凍えるムロツヨシに永山瑛太が思い切りビンタ、極寒での撮影裏話

映画「身代わり忠臣蔵」完成披露試写会に登壇したムロツヨシ、永山瑛太/撮影:後藤響平

凍えるムロツヨシに永山瑛太が思い切りビンタ、極寒での撮影裏話

1月18日(木) 21:10

映画「身代わり忠臣蔵」(2月9日[金]全国公開)の完成披露試写会が1月18日、都内の映画館にて開催。俳優のムロツヨシ、永山瑛太、川口春奈、林遣都、柄本明、森崎ウィン、星田英利、本多力、野波麻帆、橋本マナミ、河合勇人監督が登壇した。
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■ムロツヨシとの共演に、永山瑛太「照れ臭かったです」

同作は、時代劇「忠臣蔵」をベースに、土橋章宏著の小説「身代わり忠臣蔵」を映画化。主演のムロは、主人公・吉良孝証(きらたかあき)と、その兄・吉良上野介(きらこうずのすけ)を演じる。ムロは数々の時代劇作品に出演しているが、今作では1人2役に初挑戦。また、プライベートでもムロと親交が深く、映画では20年ぶりの共演となる永山が、バディ役・大石内蔵助(おおいしくらのすけ)としてキャストに名を連ねる。

完成した映画を観た感想について、ムロは「『忠臣蔵』がいまの時代にどれだけ知ってもらえるんだろうというなかでのスタートでした。若い世代のみなさんにどうやったら知ってもらえるだろう、というところで分かりやすさと、逆に視点をすこし変えて、上の世代のみなさんからは、“こんな 『忠臣蔵』 ないだろ” 、最後には “いやあってもいいんじゃないか”と思ってもらえるよな物語になっている」とコメントした。

ムロと共演したことについて、桔梗役の川口は「ムロさんとのシーンがほとんどだったんですけど、桔梗と孝証さんのシーンは見ていて心が温まるような笑っちゃうようなシーンが多くて、ムロさんだからこそナチュラルに楽しかったです。伸び伸びと自由に演じました」と振り返った。

20年ぶりに映画でムロと共演した永山は「照れ臭かったですね。ここ数年はあまり会ってなかったんですけど。なんでお芝居って目を合わせなきゃいけないのかな、と思いますね。ムロくんと目を合わせるのが照れ臭いので、ずっとできるだけ横にいましたね」と感想を語り、その永山の発言を受けて、ムロは「20年前に瑛太くんが初主演でぼくが初出演の映画でした」と補足した。

■凍えるムロに瑛太が思い切りビンタ、注目シーンが明かされる

撮影で大変だった点についての話題になると、多くの登壇者から「寒さ」が挙がった。2023年の1月頃に京都で撮影したため、雪が降るなど寒さに耐えた撮影になったとのこと。

河合監督が「川にムロさんが流れる撮影が大変でした」と言うと、ムロは「本当に寒い日でしたからね。4回くらい流されて。流されてるときは体がマヒしていくからまだいいんですけど、陸に上がってスタート地点に戻る間に寒さで命が途絶えそうになりました。かじかんだおじさんがみっともなく歩いてました」と川で流される撮影に言及。

また、河合監督が「その後のムロさんの寒そうなシーンはリアルな寒さです」と伝え、ムロが「その寒そうな後に思い切りビンタしてくる瑛太くんがいます」と、前半にある注目シーンを紹介していた。

◆取材・文=後藤響平



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