<薬屋のひとりごと>「これ毒です」華やかな園遊会で起こった事件“アレルギー”の恐ろしさを諭す猫猫に共感の声も

アニメ「薬屋のひとりごと」第6話が放送/(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

<薬屋のひとりごと>「これ毒です」華やかな園遊会で起こった事件“アレルギー”の恐ろしさを諭す猫猫に共感の声も

11月12日(日) 18:04

テレビアニメ「薬屋のひとりごと」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第6話が11月11日に放送され、作中で猫猫が説いた“アレルギー”の恐ろしさについて視聴者から共感の声が挙がっている。(以下ネタバレを含みます)
【写真】猫猫(CV.悠木碧)の手を引き、医務室へと連れていく壬氏(CV.大塚剛央)

■「薬屋のひとりごと」

同作は、日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント。小説は「ヒーロー文庫」(イマジカインフォス)より刊行中で、「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)および「サンデーGX」(小学館)でのコミカライズも展開されており、シリーズ累計2400万部を突破。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こるさまざまな難事件を次々に解決する姿を描く。

テレビアニメは、「魔法使いの嫁」や「劇場版 弱虫ペダル(2015)」を手掛けた長沼範裕監督の下、TOHO animation STUDIOと、「オッドタクシー」や「古見さんは、コミュ症です。」を制作したOLMがタッグを組みアニメーション制作を担当。CVは猫猫役を悠木碧、壬氏役を大塚剛央が務める。

■園遊会で代理戦争勃発

寒空の下、園遊会が始まった。皇帝から最も寵愛を受けていると言われる四夫人の玉葉妃(CV.種崎敦美)、梨花妃(CV:石川由依)、里樹妃(CV:木野日菜)、阿多妃(CV:甲斐田裕子)が初めてそろった今回の園遊会。主人に代わり、バチバチと火花を散らすのが侍女たちだ。

特に仲が悪いのは、玉葉妃と梨花妃の侍女たち。どうやら衣装のことで桜花(CV:上條沙恵子)が梨花妃の侍女と揉めているらしい。玉葉妃の侍女たちが着ている地味な衣装を見て、「あの醜女を雇ってるくらいだし」と嫌味を言う梨花妃の侍女。“あの醜女”とは猫猫のことを表しているが、彼女は目の前にいる猫猫を認識していない。それは、いつもしているそばかすの化粧をしていないからだった。

そんな梨花妃の侍女に、猫猫は鼻を手で隠しながら不敵な笑みを向ける。すると侍女は途端に怯えた様子でその場を去っていくのだった。さすがはどんな嫌味も物ともしない鋼の精神の持ち主。玉葉妃の侍女たちは不幸な境遇でもめげない健気な少女として猫猫を気遣うが、本人にとっては取るに足らないことなのだ。

一方、里樹妃と阿多妃の侍女たちの間でも代理戦争が勃発。14歳の里樹妃と35歳の阿多妃。親子ほど年が離れていることに加え、両者が対立するのは里樹妃と阿多妃がもともと先帝の妃と東宮妃、いわゆる嫁姑の関係であったことも理由の一つだった。先帝が崩御した後、先帝の妃が一度出家して俗世を捨ててから、今度は現帝の妃として戻ってきたのだという。

驚くべきは、その先帝の妃が阿多妃ではなく里樹妃の方だということ。つまり、里樹妃は9歳の時にはすでに入内していたことになる。先帝の幼女趣味に引き気味の猫猫。この時代、珍しいことではなかったのかもしれないが、猫猫が持っている現代の私たちと近い価値観に何やら安心する。

■新キャラ・李白が登場 猫猫に贈ったかんざしの意味は?

四夫人の中で最年少となる里樹妃。その幼さゆえ、彼女には内面的にも未熟なところが多々ある。園遊会でも、里樹妃は玉葉妃を象徴する色と被っている桃色の衣装を身にまとっていた。そんな彼女を見て、「空気が読めない子なのかな」という印象を持つ猫猫。そこに李白(CV:赤羽根健治)という若い武官がやってきて、猫猫にかんざしを贈る。李白は園遊会でも前座の末席に置かれる出世頭だった。

かんざしは優秀な人材を勧誘するのに使われるらしいが、「違う意味もある」と意味深な笑みを浮かべる桜花。中国では、異性に贈るかんざしにはプロポーズの意味もあるという。李白のそれはプロポーズというより、軽いナンパのつもりだったのではないだろうか。前回は、壬氏が猫猫にかんざしを贈っていたが、そこにはもっと深い意味が込められているように思えた。

さらには、梨花妃からもかんざしを贈られる猫猫。単純に自身の命を救ってもらったことへのお礼に加え、玉葉妃の侍女ではなく、自分の侍女になってほしいという勧誘の意味もあるのかもしれない。どちらにせよ、猫猫はモテモテなのである。

■猫猫が説くアレルギーの恐ろしさ

そんな中、食事の時間に事件が発生する。玉葉妃の毒見役として参加した猫猫がスープに仕込まれた毒を口にしたのだ。「これ毒です」と猫猫が申告すると、その場はざわめきだす。しかし、毒入りスープを飲んだはずの猫猫は一切動じていない。それどころか、食い意地が張っている猫猫は残りのスープまで飲みたがる。

そんな猫猫を無理やり医務室に連れていくのが壬氏だ。心配するあまり、不機嫌な壬氏の横顔が猫猫には幼く見えた。いつもは冷静で大人な振る舞いをしている壬氏だが、猫猫の前ではつい素の状態に戻ってしまうのだろう。回を追うにつれ、猫猫と壬氏によるラブコメ要素も増していく。

その後、食べたものを吐いてスッキリした猫猫は壬氏に里樹妃とその侍女を連れてこさせる。猫猫には気になることがあった。それは、食事で出されたなますを食べていた里樹妃が青ざめた顔をしていたこと。猫猫が彼女の腕をみると、そこには赤い発疹が出ていた。

里樹妃はいわば、なますに使われた青魚のアレルギー。だが、この時代まだアレルギーについての知識がなかった人々はただの好き嫌いだと思っていた。だからこそ、青魚が苦手な里樹妃のために本来彼女に出されるなますには別の具材が使われていたのだ。

しかし、何者かによって里樹妃と玉葉妃の食事が入れ替えられ、青魚を使ったなますを食べた里樹妃がアレルギーを引き起こした。その怯えた様子から推測するに、里樹妃の侍女が嫌がらせのつもりで食事を入れ替えたのだろう。それが命に関わる危険な行為であることを猫猫は侍女に強く警告する。現代でもアレルギーを甘く見て、「好き嫌いするな」とアレルギー食材を食べさせようとする人もいるが、そういう人にも教訓になる話だった。

また、食事が入れ替えられていたということは、毒で命を狙われたのが玉葉妃ではなく里樹妃だったことも分かった。果たして、誰に、どんな目的で命を狙われているのかは、次週明らかになりそうだ。

第6話の放送後には、「猫猫、偉い人達にモテモテだなぁ」「アレルギーを軽く考えてる人に見て欲しい回でしたね」「アレルギーの恐ろしさ諭す脅しが、薬屋としての矜恃を感じる」「誰が、なんのために、里樹妃の暗殺を企てたの……」という感想がSNSで呟かれた。

◆文=苫とり子
※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」


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