片岡愛之助、“西遊記”メンバーで海外公演目指す「喜んでいただけるんじゃないかなと思いました」

主演を務める片岡愛之助(前列右)/※ザテレビジョン撮影

片岡愛之助、“西遊記”メンバーで海外公演目指す「喜んでいただけるんじゃないかなと思いました」

1月5日(金) 19:53

歌舞伎俳優の片岡愛之助が1月5日、都内で行われた日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」東京公演初日前会見&プレスコールに登場。共演の小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、中山美穂、松平健、演出の堤幸彦と作品の見どころや、東京公演への意気込みなどを語った。
【写真】役衣装で集合した片岡愛之助らキャスト陣が笑顔で手を振る集合ショット

■日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」

1978年に「日本テレビ開局25年記念番組」として制作され、大ヒットを飛ばして社会現象にもなった「西遊記」。16世紀の明の時代に書かれた中国の小説が基となっており、孫悟空ら三蔵法師一行が変幻自在に妖術を使い、行く先々で次々と襲い掛かる化け物を退治し、苦難を乗り越えながら、長い旅路を歩んでいく。

本作は45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として新たに企画・製作された大型アクションスペクタクルとなっており、開局60年舞台「真田十勇士」、開局65年舞台「魔界転生」に続いて、脚本をマキノノゾミ、演出を堤が手掛ける。

大阪公演を皮切りに、福岡、北海道、愛知での公演を経て1月6日(土)に東京公演の初日を迎える本作。LED演出やフライング、殺陣、歌、ダンスなど盛りだくさんな内容となっているが、あらためて見どころを聞かれた孫悟空役の愛之助は「映像の人物対人間、人間対映像の人物と言うんですかね。悟空ですから“分身の術”を使うんですが、堤監督の得意とする分身の術でパッと映像が出るだろうと、皆さんも僕も予想していたんですけど…生身の僕(悟空)の分身も出ますし、映像もめちゃくちゃ出ます。人間とLEDの力がうまく融合されておりますので、見ていただけたら『そういうことか』と分かっていただけるんじゃないかなと思います」と話し、“アナログ”と最新技術の融合に自信を見せた。

一方、三蔵法師役の小池は「今回僕は飛んでいなんですけど、本当にいろんな方々がたくさんフライングされているのもビックリするところです。ただ飛んで揺れるだけではなく立体的に飛ばれたりとか、あまり見ないようなすごく迫力のあるフライング技術もそうですし、それをこなす役者の方々の体幹力も日頃の賜物だなと。どんな方が飛ぶんだろうとか考えながら見るのも非常に楽しいんじゃないでしょうか」と、フライングシーンをオススメした。

■2024年の抱負は「みんなで海外公演をしたいなと思います」

また、三蔵法師一行がさまざまな苦難を乗り越えながら長い旅路を歩んでいく作品にちなんで、2024年に成し遂げたいことや抱負について、愛之助は「最近は漫画も海外でブーム。そういう意味では、『西遊記』って結構知っていただけているんじゃないかなと思うので、このパッケージ、このみんなで海外公演をしたいなと思います。字幕が付くと、共通の話題も多くて喜んでいただけるんじゃないかなと思いました」と“座長”らしく、全員でかなえたい野望を語った。

そして、1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被災した方々に思いをはせ、愛之助は「私たちにできることはお芝居でございます。精いっぱいお芝居をいつも以上に頑張って皆さまに元気になっていただく。私たちは本当にそれしかできないので、全力で努めさせていただきたいと思います」と決意を新たにし、東京公演の成功を誓った。

日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」は、1月6日(土)~28日(日)まで東京・明治座で上演される予定。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)



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