横山ルリカがエリザベス女王杯の本命候補を詳細分析。推しポイントと懸念が入り混じり「悩ましい…」

田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

横山ルリカがエリザベス女王杯の本命候補を詳細分析。推しポイントと懸念が入り混じり「悩ましい…」

11月12日(土) 6:10

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アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組などで活躍する横山ルリカさん。GI秋華賞(10月16日/阪神・芝2000m)ではスポルティーバでの予想が見事に的中。勢いをそのままにGIエリザベス女王杯(11月13日/阪神・芝2200m)を予想する。





競馬番組などで活躍している横山ルリカさん



今年のGIエリザベス女王杯も悩ましくて......今のところ本命候補は、デアリングタクト(牝5歳)、ジェラルディーナ(牝4歳)、ナミュール(牝3歳)、アンドヴァラナウト(牝4歳)の4頭なのですが、なかなか決めきれません。



4頭それぞれに推しポイントと、懸念ポイントがあるので、まずはそれに触れていきたいと思います。

軸候補4頭の"推し"と"懸念"まず デアリングタクト は、前走のGⅡオールカマー(9月25日/中山・芝2200m)をどう評価するかですね。



イン前有利の馬場をスローペースで外から回って来て6着。闘争心だったり、メンタルの部分や歳を重ねて能力でマイナスな部分が出てしまっての6着だったのか、単にペースや馬場バイアスが合わなかったのか。どう受け取ったらいいのかがわからなくて、無敗で3冠を獲った時の絶対的な自信はちょっとないかなということで、軸に決めきれませんでした。



でも1週前の追い切り映像では、併せ馬でベレヌスにかぶせられてきた時に、最後、抜かせない勝負根性を見せました。前走の敗因が休み明けで闘争心がなかったとするならば、この追い切りを見ると、巻き返しも期待できるのかなとも思っています。



同じ舞台のGI宝塚記念(6月26日/阪神・芝2200m)ではペースもけっこう流れて、その他の馬たちを抜かせないぞという根性を見せて、タイトルホルダー、ヒシイグアスの次にこの馬が来ていますので、力はデアリングタクトが一番だと思いますし、コース適性も中山よりも向くと思います。この推しポイントとのバランスで迷っています。



次に ジェラルディーナ 。ジェンティルドンナの子どもで、牡馬相手に今回と同距離のオールカマーを勝ち、お母さんに産駒初の重賞勝利をプレゼントしました。



以前より落ち着いてきて調整もしやすくなり、勢いを感じます。ちょっと気性が難しいところも、ビシビシ追ってくれる騎手のほうが最後のひと伸びというか、爆発力が活かせる気がしたので、クリスチャン・デムーロ騎手とも手が合いそうです。最近、中距離なら重賞でも確実に3着以内には来ていますし、安定しています。



阪神のコースはあまり成績が出ていないので、ここの適性がどうか。あとは前回がインの先行馬に有利なトラックバイアスでの勝利だったので、今回、8枠からの競馬でどういう展開になるかですね。

アンドヴァラナウト は、成績が安定しないなかで阪神コースだけは安定しているので、京都競馬場の工事が終わる前にこの条件で勝ちたいという思いは強いはずです。



ライアン・ムーア騎手を乗せてきているのも勝負気配。阪神の2000mだった昨年の秋華賞3着も内容はよかったと思います。ゴール前に急坂があるコースを得意にしているのかなと。お母さんのグルヴェイグも坂のある阪神のGⅢマーメイドSを勝っているので阪神適性で推したいです。



あと、GⅡ府中牝馬S(10月15日/東京・芝1800m)からのローテーションというのもいいと思います。春のGIヴィクトリアマイル(5月15日/東京・芝1600m)が大きく馬体を減らしての出走でしたので、馬体重が増えてのいい内容での3着というのは好印象。持続力が問われる条件で力が発揮できそうな気がします。



ナミュール は、GI秋華賞(10月16日/阪神・芝2000m)2着で、どれくらい余力が残っているかがポイントですね。



3歳春までは、充電満タンの休み明けに好走し、続くレースでは人気を裏切ることが多かったです。馬体重の維持が主になってしまっていたことがその原因だとしたら、この秋は馬体重が格段に増えてきて変わってきたので、この不安点をクリアできているかもしれません。



潜在能力の高さは高野友和調教師もよくお話しされていますが、末脚の爆発力は3歳世代トップクラスですし、秋華賞もスタートで接触の不利があって、あまりスムーズじゃないなかで2着というのも内容としてはよかったなと。



ただ、中3週でGIが続きますので、やっぱり馬体重や回復度合い、調整内容は確認したいです。

気になるウインの3頭+外国馬そのほか、 スタニングローズ (牝3歳)も相手では絶対に買います。立ち回りの器用さに関しては、ナミュールより上だと思いますが、やっぱりGⅢ紫苑S(9月10日/中山・芝2000m)から、秋華賞でのメイチ感が強かったので余力が気になる分、軸候補には入れませんでした。でも秋華賞組は、エリザベス女王杯で1〜3番人気であれば、複勝圏内率60%というデータもあります。



リピーターの多いレースなので、昨年の勝ち馬の アカイイト (牝5歳)にも注意しています。近走の成績は安定してないですし、馬場やレースの流れが去年ほどはタフにならないのではと思いながらも、過去に府中牝馬で負けてからこのレースを勝っているので、ヒモでは買おうと思ってます。



そして、気になるのはウインの3頭+外国馬。



阪神の適性で言えば、 ウインマイティー (牝5歳)ですね。GⅡ京都大賞典(10月10日/阪神・芝2400m)でもいい競馬をしました。GⅢマーメイドS(6月19日/阪神・芝2000m)みたいな立ち回りができれば面白いと思います。ブリンカーをつけてからはスタートもわりとスムーズになりましたし、パワーとかスタミナもあり、叩き良化型というのも心強いです。



栗東トレーニングセンターに早めに入厩した ウインマリリン (牝5歳)は、GⅡ札幌記念(8月21日/札幌・芝2000m)ではパンサラッサとジャックドールに続き3着。馬場や展開には恵まれていたとは思いますが、過去、牡馬相手に2200mの重賞を2勝してるというのは、能力的には高いと思いますし、昨年より体調もよさそうで好印象です。



阪神はあまり結果が出ていませんが、これは阪神が向かないというよりは、体調やメンタルが不調な時にたまたま重なっていたのかもしれないと考えています。しかも、今回は阪神2200mが得意なダミアン・レーン騎手。先行勢でうまく立ち回って残る可能性もありそうです。



ウインキートス (牝5歳)に関しては非根幹距離に強いというのと、昨年に比べて今年のほうが夏以降1戦少ないので、揉まれたりしなければ去年の巻き返しが期待できます。



最後にスノーフェアリー以来の参戦となる外国馬、 マジカルラグーン (牝3歳)。海外GⅠでは、58kgの斤量を背負って結果を出しているなかで、今回の54㎏は走りやすそうですし、例年の京都開催よりも阪神開催のほうがタフさを要求されるコースで、当日の雨予報もこの馬にとってはいい材料。しっかりマークしておきたいと思います。



軸候補の4頭中心にレース直前までどうやって買うか、じっくり考えたいです!



【profile】

横山ルリカよこやま・るりか

1991年、神奈川県生まれ。アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバー(2015年10月に卒業)。『めざましテレビ』のリポーターを経て、現在は『めざまし8』(フジテレビ)の情報キャスターを務める。『競馬予想TV!』(CS・フジテレビONE)はアシスタントとして出演。サンケイスポーツ『サンスポZBAT!』重賞予想コラム「ルリカの当たりますよ〜に!!!」(毎週日曜掲載)を担当するほか、TOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」(毎週金曜15時〜生放送)にレギュラー出演中。

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