昨年7月、選挙演説中に銃撃されて死亡した
安倍晋三
元首相。その肉声をまとめた『安倍晋三回顧録』(中央公論新社)が話題だ。
「政権の裏側や各国首脳との秘話が明かされています。2月8日に初版3万部で発売後、続々重版され、3月1日現在、累計20万部に達しています」(出版関係者)
一方、「安倍政治を検証する」という触れ込みの映画『妖怪の孫』も3月17日から全国公開される。
「企画を進めたのは、日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した『新聞記者』などを製作した故・河村光庸氏。また、
菅義偉
前首相のドキュメンタリー映画『パンケーキを毒味する』の内山雄人氏が監督を務めています」(映画誌記者)
どんな作品なのか。
「映画の冒頭では、安倍さんの死を悼む人々と、国葬に反対するデモの映像が流れ、国民の間で、なぜ政権への評価が真っ二つに分かれていたのか、問題提起がなされています」(前同)
同作には、本紙記者の山岡俊介氏も出演している。
「2000年に、当時はまだ一介の衆議院議員に過ぎなかった安倍氏の地元、下関の自宅に、火焔瓶が投げ込まれました。放火は未遂に終わり、犯人も逮捕されましたが、私は取材を続けていたんです」(山岡氏)
同事件の背景を語ってほしいとの依頼を受け、山岡氏は映画に出演したという。
「犯人は、前年の下関市長選挙に出馬した安倍氏と親しい人物のために、安倍氏の元秘書から、対立する候補の選挙妨害を依頼されていました。ところが、見返りがなかったために関係がこじれ、放火事件につながったんです」(前同)
新聞やテレビでは事件は報じられなかったが、山岡氏は、犯人と安倍氏側の間で結ばれた“念書”も入手していたという。
「映画の中では、その念書も撮影されました。さる筋からは“安倍氏のことだけは触れるな”と言われていたんですけどね」(同)
亡くなった今なお、話題となる安倍元首相について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「安倍さんの評価が割れるのは、長期政権だったことに加え、政治手法が大きい。社会保障制度改革、経済格差の問題などで、国民が分断されてしまいました。一方の支持を得て政策を進めたことの功罪でしょう」
憲政史上最長の在任記録を持つ安倍氏だけに、死後も議論が尽きないようだ。
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