綾野剛、中学校へのサプライズ訪問に生徒たち大絶叫…人生で大切にしてほしいことを伝える<カラオケ行こ!>

中学校へサプライズ訪問した綾野剛/(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会

綾野剛、中学校へのサプライズ訪問に生徒たち大絶叫…人生で大切にしてほしいことを伝える<カラオケ行こ!>

1月10日(水) 18:34

和山やま原作の同名コミックを映画化した「カラオケ行こ!」が1月12日(金)に公開される。このたび、共にレコーディングをしたという府中第四中学校へ、Little Glee Monster(以下、リトグリ)が突撃する訪問イベントを実施。さらに、主演の綾野剛、共演の齋藤潤がイベントにサプライズ登場した。
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■中学生がヤクザに歌を指導するという奇抜でユーモアある物語

合唱部部長の中学3年生が、突然ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、「マンガ大賞2021」第3位をはじめマンガ賞に続々ランクインし、1巻完結作品ながらも累計60万部を突破した同名コミックが原作となった本作。

絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役には、映画「最後まで行く」(2023)、映画「ヤクザと家族 The Family」(2021)、ドラマ「オールドルーキー」(2022)、そして最新作映画「花腐し」が公開中の綾野。物語のカギを握る、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役には、オーディションを勝ち抜き選ばれた齋藤が抜擢された。

さらに、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE(湘南乃風)、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝らキャストが出演する。

■共にレコーディングした合唱強豪校へ、サプライズ訪問

公開までいよいよ3日となるこの日、映画「カラオケ行こ!」中学校サプライズ訪問イベントに綾野、齋藤、リトグリが登壇。サプライズ訪問する場所として選ばれたのは、主題歌としてX JAPANの「紅」を共にレコーディングした合唱部が所属する、府中市立府中第四中学校だ。

本合唱部は第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞を受賞するなど、実力と数々の実績を持つ強豪校。山下敦弘監督、脚本の野木亜紀子、プロデューサー陣が同合唱部を何度も取材し、それが登場人物やストーリーに反映されている。

始業式が始まり、先生たちの挨拶に耳を傾ける生徒たち。先生たちの話が終わると、合唱部からの発表と題し、顧問から合唱部が映画「カラオケ行こ!」の主題歌「紅」合唱アレンジverに、リトグリと共にレコーディングに参加したことが告げられ、場内からは驚きの声が挙がった。

先生、友人たちへの感謝を込めて「紅」を披露することになり、いざ歌おうというところに、リトグリがサプライズ登場を果たす。まさかの登場に驚き顔を見合わせる生徒たちと、どこかしたり顔の合唱部。

リトグリからは「四中生の合唱部のみなさんはレベルがとても高いとお聞きしていたので一緒に歌わせていただけることにドキドキしていました。冬休み明けの一日目にみなさんと『紅』を歌うことできるのがとても楽しみです!」とあいさつし、始業式という“初”のシチュエーションに緊張する様子を見せた。

■突然の綾野剛&齋藤潤の訪問に大興奮の生徒たち…体育館に歓声が響き渡る

合唱部部長からの「四中生のみなさん、一所懸命歌います。楽しんで聴いてください!」という曲フリと共に、「紅」の歌唱がスタート。リトグリが奏でるハーモニーと、合唱部の壮大なコーラスが体育館に響き渡った。生合唱が終わると、生徒総勢約635人から割れんばかりの大歓声が巻き起こる。

始業式の中、突然のリトグリ生歌唱で余韻に包まれた体育館と、感激している生徒たち。この日の為に準備を重ねていた合唱部もリトグリとのセッションを終え、ここでイベントは終了となるはずだった。

しかし、顧問からの「この映画の役者さんたちも、どうしても生の合唱を聴きたいということで、実はこの体育館で聴いてもらっていました!綾野剛さん、齋藤潤さんどうぞお入りください!!」と合唱部にも知らされていないサプライズが明らかとなる。ざわつく場内に二人が姿を現すと、今日一番の絶叫にも近い大歓声。これには知っているはずの先生たちからも緩む表情が垣間見えた。

大喝采の中、ステージでの生歌唱を聞いた感想について綾野は「鳥肌が止まりませんね…。真正面で聴きたかったです。とても興奮しています」とコメント。齋藤は「生の『紅』を聴けるということで今日はとても楽しみでドキドキしていました。本当に感動しました」と興奮した様子でコメントした。

■「家族を大切にしてください」綾野が語る、人生で大切なこと

自身の中学生時代についての質問に、綾野は「もう20年以上前ですね…。陸上部の部活動に励んでいました」と懐かしみ、齋藤は「一年前までは中学生でしたが、はしゃいでいるタイプの中学生でしたね(笑)」と四中生も共感できるようなコメントを残した。

生徒たちへのメッセージを求められると、綾野は「まず、家族を大切にしてください。家族を大切にしていれば仲間を大切にできますし、自分を深く知っていくことができます。その連鎖によって他者の喜びや悲しみの変化に気づいていくことができると思います。そのような気付きを増やしていくことが皆さんの今後の希望になると思います」と人生において大切なことを伝えた。

齋藤は「自分はこの作品の撮影時に高校受験を控えていたので、今振り返ると大変だった記憶があります。受験生のみなさんには頑張ってほしいですが、きちんと食事と睡眠を摂って悔いのない結果を残してほしいです!」と受験生に向けてのエールを送る。

リトグリは「今はみなさん進路に悩んだり色んな想いを抱えたりして過ごしているのかなと思います。自分を信じて、自分を癒しながら、これからの中学校生活を送ってほしいと思います」とそれぞれ生徒たちの明るい未来へ向けた真っ直ぐな思いが語られ、生徒たちもその思いを受け取ったように見受けられた。

最後に、綾野から「今日は素晴らしい合唱を生で聴くことができましたし、みなさんの表情を見ることができてたくさん元気をもらえました。この作品に自分が出演した魅力を、皆さんが改めて教えてくれたように感じました。本当にありがとうございます」という締めのあいさつが送られた。

冬休み明け初日の始業式で、サプライズイベントに大興奮した生徒たちのエネルギーが満ち溢れる大きな拍手の中ゲストたちは降壇し、イベントは終了した。



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