アントニオ・バンデラスが語る、映画の奥深さ「コンペティション」舞台裏も収めた特別映像

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アントニオ・バンデラスが語る、映画の奥深さ「コンペティション」舞台裏も収めた特別映像

3月24日(金) 15:00

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ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラスが共演し、映画業界の舞台裏を描く「コンペティション」(公開中)の特別映像が披露された。スタッフ、キャストらが本作の魅力を語っている。

【動画】「コンペティション」特別映像

「ル・コルビュジエの家」「笑う故郷」などのガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーンが監督を務めた本作は、知られざる映画製作の過程を臨場感あふれる手法で描いたドラマ。大富豪の起業家は自身のイメージアップを図るため、一流の映画監督と俳優を起用した傑作映画を制作しようと思いつく。そこで変わり者の天才監督ローラ(クルス)と世界的スターのフェリックス(バンデラス)、老練な舞台俳優イバン(オスカル・マルティネス)という3人が集められ、ベストセラー小説の映画化に挑むことに。しかし、奇想天外な演出論を振りかざす監督と独自の演技法を貫こうとする俳優たちは激しくぶつかり合い、リハーサルは思わぬ方向へ展開していく。

本作の題材について、ドゥプラット監督は「この映画のアイデアはマリアノ、アントニオ、ペネロペと一緒にいつか映画を作りたいという共通の関心から生まれました。本作の構想にたどり着くまで、長い時間をかけてみんなでアイデアを探し意見を出し合いました」と成り立ちを明かし、クルスは「映画業界は探求しがいのある題材が豊富なので、興味深かったです。業界の裏を描いた映画は多くないですが、業界を知らない人も興味を引かれ楽しめるようなユーモアを感じられるポイントが多いと思います」と話す。

バンデラスは「この作品には、芸術世界のデタラメに対する批判という単純なものが多く反映されています。とりわけ芸術世界はデタラメだらけですよ」と笑いつつ、「映画というものは面白いものですが、常に苦みや酸味のある感情が奥底にあるので私は大好きです」と映画の奥深さを語る。

そのほか、カットがかかった瞬間に吹き出してしまうバンデラスの姿など、愉快な撮影の様子も収められている。

【作品情報】
コンペティション

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