生田斗真、濱田岳、橋本環奈が、1月26日に都内で開催された映画「湯道」の完成披露舞台あいさつに登場。共演の小日向文世、天童よしみ、クリス・ハート、生見愛瑠、窪田正孝、角野卓造、メガホンをとった鈴木雅之監督と共に、撮影を振り返った。
【写真】生田斗真、濱田岳、橋本環奈ら豪華キャストが横並びでズラリ集結!■豪華な銭湯セット
主人公・三浦史朗を演じる生田は、舞台となった銭湯「まるきん温泉」のセットについて「銭湯をまるまる建てたような豪華な造りになっていまして、この中でお芝居ができる喜びと、こんなものを造っちゃうんだという驚きがありましたね」と言えば、史朗の弟・悟朗役の濱田も「銭湯の前もラーメン屋さんやコインランドリーがあったり、一つの町を撮影所に建ててしまった感じで、映画を見ていただいたら(そのすごさが)すぐ分かると思います」と、監督のこだわりが詰まったセットを称賛した。
一方、「まるきん温泉」で働く看板娘・秋山いづみ役ということで、銭湯の番台に座るシーンも多い橋本は「今の銭湯や温泉ってどんどん形が変わってきているのですが、昔ながらのすごく味わい深いセットでした。番台だけ少し上がっている所(少し高い位置)から、男湯と女湯も全部見えるわけですよ。それは広いし、壮観だなと思いました」と感想を。
ただ、同セットの撮影で気になることがあったようで「兄弟のけんかのシーンで、(生田、濱田、橋本の)3人がセット内をぐるぐる回るんですけど、あれはたぶん監督がセットを全部見せたかっただけなんだろうなと(笑)。演出としてセット自慢をするカットがあります」と監督の“自慢演出”を告発した。
■唯一のアクションシーンに?
そのシーンについては、生田も「自慢だね(笑)。男湯から女湯にわたって、水ばちゃばちゃになっているシーンなんですけど。でも、ちょっとそこは一個の見どころだなと思います」と自信を見せ、濱田が「唯一のアクションシーンですね」と真面目な顔でかぶせ、笑いを誘う。
さらに、お風呂の映画ということで、MCのフジテレビ・軽部真一アナウンサーから裸のシーンについて聞かれた生田は「結構、裸になること多いんですよね僕…。フジテレビ方面(映画含め)はよく裸にさせるんですよ~」と苦笑い。軽部アナから「生田さんが希望しているんですか?」とツッコまれると、慌てて生田は「違いますよ!たまたま舞い込んでくるんですけど、(今作は)僕だけじゃなくてがっくん(濱田)とか、窪田くんなんかも脱いでますし、小日向先輩だって裸になってお風呂に入っていますから。それぞれの年代の男の裸が見られます!」と、力強く肉体美をアピールしていた。
一方、橋本は入浴シーンについて「私もありますけど、1回だけですね。みんなで…」と鈴木監督をチラチラ見ながらネタバレを気にして言い淀み、「すいません(笑)」と謝ると、軽部アナが「僕がそういうネタバレになるような質問をしちゃったんですよ」と逆に申し訳なさそうに謝罪。
そこですかさず“座長”生田が「大丈夫ですよ!紅白(歌合戦)の司会だからそんな変なことを言わないですよ」とフォローのようなイジりを入れ、橋本に「やめてください!(笑)」とツッコまれても、生田は続けて「すごかったよね!」と客席に投げ掛けると、大きな拍手が起こる。
さらに軽部アナから「本当に素晴らしい。うちのアナウンサーになってほしいです。見てましたけど、本当にお見事でしたね」と絶賛されると、橋本は「とんでもないです」と恐縮し、生田が「何でもできるんです。ハシカンは!」と、自慢げに橋本をたたえていた。
同作は、小山薫堂が2015年より提唱している、日本の文化である「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」がテーマ。“家元”である小山自身が映画化を企画し、完全オリジナル脚本の映画として2月23日(木)より全国公開される。
◆取材・文=ブルータス・シーダ
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