尾野真千子、伊藤沙莉主演朝ドラ『虎に翼』の語りを担当

連続テレビ小説『虎に翼』の語りを務める尾野真千子

尾野真千子、伊藤沙莉主演朝ドラ『虎に翼』の語りを担当

1月19日(金) 12:10

伊藤沙莉が主演を務め、4月1日より放送される2024年度前期連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか)の語りを、尾野真千子が担当することが決定した。

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本作は、女性で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんを主人公のモデルにした作品。三淵さんの実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえる物語だ。伊藤は主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える学校が誕生。そこへ集ったのは、当時の日本のどこにも収まれない、あふれ出す何かを抱えた女性たちだった。この物語の主人公・猪爪寅子(伊藤)も、そんな収まれない女性。周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいく。

昭和13年(1938)、卒業生から日本初の女性弁護士が誕生する。寅子もその一人として日本中から注目され、憧れの的に。しかし弁護士として意気揚々と世に出た彼女たちを待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく日本だった。法学という社会に羽ばたく翼を得たはずが、それを使える場は急速に消えてしまう。

昭和20年(1945)、焼け野原に立つ寅子は全てを失っていた。明日生きるため頼れるのは、かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを決意し、戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走する。そして、寅子はついに裁判官に。彼女とその仲間たちは、政治でも経済でも解決できない、追いつめられた人々の半径5メートルの世界を見つめ、その苦境から救うため情熱をもって向き合っていく。

今回の決定について、尾野は「ナレーションを務めさせていただく尾野真千子です。仲良しの伊藤沙莉だから、慣れ親しんだ朝ドラだからと舐めておりました。マイクの前に立った瞬間、緊張して文字が歪みました。が、それぞれの事、人に寄り添いながら楽しく声を言葉を伝えて参ります!よろしくお願い申し上げます」とコメント。

主演の伊藤は「大好きな最高の先輩のお名前をお聞きし、極上の喜びはもちろんのこと、なんだかとても感慨深くなりました。この作品の語りは、真千子さんだからこそ最高の贅沢なものになると思います。真千子さんと知ってからは、語りや心の声がより近く心強いものとなり、演じる上でもとても支えとなっています。早く合体したいです!」と、尾野に全幅の信頼を寄せた。

制作統括の尾崎裕和は「『虎に翼』は声のドラマです。法廷に響く荘厳な判決の声、仲間たちのはしゃいだ笑い声、そして弱きものたちの声なき声。数多の声が絡みぶつかり合いそこに物語が生まれます」と作品を説明。そして「そんな声のドラマのど真ん中にいていただく『語り』を尾野真千子さんにやっていただけることになりました。先日の最初の収録、尾野さんの語りの声を聞いて、この作品の成功を確信しました。縦横無尽で唯一無二の『虎に翼』の語りが生まれました!放送を楽しみにお待ちください」と語っている。

連続テレビ小説『虎に翼』は、NHK総合ほかにて4月1日より放送開始。

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