上田綺世「貴重な場を逃してしまった」CLアトレティコ戦で期待に応えられず消沈

photo by web Sportiva

上田綺世「貴重な場を逃してしまった」CLアトレティコ戦で期待に応えられず消沈

11月30日(木) 17:10

提供:
現地11月28日に行なわれたチャンピオンズリーグ第5節。ホームでアトレティコ・マドリードに1-3で敗れたフェイエノールトは、最終戦を待たずにグループステージ敗退が決定した。

フェイエノールト、アトレティコ、ラツィオ、セルティックで構成されるグループEでは、もともと「フェイエノールトは3番手」と見るのが妥当であった。そのため大きな番狂わせはなく、早々にCLの舞台から去ることになった。

......というのは、あくまでの外からの見え方。戦う本人たちにしてみれば、敗戦には当然ながら落胆、失望が伴う。

W杯アジア予選2試合で5ゴールを挙げた上田だが...photo by AFLO

W杯アジア予選2試合で5ゴールを挙げた上田だが...photo by AFLO



試合終了のホイッスルが鳴ると、上田綺世はピッチに立ち尽くした。ほかの選手たちとの労いの流れに加わることなく、しばらくひとりの時間は続いた。

上田にとって、それはどんな時間だったのか──。

「うーん、まぁ、なんかいろいろ考えちゃうんですけど。僕はなんていうのかな、あんまり感情も激しく出るタイプじゃないし、冷静に考えて常にプレーしているほうなので、やっぱああいう試合が終わった時に自分のなかでバーっと考える時間が必要というか、試合を整理する......そんな時間でした」

しっとりと感傷的ではなく、苛立ちをどうにか抑えながら、それでも丁寧に話した。

敗れはしたが、上田にとっては珍しく到来したチャンスだった。ここまでリーグ戦では10試合1ゴール、出場時間の合計は187分。いずれも試合終盤の途中交代で、先発は一度もない。負傷に苦しんでいたシーズン序盤とは違い、今は勝負できる状態にもかかわらずだ。

チャンピオンズリーグ開幕から第2節までエースのサンティアゴ・ヒメネスが出場停止処分を受けており、上田はその間の出場をチームから期待されていた。だが、9月の日本対ドイツで負傷してしまい、9月下旬の初戦、ホームでのセルティック戦は欠場を余儀なくされた。

【CLで活躍すれば次の移籍につながるチャンスも】「上田に大きな資金を費やしたのはCLのためだったから、大きな失望」

アルネ・スロット監督は記者会見でこう発言した。アウェーでの第2節アトレティコ戦では復帰し、先発した上田は後半15分までプレーした。これが上田の今季ここまでの最長出場時間だ。

そんな経緯からすると、第5節での後半開始から45分間の出場はとても長く、上田にとって大きなチャンスだった。だが、上田は得点を奪うことができず、チームは敗れ、グループステージ敗退も決定した。

この45分間で、上田には手に入れたいものがふたつあった。まずはなにより、このチームで出場機会を増やすために指揮官の信頼を得ること。

「もっと信頼を得て、自分の時間を勝ち取らないと。信頼とともに出場時間は増えてくるものだと思うんですけど、今日みたいな試合で結果を残すのが一番、信頼を得られる。そういったチャンスだったと思うと、今日はちょっと逃したのかなと思います」

抜群の動き出しからパスを受け、シュートまで持っていく場面は数回見られた。パフォーマンスは決して悪くはなかった。だが、結果にはつながらなかった。

そしてもうひとつ、手に入れたいものは、キャリアにおいてのCLでの結果だ。

「まだリーグ戦もいっぱいありますし、ひとつずつやっていくんですけど、CLという大会を僕のキャリアのなかで経験するうえで、もっと上に行きたかった。自分の年齢も若くないので、今年は一番のチャンスだった。まぁチャンスっていっても(試合に)出なきゃ意味ないですけど。そういう貴重な場を逃してしまったのは悔しいです」

チャンピオンズリーグは誰にでも手の届く大会ではなく、所属クラブがいつでも参加できるわけでもない。もちろん今後も機会はあるだろうが、上田は今年を「貴重な1回」と捉えていたわけだった。

上位進出の先には、フェイエノールトでのさらなる活躍もあったかもしれないし、欧州でのより大きなマーケットに知られることで新たな飛躍──つまり移籍にもつながったかもしれない。その大きなチャンスを逃した、というふうに聞こえた。

【前を向いて、足を止めるわけにはいかない】だから、収穫はない。

「勝てば(収穫に)つながったかもしれない。だけど(試合に)出られていない状況なので、チャンピオンズリーグというよりも、自分の(出場機会が増える)きっかけがもっと必要かなと思います」

チャンピオンズリーグで負けはしたが、それでもシーズンは続いていく。上田は足を止めるわけにはいかない。

「立場的にもやり続けるしかない。うしろはない。前を向いてやる。CLは終わっちゃいましたけど、シーズンもキャリアも続いていく。これを受け止めてまたひとつ、きっかけにできたらいいかなと思います」



【関連記事】
「元祖メガネっ子アイドル」時東ぁみさん・大会&私服&フィットネス写真(46枚)
高木豊がセ・リーグの助っ人たちを4段階で評価 人数過多の巨人は「起用する側に問題があった」
井端ジャパンをライバル韓国が絶賛「初見では打てない」「いい打者」高評価の選手は?
宇野昌磨がNHK杯で収穫 ジャンプ採点基準にベテラン記者は「大会によってバラバラな面も」
高木豊は2023年のパ・リーグ助っ人たちに辛口評価 大型補強のソフトバンクは 「なぜ獲ったんだ」という選手も
Sportiva

新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ