放送中の竜星涼主演ドラマ「スタンドUPスタート」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第7話以降に出演するゲストが一挙に発表された。3月1日放送の第7話には、白石聖、大西礼芳、矢柴俊博、前川泰之が出演する。ほか、佐野史郎、岩城滉一、大友康平、やべきょうすけ、柳俊太郎、星野真里、田鍋梨々花、川田広樹(ガレッジセール)といった総勢12人が作品を盛り上げる。
【写真】仲の悪い姉妹を演じる大西礼芳、白石聖(写真左から)
■起業で生きる希望を取り戻させる“人間再生ドラマ”
本作は、「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星)が、自称“人間投資家”として、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資し、「スタートアップ(起業)」で再び生きる希望を取り戻させていく“人間再生ドラマ”。原作は、福田秀による「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミック。
■第7話は原作者らと共に新たに制作
第7話で白石が演じるのは、洋菓子店「クレヨン・ドゥ・クルール」の社長・永野凛子(ながの・りんこ)。凛子は、フランスで開かれたスイーツコンクールの世界大会で日本人初の優勝という快挙を成し遂げた実力者で、斬新な発想で作られたスイーツの数々が若い世代から圧倒的な支持を受けている新進気鋭のパティシエ。一方、大西が演じるのは、凛子の姉で大陽の幼なじみでもある、創業65年の老舗洋菓子店「ながの製菓」の社長・永野絵美(ながの・えみ)。父親の後を継いだ絵美と凛子は、3年前までは「ながの製菓」で共に働いていたが、商品開発部に所属する凛子が出した新製品のアイデアについてケンカになり、仲たがいする。その後、凛子は「ながの製菓」を辞め独立し、現在はパリに2号店を出すために大陽から出資を受けようとしていた。
そんな凛子のお店に訪れる怪しい客・倉越宗(くらこし・たかし)役に矢柴俊博、売上が低下し大幅の赤字で再建に苦戦している「ながの製菓」に買収を持ちかけるベンチャー企業の役員・江原洸希(えはら・こうき)役で前川泰之が出演する。
なお、第7話はドラマオリジナルストーリーとなっており、原作者の福田、監修の上野豪と制作チームで開発した新たな物語だ。白石は「凛子は、周りには強く見せているけれど、実はナイーブな女性なのだと思います。仲たがいしてしまった姉妹関係と、そこに大陽さんがどんな手を差し伸べてくれるのか。原作には描かれていない新しいエピソードをぜひ、皆様に楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。
そして第7話では、大陽の兄・大海(小泉孝太郎)や叔父の義知(反町隆史)をはじめ、三星一族を中心に物語は一気に緊張感をはらんだ展開へと動き出す。
■「三ツ星重工」に関わる人物も登場
さらに、第8話以降のゲストとして、大企業「三ツ星重工」の社長室長・高島瑞貴(戸次重幸)の前職の上司・轟彰(とどろき・あきら)役に佐野史郎、三ツ星グループ「三ツ星エネルギー」の副社長・篠田博康(しのだ・ひろやす)役に岩城滉一、大海と大陽の父であり大海が就任する前の「三ツ星重工」社長・三星匡邦(みほし・まさくに)を大友康平が演じる。
その他、大陽の古くからの友人で、バイク専門店で働く大木大吾(おおき・だいご)役にやべきょうすけ、大陽が参加したベンチャーサミットで出会う東京英明大学の准教授・河野幸(こうの・さち)役に星野真里、河野のもとで動物の鳴き声の周波数の違いや音波などについて研究をする大学生・三上珠緒(みかみ・たまお)役を田鍋梨々花、河野と三上の研究に興味を持つ八神圭吾(やがみ・けいご)を柳俊太郎が演じる。また、ガレッジセールの川田広樹は、大海や義知らが出席する三ツ星重工の記者会見に参加する記者役として出演する。
■第7話ゲスト:白石聖コメント
豪華な出演者の方々の中、お声がけいただけたことをありがたく思いました。また、オリジナルストーリーということで、熟考して作ってくださった台本だったと感じています。私演じる凛子が大陽さんを始めとする皆さんとどういった形で関わっていくのかが楽しみでした。凛子は自分の作るスイーツに対して常に情熱と自信を持っている人ですが、それだけではうまくやっていけない部分に不安や焦りも抱えている役柄です。一見、周りには強く見せているけれど、実はナイーブな女性なのだと思います。仲たがいしてしまった姉妹関係と、そこに大陽さんがどんな手を差し伸べてくれるのか。原作には描かれていない新しいエピソードをぜひ、皆様に楽しんでいただけたらと思います。
■第7話ゲスト:大西礼芳コメント
より良い景色を見ようと奮闘する人々が描かれている、前向きな連続ドラマに出演できることをとてもうれしく思います。私は、65年続く「ながの製菓」を先代たちから引き継いだ社長・絵美を演じています。守るものがたくさんある立場です。しかし時代は移り変わるものですから、会社もこれまで通りではうまくいきません。洋菓子店に限らず老舗企業さんが伝統を守り古くからのお客様に満足してもらうのと同時に、新規のお客様を獲得することは簡単なことではないと思いました。妹の凛子とは仕事上での方向性の違いから距離ができてしまいますが、仕事は仕事として割り切って、ただただ妹を心配したり、要所要所で“姉妹”という空気感を醸し出せたらいいなと思いながら取り組ませていただきました。そして、大陽さんの力をお借りして洋菓子店の復活に向けて頑張ります。大陽さんの、時には強引に思われるような情熱的な行動力がなければ動き出せない人もいるのだと思いました。見ていただけたら幸いです。
■企画:狩野雄太(フジテレビ編成部)コメント
後半はついに、「三ツ星重工」VS大陽率いる「サンシャインファンド」の対立が活発化していきます。衝撃展開の連続で、どのような対決になるのか、どういう結末を迎えるのか、ご期待いただけたら幸いです。そんな後半戦を彩ってくださる超豪華俳優陣の皆様にご出演していただけて深く感謝しております。信じられないすごいメンバーがご出演してくださり、1秒たりとも見逃せない濃くて熱くて画が強いシーンばかりになっています!また、第7話は、ストーリーを作るのに最も苦慮しました。なかなか、うまく作れない中で、原作の福田先生、監修の上野さんとも相談をさせていただき、かなり大きな構成やアイデアを頂き、“原作未収録のオリジナルエピソード”となりました。“まさか!”のビジネスアイデアや、大陽と大海に通ずる姉妹関係の泣けるエピソード、そして最後にも“ある驚き”が1つ隠されていますので、ぜひリアルタイムでご覧いただけたら幸いです!
■第7話あらすじ
三星大陽(竜星涼)は、洋菓子店「クレヨン・ドゥ・クルール」社長の永野凛子(白石聖)から出資を求められる。凛子は、フランスで開かれたスイーツコンクールの世界大会で日本人初の優勝という快挙を成し遂げた実力者で、パリに2号店を出すために大陽から出資を得ようとしていた。一方、凛子の姉で大陽の幼なじみでもある絵美(大西礼芳)は、父親の後を継いで老舗洋菓子店「ながの製菓」の社長として就任するものの、年々売り上げが落ち、今や四期連続の赤字状態で頭を悩ませていた。凛子自身も、3年前まで同社の商品開発部で働いていたが、新製品のアイデアを出してもはねのけるばかりの絵美とケンカになり、店を辞めていた。
大陽が「ながの製菓」にも出資しようとしているという話を聞いた凛子は、「あんな会社に出資するのに自分の店への出資が嫌とは言わせない」と自信をのぞかせる。だが大陽は、具体的な戦略もない凛子への出資はできないと返すと、「ながの製菓」への出資も断ったことを明かす。
※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が正式表記
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