お笑い芸人の明石家さんまが23日放送の『ホンマでっか！？TV』（フジテレビ系／毎週水曜21時）に出演し、東京進出後にスタッフから受けた陰湿ないじめを明かした。

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この日の放送は「科学的に運気を上げる方法」でスタジオが盛り上がる中、「人材育成評論家」坪田信貴氏が、卵を立てられるかというチャレンジで、工夫をすれば卵が立つ事実を知らない人はすぐにチャレンジをやめてしまう、という実験結果を紹介。そこから坪田氏は「昔、大阪のお笑いって箱根の山を越えないって言われてたらしいです。さんまさん以前は」と、さんまが全国区で成功したことで、後を追って多くの芸人が東京に進出した、と功績を指摘した。

当時は少なかった関西芸人の東京進出というチャレンジについて、ブラックマヨネーズ・小杉竜一は「いじわるみたいなのなかったですか？」と聞くと、さんまは「いっぱいあった」と明かし、「イモ臭ぇしゃべりしやがってよ」と言われたことや、「いわし」とあえて芸名を間違えて呼んでくるディレクターがいたことを明かし、陰湿ないじめにスタジオでは驚きの声があがった。当時のさんまは「いわし」と呼ばれても、あえて訂正も抗議もせずに受け入れていたという。

その数年後、東京でもブレイクしたさんまは、かつていわしと呼んできたディレクターと廊下で偶然再会したそう。さんまは内心「絶対口きけへんぞ」と思っていたというが、相手はさんまを見るなり「さんまちゃーん」「やっぱり売れると思った」と、親しげにあいさつしてきて、さらに抱きついてきたそう。そんな手のひらを返した相手に対して、さんまは「俺も抱き返した！」と“神対応”をしたと明かし、共演者らを笑わせていた。

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