元『
SMAP
』の
中居正広
(50)が今月14日、『キャスターな会』(テレビ朝日系)で、体調不良による休養から2か月ぶりにテレビ復帰。話題となった。
「昨年、一部メディアで、中居が盲腸がんの手術を受けたことが報じられ、“病状深刻説”まで噂されていました。元気な姿を見て、安心したファンは多いことでしょう」(芸能記者)
中居復帰の一方、“盲腸がん”という聞きなれない病気にも、注目が集まった。
「盲腸がんは、年間発生率が10万人あたり6人未満の“希少がん”なんです」
こう解説するのは、がんの漢方治療と補完・代替医療を行う『銀座東京クリニック』の福田一典院長だ。
希少がんは文字通り珍しい病気だが、全部で約200種類近くあるとされ、合わせれば、がん全体の約2割を占めるという。
希少がんがやっかいなのは症例が少なく、治療法が確立されていないことだ。
「うちのクリニックでも、希少がんの患者の方から、“保険診療ができるような抗がん剤がない。どうにか漢方薬で対応できないか”と相談されることが多い。症例や治療実績が少ないだけに、希少がんは、どの病院も対処が難しいんです」(前同)
では、どうすれば早期発見できるのか。たとえば、盲腸がんの場合はこうだ。
■早期発見するには
「初期は自覚症状がありません。進行するとおなか全体の痛みや食欲不振、体重減少、貧血などの症状があります」(同)
実は、盲腸がんに限らず希少がんは、初期症状が出ないことが多いという。ただ、進行につれて違和感や症状が出るため、これを“初期症状”と理解し、見逃さないことが重要だ。さらに、男性が注意しなくてはならない希少がんも。「精巣がん」も、その一つ。これも初期はほぼ無症状。進行すると患部が大きくなってしこりができ、痛みを感じるようになるという。
「ただ、精巣がんは抗がん剤が効くので、比較的治りやすいと言えます」(同)
■小腸がんの男女比はかなりの差
そして、男性がかかりやすいとされる「小腸がん」。1年間に発症する割合は10万人あたり女性は1.77人、対して男性は2.61人とかなりの差がある。
「小腸がんは早期発見が非常に難しい病。だから、進行後の症状に気を配るしかありません。腹痛やおなかの張り、血便や嘔吐には要注意です。黄疸の症状が出ることも」(医療関係者)
■男性も乳がんの可能性
意外な部分のがんもある。
「男性にも“乳がん”があります。女性よりも圧倒的に比率は低いのですが、男にも乳腺がありますから、ここにがんが発生するんです」(前出の福田氏)
発症は60〜70代が多く、女性の乳がんよりも進行が早いのが特徴だ。
「多い症状は、乳輪部のしこりや乳頭からの出血、乳輪のただれなど。早期発見も可能で、治療法も女性と同じ」(前出の医療関係者)
希少がんに対抗するには、まず自分の体の違和感に敏感になることが必要だ。
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