■高配当続出!見所は時速80キロの高速ターン
来たる3月14日から19日の6日間、広島県の宮島ボートレース場にて『第3回週刊大衆杯』が開催される。
今回の週刊大衆杯では、ベテラン勢からルーキー陣にくわえて、初めて女子レーサーも参戦。まさに力と技が激突する群雄割拠の様相を呈している。
ボートレースの醍醐味といえば、なんといっても直線時速80キロからノンブレーキでコーナーに突っ込む高速ターン。ここでは、ほとんどの選手が「モンキーターン」という立ち姿での旋回を披露するが、6艇が混戦する模様は、文字通り筆舌に尽くしがたいほどの迫力だ。
ちなみにBOATRACE宮島は日本三景のひとつでもある安芸の宮島と世界遺産の厳島神社を対岸に臨み、全国に24場あるボートレース場の中でも「最も風光明媚なレース場」として名高いが、レーサーにとっては過酷を極めている。
その理由は、レース場が海に面しているため、水面に絶えず複雑な波ができること。そして潮の干満の影響により、時間帯でコースの表情が変わるからだ。言い換えれば舟券の攻略次第で高配当が出やすいレース場ともいえる。一攫千金も決して夢ではないのだ。
■専属記者が語るBOATRACE宮島「舟券攻略のポイント」
第3回週刊大衆杯を直前に控え、本誌はボートレース宮島専属記者の「つねさん」こと宮崎経督氏にBOATRACE宮島の水面特性と舟券攻略のポイントについてお伺いした。
ちなみに、つねさんによると宮島ボートレース場は、潮の干満と風向きによってレース展開が大きく異なるとのこと。そうなると当然「番狂せ」が発生しやすく、一攫千金のチャンスが広がる。
中でもワンチャンスが狙えるのが「水面の潮位が低くて南風(向かい風)が吹いた時」だという。
「週刊大衆杯が開催される3月中旬は、だいぶ気温が暖かくなってくることで、レース水面に南風が吹きやすくなります。このタイミングで干潮とぶつかると5コースや6コースのアウトコースにチャンスが出てきます」(つねさん)
ボートレースはインコースの1、2号艇が圧倒的に有利なモータースポーツだが、水位が低くなって水面の波が落ち着くと、外側から最高速でコーナーを回るアウトコースにも勝機が出てくる。
加えてスタート時には進行方向とは逆に吹いていた風が旋回時に追い風に変わり、外側を走る選手の背中を押すというわけだ。そのままアウトコースの艇が3着以内に入れば、配当も高くなる。
その反面、波の高低差が大きい満潮時はインコースが有利になるが、つねさんによると宮島ボートレース場では「信じられないこと」が、たびたび起きるという。
「満潮時には、2マークでの逆転現象が起きることがあるんです。原因は2マークに隣接する海からの水がレース場に大量に流れ込んでくるため。この流れに上手に乗れた選手が時折、信じられないような逆転劇を演出するんです」
潮流を味方につけた者が勝つことから、つねさんは宮島ボートレース場での激闘を「源平の舟合戦」に例えているという。第3回週刊大衆杯の舟券作戦も「潮」がキーワードになりそうだ。

※水面図の波と風の動きは宮崎貴社のコメントに基づいたシミュレーション。水面や風は季節や時間によって絶えず変化するので要注意!
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