<どうする家康>忍成修吾「とても重要な場面に登場出来て光栄」宅麻伸らと共に豊臣政権を支える人物を演じる

大谷吉継役・忍成修吾/(C)NHK

<どうする家康>忍成修吾「とても重要な場面に登場出来て光栄」宅麻伸らと共に豊臣政権を支える人物を演じる

8月4日(金) 13:53

松本潤が主演を務める現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に、宅麻伸、忍成修吾、池内万作が出演することが発表された。古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
【写真】優しい笑顔を見せる前田利家役・宅麻伸

■宅麻伸、池内万作ら、豊臣政権を支える人物の役柄を紹介!

宅麻は、“秀吉の友にして、豊臣政権の良心”前田利家を演じる。秀吉(ムロツヨシ)の若き頃よりの友人。加賀の大大名で、豊臣家臣の中で圧倒的な軍事力を持つ“五大老”の一人。武勇に優れ人望厚く、家康(松本)も信頼を寄せる。秀吉の死後、加藤清正(淵上泰史)ら武断派と石田三成(中村七之助)ら文治派の対立を収めようと試みる、という役どころだ。

忍成は“白い布で顔を隠した、才気あふれる名将”大谷吉継(刑部)を演じる。豊臣家家臣、越前敦賀を治める大名。人望厚く、秀吉、家康からも頼りにされる切れ者。友人・石田三成(七之助)と家康が対立を深める中、大病から復帰した吉継の決断が、形勢を大きく変える。

そして、池内が演じるのは、“秀吉政権を支えたキリシタン大名”小西行長。秀吉の信頼厚い大名。唐入り(朝鮮出兵)では先陣を務め、快進撃の中心的役割を果たす。明との和平交渉では三成と共に尽力するが、福島正則(深水元基)ら武断派との対立は、のちに豊臣家分裂を招く。

このたび、出演にあたり宅麻、忍成、池内がコメントを寄せた。

■池内万作「今まで演じた中でも屈指の興味深い人物」

――演じる人物の印象はいかがですか?

宅麻:前田利家が槍使いの名手で在ったことなどは描かれてはいませんが、家康との関係を含めて知る限りの人物像を心に演じられたらと思っています。

忍成:病気の症状を隠す為に肌を覆っていたというビジュアルの印象は強いです。戦の指揮もとれて政治の手腕もある優秀な人。三成との友情も魅力的です。大谷吉継を演じさせていただくにあたって自分のなかでは義理堅いが少しミステリアスな印象があります。さらには三成よりも武士らしい気骨もあり文治派と武断派の間を取り持とうとする大事なポジションだと思います。思いもよらぬ「どうする家康」への出演、とてもうれしいです。家康の人生でもとても重要な場面に登場出来て光栄です。

池内:小西行長は、今まで演じた中でも屈指の興味深い人物だと思います。薬屋に生まれ商人から武将へ、秀吉の家臣へと取り立てられ戦国の世で出世をしていったキリシタン。そして言い方悪くて申し訳ないんですが、小西行長のような無茶苦茶なうそをついた人を他に知りません。そのうそは豪胆さからか小心さゆえか、はたまた博愛主義からだったのか。

■忍成修吾「(大谷吉継は)とても切れ者のイメージはあります」

――それぞれの役柄に対してお持ちになっていたイメージがありましたら教えてください。

宅麻:やはり、秀吉の友と言える数少ない武将。豪快でありながら強さを秘め、冷静に物事を見る力を備える人物のイメージを持っています。

忍成:(大谷は)優秀な縁の下の力持ち。とても切れ者のイメージはありますが、前に出て来て目立つ様な印象はありません。どちらかというと事を荒立てないような調整役の印象です。ただし、事が起きれば義を重んじる侍らしいところが魅力です。真田信繁の義父であるのも好きなところです。

■宅麻伸「家康の背負う物の大きさを改めて感じる場面でした」

――これまでご出演になった大河ドラマの現場で、印象に残っていることがあれば教えてください。

宅麻:「徳川家康」(1983年)の時、切腹を命じられた信康が雨の中、父を訪ね家康と父子の別れを寡黙ながらも話す場面は、今も思い出すほど記憶に残っています。家康の背負う物の大きさを改めて感じる場面でした。

忍成:今回も朝鮮出兵から登場させていただきますが、以前、「軍師官兵衛」(2014年)にも朝鮮出兵のエピソードで出演させていただいたことがありました。その時は小西行長を演じさせていただいたのですが、今回のカツラがその時のものと同じと伺ってなんだかうれしく思っています。

池内:「龍馬伝」(2010年)で三条実美を演じさせていただきましたが、役をどうするかで話し合いとなり初日の撮影で「熱血バージョン」と「やらしいバージョン」を二通り撮影したのが印象的でした。

■宅麻伸「新しい姿・形で新たに理解していける事が楽しい」

――“古沢作品”の魅力をどんなところに感じますか?

宅麻:やはり今までの頭の中にある戦国時代、人物、人物の関わりを、新しい姿・形で新たに理解していける事が楽しいですね。

忍成:見る人を飽きさせない展開やせりふがとても魅力的です。関ヶ原に向かっていく三成と大谷のやりとりも楽しみです。

池内:ドラマ「リーガル・ハイ」(2012年)では、ガラの悪いお兄さん。そして映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」(2023年)では織田家中随一の猛将、柴田勝家を演じさせていただきました。どちらの役もとても楽しく演じさせていただきました。小西行長もかなり興味深い人物。なので負けないように楽しみたいと思います。

■池内万作「豊臣家の家臣団の一員として関ヶ原に突入していくのが楽しみ」

――家康役の松本潤さんなど他の出演者の方々とご一緒されていかがですか。

宅麻:こんなにきれいなタヌキは居ないだろ~と思いながらも新たな家康像として見させていただいていますが、利家が去った後、本領発揮の家康と演じられないのが残念です。

忍成:七之助さんは初めてご一緒させていただきますが、とても良いお声で感動しました。松本さんはとても熱量があって、その存在感やエネルギーにこちらも触発されております。頼もしいお二人なので胸を借りて大谷刑部の最期まで演りきりたいです。

まだ撮影して数日ですが、時間が経つにつれてなんとなくチーム感が出てくるのがご一緒していて面白いですね。個人的に、豊臣家の家臣団の一員として関ヶ原に突入していくのが楽しみです。そういえば関ヶ原の戦いは初参戦かもしません。どんな撮影になるのか今からとても楽しみです。


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