『グレイテスト・ショーマン』(18)、『ラ・ラ・ランド』(17)の音楽スタッフが贈る、ファンタジーミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』が3月24日(金)より公開となる。このたび、主人公役の大泉洋をはじめ、石丸幹二、水樹奈々らが声優を務める本作の、日本語吹替版予告が初解禁となった。
【写真を見る】子ワニのライルのキュートな姿を映した本編映像も
ショービジネスの街ニューヨークを舞台に、歌うことができるワニ、ライルの物語を描く本作。古びたペットショップでライルの魅惑の歌声を耳にしたショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)は、彼を相棒にしようとするが、ライルのステージ恐怖症が判明。ライルは一匹で取り残されてしまう。長い年月が経ち、ライルが隠れ住んでいた家にある家族が越してくる。傷つき歌うことをやめていたライルは、自分と同じように孤独を抱える少年との出会いを通じ、歌を通して心を通わせていく。
今回解禁となった日本語吹替版予告で描かれるのは、ステージを大失敗させてしまったことから育ての親でもあるショーマンのヘクターに捨てられ傷ついたライルと、同じく心に深い孤独を抱える少年ジョシュの物語。歌で心を通わせ、絆を強めていく二人だったが、ある事件により、2人に別れの時が迫ってしまう。映像内ではライルを演じる大泉洋の歌声も初披露。映像の前半では、ネオン輝く夜のブロードウェイの屋上で、ライルが伸びやかな歌声とともに「Top Of The World(トップ・オブ・ザ・ワールド)」を、後半では遠く離れてしまった大切な人へ贈る切ないバラード曲「Carried Away(キャリード・アウェイ)」を披露している。
さらに、大泉が歌に込めた想いを語る特別インタビュー第2弾も公開も解禁に。大泉は「どの曲も歌ってて楽しかったですね。『Top Of The World』は歌っていて気持ちがいいし、『Carried Away』も切なくて可哀そうで、歌を入れていたら泣きそうになりました」と振り返っている。また、「『Carried Away』は歌というよりは、僕の中ではこれはもうセリフだっていう感覚でしたね」と言葉を話さず歌だけで想いを伝えるライルという役に「芝居」として向き合った想いを語った。さらに、「何度も何度も、ものすごく丁寧に繊細に演じたから、その作業をみんなもするわけじゃないですか。だから本当に出来上がりが楽しみ」と日本語吹替版の本編の完成についてコメントした。
大泉が「芝居」として向き合った歌はどのような感動をもたらすのだろうか?ライルが少年に捧げた魂の歌声をぜひ劇場で体感したい。
文/鈴木レイヤ
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