滝藤賢一、主演・横山裕にしか出せないオーラや芝居を絶賛「いい意味で『枯れの美学』を感じる」<帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし>

滝藤賢一が「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」を振り返る/(C)テレビ朝日系/「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第4話より

滝藤賢一、主演・横山裕にしか出せないオーラや芝居を絶賛「いい意味で『枯れの美学』を感じる」<帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし>

6月3日(土) 20:30

関ジャニ∞・横山裕が主演を務める「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第8話が6月3日(土)に放送される。
【写真】イケおじ降臨…!コタローの父を演じるのはどの角度でも完璧すぎる滝藤賢一

■「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第8話を紹介

同ドラマは、横山演じる売れない漫画家・狩野進と、狩野の隣に暮らす訳ありの少年・さとうコタロー(川原瑛都)が織り成すハートフルコメディーの続編。原作は津村マミ氏。

第8話では、狩野らはコタローの「みんなでどこかへ行きたい」という提案で海へ行くことに。初めての海に大はしゃぎするコタローを笑顔で見守っていた狩野らだったが、自分たちをねぎらうようなコタローの様子に違和感を抱く。

海を満喫し、「アパートの清水」に戻ったコタローは「思い残すことはない」とつぶやいた後、コタローの父(滝藤賢一)から「一緒に暮らしたいと」という旨の手紙が届いたことを打ち明けるという物語が描かれる。

そんな衝撃の事実が明かされる第8話の放送を前に、同ドラマでコタローの父、そして、コタローが大好きな「とのさまん」を演じる滝藤賢一からコメントが到着した。

■続編が決まった瞬間に感じた幸せ

――続編への出演が決まった時の気持ちは?

続編をやるということは、前作をたくさんの方に見ていただいたということでもあり、見てくださった方から大きな反響をいただいたという結果でもあります。

作品自体が視聴者の方にとって「面白い!」と思っていただけたんだなと感じることができて、僕自身、とてもうれしかったです。

実際、僕も前作を見て、「コタローは面白い」と思った一人なので、続編が決まってイチ視聴者としても幸せだなと思えました。

――改めて演じられるキャラクターについて教えてください。また前作や今作で何か違いは?

前作はほぼ僕は出ていないので、前作と今作の違いというのはないです(笑)。ただ今作では、(川原)瑛都が演じているコタローと僕が演じるコタローの父がどういった親子関係を築いていてたのか、今後、築いていくのかが見どころの一つになっていると思います。

前作は回想シーンが多く、コタロー以外の出演者の方とがっつりお芝居するということがなかったんですが、今作は少しだけあったので、とても楽しかったです!



■滝藤が「コタローの父」を分析

――コタローの父を演じている滝藤さんは、大声をあげていたり、暴れていたりするなど怖い印象があり、普段の滝藤さんのとは異なるイメージでした。

普段の僕ってどんなイメージなんですか?(笑)。

――落ち着いている大人の男性“イケおじ”“ザ・大人”というイメージです。なので、自暴自棄になり、子どもを怒鳴りつけるコタローの父を演じる滝藤さんを想像することがあまりできませんでした。

イケおじ(笑)。そう言っていただけてうれしいです。僕に感情をコントロールできる「ザ・大人」というイメージがあるとしたら、対比ではないですが、コタローの父を演じている時に「怖い」「普段とのギャップ」という印象を付けることができたのかもしれません。

せりふだけを切り取ると、コタローの父はコタローや自分の妻に対して、酷いことを言ってます。でも、彼は自分の中で感情をうまくコントロールできなくなり、心と体のバランスや家族との上手な距離感が取れなくなってしまったと思うんです。だからといって許されるわけではないですが。


本当はこんなことを言いたくない、こんな行動を取りたくないというものが前提にあります。素敵な家庭を作りたいという気持ちがある一方で、その気持ちに体も心もついていけなくなってしまう歯がゆさ、大切にしたい家族に暴力を振るったり、暴言をはいて、傷つけてしまい、どんどん自分や家族を追い詰めてしまう。今作ではそんなコタローの父の崩れていく様子や過程が大事だとを思って演じていました。

ただただ怒鳴っている悪い人だったら、この先、コタローとの関係に続きはないですから。コタローも父親に恐怖を感じながらも、どこかで「優しい父上」のイメージが残っていたからこそ、父親という存在にこだわり続けたんでしょうし。

――コタローの父とは真逆の印象かと思いますが、「とのさまん」に命を吹き込む時はどのような意識で演じられているのでしょうか?

とのさまんは、子どもたちが見る憧れのヒーローだと思って演じさせていただいているので、僕自身はすごく楽しいです!人気はないらしいですけど。

僕の子どもたちもとのさまんの歌を歌えるんです。前作も一緒に歌っていましたし、今作も覚えていたみたいで、口ずさんでいます。


■川原瑛都を絶賛「安心安定の瑛都」

――主演の横山裕さんのイメージを教えてください。

さすが鍛えられてますよね。生放送に出演された際も自分の考えをしっかりと話ってらっしゃいますし、俳優としてお芝居もされてますし、ミュージシャンとしてコンサートもやっている。エンターテイナーですね。

これまでジャニーズの方とはたくさん共演させていただいてきましたが、その中でも横山さんは、「異質なイメージ」があります。いい意味で「枯れの美学」を感じる。若くして人間性に深みがあり、味のある方だと思います。横山さんしか出せないオーラやお芝居がある、唯一無二の存在だと思います。

――では川原さんのイメージは?

瑛都は何回か、僕の子ども役をやってくれているので、「安心安定の瑛都」です(笑)。演技に関してもコミュニケーションに関しても、不安は一切ありません!僕は全てを瑛都に任せているといっても過言ではないです(笑)。

――情報解禁時では、川原さんの成長ぶりが話題になりました。滝藤さん自身はどのように思っていましたか?

そんなに変わりました?(笑)。前作ではそんなに会っていなかったので、他の皆さんに比べたら、瑛都の成長に関して、驚きはなかったかもしれません。

自分の子って変化をあまり感じないじゃないですか。瑛都もそんな感じです(笑)。

――撮影中で楽しみにしていることはありますか?

紺野まひるさんに会うことを楽しみにしていました。同世代ですし、同じくらいの年齢の子どもがまひるちゃんにもいるので、子育ての話を聞けたり、相談に乗ってもらうのがすごく楽しかったです。

――名言や印象深いシーンが多いですが、滝藤さんの中で印象に残っているせりふやシーンがあればお聞きしたいです。

とのさまんのせりふで「わらわは強い、そして人に優しい」という言葉があるのですが、その言葉がとても印象に残っています。「力が強いだけではなく、人に優しくできるのが本当に強い人なんだよ」というメッセージもそうだし、とのさまんの発したせりふ一つ一つがコタローを救っていたんだと思うと、胸がジーンとします。


――滝藤さんが思う第8話の見どころは?

本当はコタローや紺野まひるさん演じるコタローの母・小夜梨と幸せに暮らしていきたいのに、心身ともに壊してしまったコタローの父は、理想が高すぎたのか、まじめすぎたのか、うまくいかなくなってしまったんです。そこから更生し、コタローと一緒に暮らしていきたいという方向に進んでいくのかが見どころです。

コタローの父が「(コタローと)一緒に暮らしていきたい」という思いにうそがないといいなと思います。自暴自棄になってしまった理由が明らかになった時に「あぁ、一歩間違えたらそうなってしまうこともあるかもしれない」という共感が少しでも視聴者の方の心に芽生えたらいいなと思いながら演じています。

登場シーンは少ない中で、そういったコタローの父の機微みたいなものをうまく視聴者の方に届けられたらいいですよね。



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