重岡大毅が映画単独初主演を務める「ある閉ざされた雪の山荘で」の公開日が2024年1月12日に決定した。あわせて、重岡をはじめ、間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵を写した場面写真が、一挙初公開された。
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【フォトギャラリー】「ある閉ざされた雪の山荘で」場面写真(全13枚)
原作は、東野圭吾氏が1992年に発表した同名小説。登場人物は全員役者で、新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われるという設定で、書籍発売当時大きな話題となった。トリックや人物描写の複雑さから映像化は不可能と思われ、東野氏自身も「想像もしていなかった」と語る。今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていた東野氏だが、試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、完成度の高さを絶賛している。
重岡は、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我和幸役で主演。原作とはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込んだ。さらに、間宮、中条、岡山、西野、堀田、戸塚、森川が同じ劇団に所属する役者たちを演じ、一癖も二癖もあるキャラクターに挑む。
メガホンをとったのは、「ステップ」「ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち」などを手掛けてきた飯塚健監督。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけての怒涛の展開を高いクオリティで描き、原作者の東野氏に「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。
場面写真に写されているのは、新作舞台の最終オーディションのため、とある山荘に集められた劇団員たちと、唯一の“部外者”である久我の姿。【「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる殺人事件】というシナリオのもと、主演の座をかけてぶつかり合う。しかし、密室で一人、また一人とメンバーが消えていく。演技だったはずの殺人事件は、フィクションなのか?それとも本当の連続殺人が起きているのか?「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、疑心暗鬼に陥っていく様子が切り取られている。
【作品情報】
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ある閉ざされた雪の山荘で
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(C)2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 (C)東野圭吾/講談社