紀里谷和明監督の最新作となる映画「世界の終わりから」が、今春に公開されることが決定。NHKドラマ「おかえりモネ」や映画「空白」「さがす」などで注目を集めた伊東蒼が主演を務める。
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【フォトギャラリー】注目の若手女優・伊東蒼
「CASSHERN」で監督デビュー以降、江口洋介、大沢たかお、広末涼子らが集った「GOEMON」、クライブ・オーウェン、モーガン・フリーマンが共演したハリウッド映画「ラスト・ナイツ」などを手掛けてきた紀里谷監督。自身の想いを全て注ぎ込み“最後の作品”として長編作品に選んだテーマは「女子高生」と「世界の終わり」。これまでの男性主人公作品とは異なり、不安な未来を必死に生きようとする女子高生が主人公の作品になっている。
高校生のハナは、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。ある日突然訪れた政府の特別機関と名乗る男から自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。心当たりがなく混乱するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る。
主人公のハナを演じる伊東は、「さがす」で共演した佐藤二朗から「感性と技術を持った怪物」と評され、第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。ますます活躍が期待されているなかでの出演に、下記のコメントを寄せている。
伊東「志門ハナ役の伊東蒼です。大切な人を守ることの難しさ、自分の弱さを受け入れて誰かを頼ることの大切さ、自分が1人じゃないと気づけた時の心強さを、撮影中毎日感じる作品でした。この作品をみてくださった方が自分の悩みや弱さを見せてもいいんだ、自分を大事に思ってくれている人がいるんだ、ひとりぼっちな人なんていないんだ、と思っていただける作品になっていると思います。楽しみにしていてください!」
「世界の終わりから」は、今春に全国公開。
【作品情報】
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世界の終わりから
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