福原遥がヒロインを務める連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第23回が11月2日に放送され、五島で暮らす舞(福原)の祖母・祥子(高畑淳子)らが久しぶりに登場した。(以下、ネタバレがあります)
【写真】ばえ~、みじょか~(可愛い)!さくら(長濱ねる)
■五島の人々、久々に登場!
第5週「空を飛びたい!」では、大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」に入部した舞が、人力飛行機のパイロットを務めるため厳しい減量と体力アップに取り組む日々が描かれている。
記録飛行当日まで残り2か月。“190ワットで50分間ペダルをこぎ続けられる体力”と5キロの減量を同時に課された舞は、毎朝早い時間に起きてトレーニングに励んでいる。
そして、おなかがペコペコでもお弁当はほんの少しだけ。減量ペースを落とさないためだ。お弁当をあっという間に食べ終わり時間を持て余した舞は、五島で暮らす祖母・祥子に携帯で電話をかけた。
「人力飛行機に乗って、琵琶湖の上を飛ぶねん!」と興奮気味に近況を伝える舞に、「ばえ~すごかねぇ~!」とデレデレの祥子ばんば。ばんばからは「みんな元気たい。さくらのカフェが無事にオープンしたとよ」と、五島の面々の近況ももたらされた。
さらに、舞との電話を切った後ばんばがオープンしたばかりのさくら(長濱ねる)の「みじょカフェ」にジャムを届けに行く場面も描かれた。
■ばんばにも流れた10年の年月
およそ10年前、9歳の舞が大切な時間を過ごした五島。その地の人々が久しぶりに登場した。幼い舞(浅田芭路)との初対面シーンではぶっきらぼうだった祥子ばんばも、大学生になった舞と電話口で話す様子はデレデレ。すっかり“田舎のおばあちゃん”ぶりが板についていて、舞が五島を離れた後も変わらぬ付き合いが続いていたことがうかがえる。
カフェ開店を夢見て港の売店で働いていたさくらは、みごとに夢を果たしたようだ。以前からよく口にしていた五島ことば“みじょか~(かわいい)”をもじった店舗名もさくららしい。
さらには島の船大工・木戸(哀川翔)が体の調子についてこぼしたり後継者問題について悩んでいたりと、五島には五島の10年という月日が流れたことが随所にうかがえる。舞と仲良しだった少年・一太は登場こそしなかったが会話の中で近況が語られ、機械いじりが好きな少年に育っていることや、長崎の高専を来年卒業することなどが判明した。
五島の人々の近況を伝える、とても丁寧に作りこまれた1シーン。それぞれのキャラクターならではの描写やセリフが時の流れを想像させ、描かれていない時間を埋めてくれる。第2週で描かれた五島編では、祥子ばんばをはじめ五島のキャラクターが視聴者からの支持を集めていただけに、この日の再登場でも視聴者からは歓迎の声が上がった。
11月3日(木・祝)は第24回を放送する。記録飛行まであとひと月となり、大学の夏休みに入った舞はさらに過酷なトレーニングに取り組む。だが、体重がなかなか減らず、体力強化も滞り気味。設計担当の刈谷(高杉真宙)は設計の変更に取り掛かる。(文=ザテレビジョンドラマ部)
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