2月3日(金)よりドラマ25「全力で、愛していいかな?」(毎週金曜夜0:52-1:23、テレビ東京系)がスタートする。恋に臆病になり“好き”が分からなくなっていた篁千世役を恋愛ドラマ初挑戦となる桜庭ななみが、包容力抜群な優しすぎる瀬尾一愛役を竹財輝之助が演じる今作。WEBザテレビジョンでは、胸キュンシーンを絶賛撮影中だという桜庭と竹財にインタビューを行い、演じる上で意識していることや互いの印象、そして恋愛ドラマを演じる上での楽しさや難しさなどについてたっぷりと語ってもらった。
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■恋に臆病な30代女子×40代イケおじによるラブストーリー
同作は、コミックシーモアによる「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2022」女性部門賞、めちゃコミックによる「みんなの推し恋愛マンガ大賞」大人の恋愛部門へ入賞するなど、女性を中心に話題を呼んでいる、さんずい尺氏による同名漫画が原作。
恋に臆病な30代女子と包容力抜群な40代“イケオジ”が繰り広げる、大人同士の不器用な年の差うぶきゅんラブストーリーだ。
■初挑戦となる恋愛ドラマは「やってみたいと思っていた」
――桜庭さんは恋愛ドラマ初挑戦ということで、今作の出演が決定した際の心境はいかがでしたか?
桜庭ななみ(以下、桜庭):ラブコメはいつかやってみたいと思っていたジャンルの一つなので、今回の役をいただけてすごくうれしかったですし、新たなチャレンジだなと思いました。
――竹財さんは数多くの恋愛作品に出演されていらっしゃいますが、今作の台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?
竹財輝之助(以下、竹財):「また難しい役が来たな」とは思いましたが、男が読んでもキュンとするシーンがありますし、千世ちゃんのギャップが魅力的だなと。あとは(桜庭が)投げ飛ばすシーン、めちゃくちゃかっこよかったですよ、出来上がりがすごく楽しみです。
■実写化作品の出演時、外見は「極力寄せるように」
――今作は漫画の実写化作品ですが、原作があるからこそ準備段階で気を付けたことはありますか?
桜庭:漫画ならではのせりふってたくさんあると思うんです。今まで演じてきた役は現実に近い役が多かったので、今回の役では少し照れくさいせりふでも漫画のテンションに合わせて話せるように意識しながら準備しました。
竹財:おじさんが乙女な部分を出して変な感じにならないために誰を参考にすればいいんだろうと思い、友達に相談したら「普段のゆるい話し方を生かしても大丈夫」とアドバイスをもらって。なので、そこまで作り込んではないですね。あと、漫画原作の作品に出演する際、外見は極力寄せるようにしています。
――ちなみに外見を寄せる、というのは具体的には髪型などでしょうか?
竹財:そうですね。今回は事情があって髪型をあまり寄せられなかったのですが…他にはダイエットしました。瀬尾くんってヘアコロンをつけるくらいなので、美には関心があるんだろうなと思って、一応頑張りました(笑)。
――今作でご自身が演じるキャラクターと演じる上で意識している点があれば教えてください。
桜庭:私が演じる千世は、30代にして恋に奥手な役どころです。仕事に没頭するあまり恋というものを忘れていて、とにかく恋愛に臆病なんです。
劇中では表情だけでなく、心の声が多く登場するので“ギャップ”を大事にしています。モノローグではコメディチックな言い方でも、表情は少しシリアスだったり…そういった差が面白いなと思っているので、ギャップを大切にしながら演じています。
竹財:瀬尾一愛という40代のおじさんを演じています。パッと見はできる男で、いわゆる“イケおじ”なんですが中身は乙女です。恋愛経験はあるのですが、本気の恋をしたことがない、でも自分ではしていたつもりだったという設定です。
演じる上で大切にしているのは、乙女の部分をどこまで出すかという部分です。自分では正直分からないので監督陣に任せていますが、バランスを考えながら演じています。
――具体的にどういった部分で瀬尾の乙女な一面を表現しているのでしょうか?
竹財:表情やちょっとした仕草、そして目線ですね。実は、夢路(小田井涼平)くんや潤(藤森慎吾)ちゃんと、まだお芝居していないんですよ。(二人とのシーンが)一番乙女全開なのですが、どうやら夢路くん役の涼平さんがすごくノリノリらしくて少し怖いんです(笑)。
そこで瀬尾が出した表情などを想像しながら、今は千世ちゃんとのシーンを撮影しています。
――ちなみに、本日竹財さんの出演が解禁となったばかりですが(※取材は2022年12月下旬に実施)、SNSの声はご覧になりましたか?
竹財:はい、先ほどマネージャーに言われて少し拝見しました。うれしい気持ちもありつつ…「バレたか」と(笑)。SNSに上がっていた手だけで分かった方が結構いらっしゃったみたいで、細部まで見ていただいているんだなと驚きました。
■ 恋愛ドラマのこだわりは“女性が美しく映ること”
――お二人は初共演かと思いますが、お互いの印象をお聞かせください。
桜庭:撮影の日を追うごとに竹財さんの優しさを感じます!最初は緊張もあってお話する機会も少なかったのですが、二人のシーンが多いので、優しさを感じています…なんででしょう竹財さん!(笑)
竹財:俺に聞かれても(笑)。自分で言えないでしょ?
桜庭:「あったかくしてね」とか優しい言葉もそうですし…。私、ラブストーリーというものが今回初めてなので、恋愛の部分ではすごくリードしていただいています。
――竹財さんはいかがでしょうか?
竹財:僕、以前から桜庭さんを拝見していて、実際にお会いした時にすてきな大人の女性だなと思いました。
大人な女性の部分とあどけない少女の部分を表情で見せてくれるので、お芝居していて楽しいです。でも、現場の空き時間は常に少女ですね(笑)。
桜庭:はは(笑)。
竹財:マネージャーさんといつもキャッキャしているのを「かわいいな」と思ってのぞいています。
――桜庭さんが男性に対して「イケおじだな」と感じるポイントはありますか?
桜庭:仕草というよりも、落ち着いているということに対して魅力を感じます。すごくシンプルですが、黙って見守ってくれているのは意外とキュンとするかもしれません。
あとは仕事や恋愛もしかり、いろんなことを経験したからこそ生まれた余裕っていうのも魅力だなと思います。
――キュンとする仕草やフェチがあれば教えてください。
桜庭:外見に気を付けたり、美を意識している方はすてきだなと思います。
――竹財さんは普段美を意識されたりしていますか?
竹財:全くないです(笑)。
桜庭:竹財さんって、手がきれいですよね!
竹財:言っていただくこともあるのですが、全然ですよ。何のケアもしていないし、ゴルフでできたマメばかりだし…(笑)。
――今作では胸キュンシーンも多数登場しますが、恋愛ドラマならではの楽しさや難しさはありますか?
竹財:台本には書いてあるのですが、その通りに感情を動かすというのは難しくて。ある程度関係性ができてから演じられたらまた違うと思うのですが。
あと、僕は恋愛ドラマに関しては女性の方が美しく映っていないと嫌なタイプなので、それを大前提として撮影に臨んでいます。
桜庭:でも、たしかに一緒のシーンで竹財さんが「どっちの方がきれいに見える?」ってカメラマンさんに確認してくださったりして…キュンポイントでした!
■感情を伝えるシーンは「何年芝居をやっていても照れます」
――今作を演じる中で、ご自身の中での発見があれば教えてください。
竹財:感情を伝えるシーンは何歳になっても、何年芝居をやっていても照れますね。多分、今回僕のせりふが結構くさいんです。だって「全力で愛していいかな?」なんて言います?(笑)
大変でしたが、実際に(せりふを)言ってみて「こういう感情になるんだな」と疑似体験させてもらいました。
――そんなストレートな告白を受けて、桜庭さんはいかがでしたか?
桜庭:私は、いわゆる王道なせりふを言われても「何言ってるの」って思うだろうなと考えていたのですが、実際に役で言われてみると自分がキュンとしちゃって。「やっぱり私って単純なんだな」と思いました(笑)。これは自分でも発見でした!
――今作は「大人同士の不器用な年の差うぶきゅんラブストーリー」ということで、ご自身の不器用な部分を教えてください。
竹財:瀬尾くんみたいに人に対して優しくできないので、そういうところが不器用だなと思います。僕、器用貧乏なんですよ。何でもできるけど、何も極められないというか。役者としては取っ掛かりができるのでいいなと思うのですが、何一つ極めたことがないので…でも、不器用ではないです。
桜庭:劇中で瀬尾さんから「好き」と言われたあとに偶然道で会うシーンがあるんです。そこで千世は逃げるのですが「分かる!」と思って。そして、共感できるということは私も恋愛が不器用なんだろうなと…照れちゃうんです。
――そんなところも男性側からしたら「かわいい」になるのでは?
桜庭:かわいいって思ってくれる年齢じゃないので…
竹財:そんなことないよ(笑)。
桜庭:でも、千世を見て「かわいい」と思ってくれる人がいてくれるといいなと思います。
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