剛力彩芽、2年ぶりの連ドラ出演は「意外と体が覚えていた」座長・臼田あさ美の存在が大きな支えに<夫婦の秘密>

BS民放の連続ドラマ初出演となる剛力彩芽にインタビューを実施!/撮影=加藤翔

剛力彩芽、2年ぶりの連ドラ出演は「意外と体が覚えていた」座長・臼田あさ美の存在が大きな支えに<夫婦の秘密>

1月11日(木) 7:00

女優の剛力彩芽が、臼田あさ美主演の木曜ドラマ23「夫婦の秘密」(毎週木曜夜11:00-11:54、BS-TBS/TVer、Netflixにて配信)に出演中。同作で剛力は、カフェ「ルルド」のオーナー兼パティシエで、主人公の穂花(臼田)が何かと頼りにする友人・植村翠を演じている。このたび、WEBザテレビジョンではBS民放の連続ドラマ初出演の剛力にインタビューを実施。ドラマの見どころや共演者とのエピソードを語ってくれた他、2022年1月以来約2年ぶりの連ドラ出演となった剛力に撮影を振り返ってもらった。
【写真】キュートな表情も健在!“レモン”を手にする剛力彩芽

■登場人物全員が裏の顔を持つ”愛憎・闇堕ち“ミステリー

同作は、「サワコ~それは果てなき復讐」(2022年、BS-TBS)を手掛けた武井彩、蓼内健太によるオリジナル脚本。花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女店主、彼らを取り巻く人たちの一見、幸せそうな日常とは裏腹にダークサイドを描く、登場人物全員が裏の顔を持つ欺瞞(ぎまん)に満ちた”愛憎・闇堕ち“ミステリー。

本当の自分を隠して作りあげた偽りの幸せ、1通の手紙をきっかけに裂けていく夫婦、友人の絆。次々と明らかになる秘密と裏の顔を予想のつかない展開で描く。一緒に暮らしている夫や妻が、あなたの知っている人物ではなかったら、周囲にいる友人が、あなたを陥れようとしていたら…疑惑は嫉妬や執着を生み、やがて裏切りや復讐に発展していく。

■翠は「変わらないものがあるからこそ変われない」

――剛力さん演じる植村翠はどのような人物ですか?

翠はお嬢様という設定なので、きっと真面目に育ちながらも、元はすごく明るい子だったんだろうなと思います。ですが、いろんなことを経て、大人になってから現在の性格になったんじゃないかなと。ベースに変わらないものがあるからこそ変われないといいますか、お芝居していて少し子供っぽいなと思う瞬間が多かったです。

どこか大人になりきれていないからか、前半では翠はお姉さんになりたがっている印象があります。“周りの人の世話をしたい!”という思いが強い女の子なのですが、この作品の登場人物の中では一番人間味があるんじゃないかなと思っています。

ちなみに現場の空き時間で「一番サイコパスは誰だ?」という話題になったのですが、最も多かった意見は山下くん演じる真白です(笑)。みんな変わっているんですけどね!


■演じる上で“伏線”は意識するも「全部が本当の顔」

――オファーを受けた際、今作のストーリーについてどんな印象を受けましたか?

シンプルに面白そうだなと思いました。最初に大まかなストーリーを聞いた時は“なるほどな”と思っていたのですが、台本を読んだ方が逆に分からなくなっていくというか(笑)。実際に映像化したらどのようになるのか想像できなくて、面白いなと。

1か月半と短い期間で全10話分撮っているので、話をまたいでの撮影も多く、“ここってどんな感じだったけ?”と思い出しながら演じました。

ですが、いろんな話数を撮影しているからこそ、お芝居の温度感みたいなものを話し合える場面もあって。後半に向けてそれぞれの素顔が見えてくるので“もうちょっとここでは匂わせた方がいいんじゃないか?”みたいなことができたりもしたので、お芝居をしていて楽しかったです。

――やはり序盤のシーンでは後半に向けての“伏線”を意識しながら演じられていたのでしょうか?

もちろんある程度意識してはいるのですが、翠はすごく純粋な子なので、逆に“前半の翠も本当、後半の翠も本当”と思って私は演じていました。

――裏の顔が明らかになるとありますが、自分自身からしてみたら「どの一面も自分」であることは変わりないですもんね。

そうなんです!本当の自分を人前で隠している方もいるかもしれませんが、無意識のうちに顔を分けている方もいると思うので…ある意味、全部が本当の顔でもあるわけで。流れを知っているので“このせりふを言うのは不思議だな”と思うことはたくさんありました。

――ミステリー作品ですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

臼田さんが現場を盛り上げてくださって、空き時間にはみんなでたくさんお話をしました。(臼田は)現場を引っ張るというよりも、みんなを巻き込んで話してくれるというか、優しく包み込んでくれて…臼田さんご自身は「皆さんに甘えてばっかりで」とおっしゃるんですが、もう全然!

甘えやすいですし、“何かあったときには私たちが頑張りますからね”とつい頼ってほしくもなる、そんな方で。本当にすてきな空気の現場でした。

こういう作品はどうしてもシリアスなシーンがあるので、そういう雰囲気に引っ張られがちなのですが、今回の現場では緊張感はありながらも、全くピリピリしていなくて。現場の空気を作るのは間違いなく座長だと思うので、すてきな雰囲気で撮影ができたのは臼田さんのおかげだなと思っています。


■2年ぶりの連ドラ撮影は「懐かしい気持ちにもなりました」

――演じていて共感したシーンはありますか?

登場人物たちは変わった人ばかりなのですが、きっとそれぞれに、そうなるに至ったきっかけがあって…そうじゃない人もいるかもしれないのですが、変わってしまったのには意味があるという点では、共感まではないかなくても、気持ちを汲み取ってあげたいなと思いました。

演じていると、共感できるとまではいけないので…まだ全部を映像で見られているわけではないのですが、完成したものを見たら案外共感できる部分もあるのかもしれません。

――今回約2年ぶりの連ドラ出演となりましたが、改めて撮影はいかがでしたか?

この間にも別の作品に入らせていただいていたのですが、それは1年半くらいかけて撮っているので…やっぱり全10話を1か月半で撮るということで、現場に入る前は“そのスケジュールでできるかな”“その感覚に戻れるのかな”と不安がすごくあって。

この2年は1日に撮影シーンが少なく、時間をかけて撮るということが多かったのですが、20代前半の頃は2か月半で全10話をオンエアに追われながら撮っていたので…当時の感覚に戻れるのか自信がなかったのですが、いざ始まってみると夕方や午前中に撮影が終わることもあり、そしてちゃんとスケジュール通り1か月半で撮り終わったんです。

現場に入ってからはリラックスしながら撮影できましたし、何より意外と体が覚えていたなという印象です(笑)。せりふ覚えもギリギリ派なのですが、現場に入ると翠としてのせりふがすんなり出てきて、“ああ、ドラマってこんな感じだったな”と懐かしい気持ちにもなりました。

――ドラマの見どころと、読者へのメッセージをお願いします。

きっとオンエアを見ていただくと、第1話からみんな怪しいと思います(笑)。序盤ではみんな“表の顔”で和気あいあいと接していると思うのですが、中盤あたりから“ギャップ”みたいなものが見えてきます。全話しっかりと見ていただいて、そして何度も見返しながら、楽しんでいただければと思います!そして、翠は家のシーンがポイントなので、ぜひ注目してみてください。

撮影=加藤翔/ヘア&メーク=遠藤一明/スタイリスト=小堀あさみ


■1月11日放送「夫婦の秘密」第2話あらすじ

『夫の不倫』

「あなたの夫の秘密を知っています」と書かれた手紙が野山穂花(臼田あさ美)のもとに届いた、この頃から不可解な出来事が次々と起こり始める。

手紙を見た穂花は、近所のカフェ「ルルド」で働く友人の植村翠(剛力彩芽)に相談。夫・雅道(豊田裕大)の浮気を疑うも翠に励まされ店に戻った穂花だったが、雅道とアルバイトの三枝朱音(桃月なしこ)が、ヒソヒソ話しをしている姿を目撃してしまう。

さらに、小野寺真白(山下幸輝)から雅道と朱音が夜二人で歩いていたことを聞いた穂花は、雅道に対して疑念の感情が強まっていく。

そんな中、雅道は穂花に「客に誘われた絵画教室の体験入学へ行く」と言って、有名フラワーアーティストの水無瀬香子(宮本真希)のもとへ向かっていた。



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