J-ROCKの礎を築いたサディスティック・ミカ・バンド、1980年代にテクノブームを巻き起こしたイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)に在籍していたドラマーの高橋幸宏が亡くなったことが14日、分かった。享年70。2020年8月に脳腫瘍の摘出手術を受け、闘病中だったが死因や日時は明らかになっていない。
高橋幸宏は高校在学中からスタジオ・ミュージシャンとして活動し、72年にサディスティック・ミカ・バンドに加入しプロデビュー。78年には坂本龍一、細野晴臣とYMOを結成し、シンセサイザーを大胆に使った演奏で80年代にテクノブームを巻き起こした。その後も鈴木慶一と結成したビートニクス、細野晴臣とのスケッチ・ショウをはじめ、原田知世らとのpupa、小山田圭吾らとのMETAFIVなど、さまざまなミュージシャンとのコラボレーションやプロデュースも手掛けている。
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