない経験でしたね…。反対に、これから先、行ってみたい旅行先はありますか?

ちょうどその話をこの間しました。今回のディレクターさんに「三吉さん、スペインが合いそう」と言われて、意外と行ったことないなと。旅行が好きな友人にも、食事が美味しいしみんなオープンマインドだから人柄も合うと思うよと言われたので、行ってみたいなと思っています。


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