日向坂46の齊藤京子が、10月期にスタートする「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)にて単独初主演を務めることが分かった。同ドラマは2016年に「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた漫画家・伊奈子氏による「泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)」が原作であり、かつてないパラサイト不倫を描くストーリーとなっている。
【写真】「泥濘の食卓」ドラマ用特別イラストを公開
■「泥濘の食卓」とは
齊藤が演じる主人公は、毒親に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛(ねじき・みあ)。常に否定し続け、暴力を振るっていた父亡き後も抑圧の強い母と2人で暮らす深愛は、初めて自分を肯定し優しくしてくれた店長に恋をして、不倫関係に至る。
ところが、店長の妻の病が悪化したことをきっかけに別れを切り出される。突然、絶望のどん底に突き落とされた深愛だが、考えた末に導き出した答えは「私はやっぱり、店長と幸せになりたい」。愛する店長を元気にするために、店長の妻の病気を治そうと、とんでもない行動に出始めるもののやがてその行動はどんどんエスカレートし、深愛の純粋すぎる想いが、店長一家を蝕んでいく。
■ドラマの世界を表現したビジュアルが解禁
今回の解禁ビジュアルでは、齊藤演じる深愛が沼に浮かんでいる衝撃のビジュアルが到着。タイトルの「泥濘(ぬかるみ)」にちなんで、ドロドロした沼を表現。夫も、息子も、妻も。彼女から、抜け出せない。意味深なコピーと共に、主人公が家庭を泥濘へと引きずり込んでいく様子を1枚で表現した。
■齊藤京子・コメント
今まで何度かドラマには出演させていただいたことはありますが、単独で主演というのが今回初めてなので、ドラマ出演が決まったことは、びっくりと嬉しいという気持ちでいっぱいです。ドラマ、お芝居をやってみたいという気持ちがずっとあり、新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当に嬉しいです。
不安な気持ちもありますが、ネガティブな気持ちはなくて、とにかく頑張りたいという前向きな気持ちがすごく強いです。ドラマの内容を聞いて、原作を読んだのですが、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることが本当に嬉しくて、今から撮影がすごく楽しみです。
深愛は物事をすごく素直に捉えている部分など、自分にちょっと似ているところもありますが、もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います。原作で読んでいたすずらんのスーパーだ!このシーンあそこだ!とか全部が見たことのある光景だと思うので、現場に行くこともとても楽しみにしています。
このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
■伊奈子(原作者)・コメント
「泥濘の食卓」は自分の人生をかけて作ったものなので、ドラマ化されると聞いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです!さらに、主人公の深愛を齊藤京子さんが演じると伺い、さらに嬉しかったと同時に、彼女に不倫をさせて良いんでしょうか…!と不安になりました。
彼女のことをさまざまな場面で拝見し、知れば知るほどとても魅力的で、表現力も本当に素晴らしい方だと思いました。今は、「こんな素晴らしい方に不倫をさせていいんだろうか…」という気持ちと、「でもいろんな齊藤さんが見てみたい…!」という気持ちが戦いまくっています。
清らかでダークなものとは無縁。でもその輝きは周りの人たちの人生を狂わせる齊藤さんの深愛は本当にハマり役だと思います。ドラマの完成が楽しみです。さらに、ドラマの制作陣の方々は原作を隅から隅まで読みこんでくださっています。
絶対に良いものを作ろうという心に満ちていて、打ち合わせのたびに嬉しくて泣けます。原作を読んでくださった方も未読の方も絶対楽しんでいただける作品だと胸を張っておすすめできるので、ご視聴いただけると幸いです!
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