石黒正数氏(「それでも町は廻っている」)による、「このマンガがすごい!」2019オトコ編第1位に選出された人気コミックをアニメ化する「天国大魔境」が、4月からディズニープラスで世界独占配信(中国本土を除く)されることが決定。作品世界を表現したダブルメインビジュアルも公開された。
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【フォトギャラリー】「天国大魔境」ダブルメインビジュアル
物語の舞台は、未曾有の大災害で廃墟と化し、“人食い(ヒルコ)”と呼ばれる異形の化け物が巣食う2039年の日本。東京・中野で便利屋を営むキルコ(CV:千本木彩花)は、とある女性から「この子を“天国”に連れて行って」という謎の依頼とともに少年マル(CV:佐藤元)を託される。「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」といい、それ以上のことは何も知らないというマル。天国にたどり着いたとき、何が起きるのか――マルとキルコの「天国探しの旅」が幕を開ける。
もうひとつの舞台は、子どもたちが暮らし、日々豊かで穏やかな時間が流れる、壁に囲まれた美しい世界。ある日、トキオ(山村響)は「外の外に行きたいですか?」という謎のメッセージを受け取る。「ここより外の世界があるの?」と、初めて芽生えた疑問に戸惑うトキオは、その出来事をきっかけに、当たり前の日常に違和感を抱き始める。
アニメ制作を担当するのは、「PSYCHO-PASS サイコパス」「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のProduction I.G。「劇場版ソードアート・オンラインオーディナル・スケール」で助監督を務めた森大貴が監督を担う。ダブルメインビジュアルには、“廃墟となった日本”と“壁のなかで暮らす子どもたちの世界”が描かれており、双方の世界がどのように交わるのか、期待が高まる仕上がりになっている。
2022年11月に、講談社とディズニーは戦略的協業の拡大を発表しており、講談社が生み出す人気漫画を原作とするアニメ作品を、ディズニープラス「スター」で配信することを発表。その取り組みの第1弾として、1月から「東京リベンジャーズ聖夜決戦編」の独占配信を開始している。アニメファンが熱い視線を注ぐなか、新たな強力ラインナップが加わることになった。
「天国大魔境」は4月から、TOKYO MX/MBSほかで放送され、ディズニープラスで世界見放題独占配信(中国本土を除く)。
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『天国大魔境』 (C)石黒正数・講談社/天国大魔境製作委員会 ディズニープラスにて4月より世界見放題独占配信(中国本土を除く)