ペネロペ・クルス×アントニオ・バンデラス共演『コンペティション』本編映像解禁黒木瞳、堀未央奈らのコメントも到着

映画『コンペティション』より台本読み合わせシーンの場面写真 (C)2021 Mediaproduccion S.L.U, Prom TV S.A.U.

ペネロペ・クルス×アントニオ・バンデラス共演『コンペティション』本編映像解禁黒木瞳、堀未央奈らのコメントも到着

2月17日(金) 15:00

スペインを代表する俳優ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが共演する映画『コンペティション』より、本編映像が解禁された。大俳優vs新進気鋭監督の気まずすぎて笑ってしまう台本読み合わせシーンが切り取られている。

【動画】大俳優と新進気鋭監督が初めての読み合わせでいきなり激突!映画『コンペティション』本編映像

スペインを代表する俳優ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが共演する映画『コンペティション』より、本編映像が解禁された。大俳優vs新進気鋭監督の気まずすぎて笑ってしまう台本読み合わせシーンが切り取られている。

本作は、現代映画界をさわやかに皮肉った業界風刺エンターテインメント。華やかな映画業界の裏側で本当に繰り広げられているかもしれない、天才監督と人気俳優2人の三つどもえの戦いをアイロニカルに描く。監督は、『ル・コルビュジエの家』『笑う故郷』など、スタイリッシュな映像とシニカルなユーモアで構築された独自の世界観を誇る映像作家ガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーンの2人が務める。

個性的でわがままな女性監督役には、アカデミー賞助演女優賞を獲得した経験をもつペネロペ・クルス、うぬぼれたスター俳優役には、ハリウッドをはじめ国際的に活躍しカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞したスペイン人俳優のアントニオ・バンデラス、老練な舞台俳優役には、『笑う故郷』でベネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞したアルゼンチンの大御所俳優オスカル・マルティネスがそれぞれふんする。世界中から評価を受ける演技派大物俳優陣が意地の悪い役柄をド直球に演じ、全力の小競り合いを華麗なドラマに仕立て上げる。

解禁となった本編映像は、映画監督、映画スター、一流舞台俳優の3人が集まって行われる台本の読み合わせシーン。読み合わせとは、製作準備の初期段階で行われる稽古のひとつで、この作業からセリフの発音やキャラクターの感情、関係性を確認するなど、さまざまな目的のために行われる。しかしエゴの強い3人が集まると、この初歩的な段階ですら難解な作業になってしまう。

数々の映画祭で高い評価を受け、波に乗っている新進気鋭の監督であるローラ(ペネロペ・クルス)は、世界で活躍する映画スターのフェリックス(アントニオ・バンデラス)と、主に舞台で活躍する名優イバン(オスカル・マルティネス)の2人を招集し、台本読み合わせを行う。手慣れた様子で始まった読み合わせだが、シーン1の二言目のイバンのセリフ「こんばんは」で急停止。業界で長らく活躍する大俳優に向かって遠慮なくやり直しをさせるローラの気迫に、場は凍り付く―。

リハーサル初っぱなから気まずすぎる嫌~な空気が漂う製作現場。これまでの作品でも人間のエゴとプライドをシュールな笑いに昇華させてきたガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーンのセンスが光るワンシーンだ。間に挟まれたアントニオ・バンデラスのセリフのない秀逸の演技も興を添えている。

さらに、本作を一足先に観た各界著名人からの推薦コメントも到着。女優と監督の二足のわらじを履く黒木瞳は「業種が同じだけに、何度にやけたことか…」と映画製作の裏側で起きる事件を楽しみ、大森立嗣監督も「日本映画にも思い当たる節があって、最後はズドーンとくらいました。おもしろっ!」と自身の経験を重ねながら作品の面白さをかみしめている。

堀未央奈は「作品を作っていくスピード感が心地よく、共感する部分や逆に笑ってしまうくらいにぶっとんだシーンもあり、時間があっという間でした!」、辛酸なめ子は「ラテンの情熱が暴走し、ぶつかりあったところに生まれるシュールな笑い。ピュアで真剣なスペインの映画人の姿に感情を揺さぶられます」と言葉を寄せた。

映画『コンペティション』は、3月17日より全国公開。

著名人のコメント全文は以下の通り。

<著名人コメント全文>


■黒木瞳(女優/映画監督)

こんな映画見たことない!俳優陣の最高のパフォーマンスが、クオリティの高い脚本演出に見事な華を咲かせている。業種が同じだけに、何度、にやけたことか、、、。

■大森立嗣(映画監督)

映画人が情けなくて、カッコ悪くて、笑っていたんだけど、やっぱり日本映画にも思い当たる節が多々あって、最後はズドーンとくらいました。おもしろっ!

■堀未央奈(女優)

作品を作っていくスピード感が心地よく、共感する部分や逆に笑ってしまうくらいにぶっとんだシーンもあり、時間があっという間でした!

■辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)

ラテンの情熱が暴走し、ぶつかりあったところに生まれるシュールな笑い。ピュアで真剣なスペインの映画人の姿に感情を揺さぶられます。

■中村真夕(映画監督)

映画に魅了され、狂わされた映画人たちの愛すべきコメディ。万国共通、良くも悪くも、映画は作り手の人生を狂わせます。

■森迫永依(女優)

本当にこんなことがあったらどうしよう?と見ているこちらが気まずくなるような、笑えないのに笑ってしまう空間。主演陣の人間臭さ溢れる演技に脱帽です。

■瀬戸あゆみ(モデル/Dear Sisterhood ディレクター)

シニカルでシュールなコメディ(でも、きっとこうやって定義づけられるのも監督は嫌がるかな。なんて)。魅せられる演出と演技で、引き込まれてあっという間に観終わってしまった。映画の終わり方も印象的ですき。エンターテイメントには虚構が存在する。そんなことを、散りばめられた皮肉が考えさせてくれる。

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