10月15日、4人組ロックバンド「
男闘呼組
」が東京・有明の東京ガーデンシアターで再結成ライブ「男闘呼組1988」を開催した。
リードギターの
成田昭次
(54)、ベースの
高橋和也
(53)、サイドギターの
岡本健一
(53)、キーボードの
前田耕陽
(54)の4人がステージに揃うのは、実に29年ぶり。
奇跡の瞬間を目撃すべく、昼夜2公演合わせて約1万3000人のファンが集結したほか、芸能界からも男闘呼組ファンを公言する
氣志團
の
綾小路翔
をはじめ、「
GLAY
」の
TAKURO
や
HISASHI
など、錚々たる面々が駆けつけた。
(※以降、ライブ内容についての言及があります。参加予定のある方はご注意ください)
「Weare男闘呼組!!」
と、高橋の威勢の良い挨拶でスタートした第一章の昼公演。
「序盤のMCから、よく見ると高橋さんの目がうるんでいたんですよね……。それをみているだけで、思わず感極まってしまいました」(参加したファン)
本編終盤は「秋」、「TIMEZONE」「CROSSTOYOU」とヒット曲を立て続けに披露し、デビュー曲「DAYBREAK」で盛り上がりは最高潮に。
アンコールでは、高橋が「俺調べたんだ。みんなが29年ぶりに何の曲を聴きたいのか」と切り出すと、岡本が「どうやって調べたの?」とすかさずツッコミ。
高橋「ネット!あとファンレター」
岡本「何通来たの?」
高橋「1通。昭次のファン」
仲の良さが溢れた掛け合いに、会場が爆笑に包まれると、ファン待望の「MidnightTrain」を熱唱。
感動で涙ぐむファンに、さらに追い打ちをかけたのが、メンバーからの挨拶だった。
■男泣きする成田の肩を抱いたのは高橋
成田は「29年ぶりに男闘呼組が再始動して、その29年という間、いろんなことがあったけど……、こうやってみんなが集まってくれることがうれしいですね。幸せです」と語る途中、感極まって男泣き。隣の高橋が肩を抱いた。
「93年の男闘呼組の解散後は、インディーズバンドを結成したり、ソロで音楽活動を続けたりもした成田さんですが、順風満帆とはいかず、ときには郊外のショッピングモールでパフォーマンスをすることもありました。
2009年に大麻取締法違反(所持)で逮捕されて以降は、芸能活動を一切やめ、地元の名古屋でサラリーマン生活を送っていたんです。これまでの苦労が思い起こされたのではないでしょうか」(芸能記者)
今回の再結成は、一般人として生活していた成田と、他メンバーらが再会したところから、物語が動き出したという。
「18年の
ジャニー喜多川
氏のお別れ会に成田が顔を見せたのがきっかけ。その後、前田は、自身が出演する名古屋での舞台に成田を招待し、その後に会食。高橋ともテレビ電話をつなぎ、旧交を温めたそうです。
さらに後日、成田の住む名古屋まで、他メンバーが集まり、20数年ぶりにセッション。カラオケで男闘呼組を熱唱するなど、音楽活動再開に向けて火がついたというわけです」(女性誌記者)
とはいえ、解散の経緯はワケあり。再結成へは茨の道のりだった。
■雪解けの最重要キーマンとなったのが岡本健一
「高橋和也が素行不良を理由に事務所を解雇されたのが、男闘呼組の電撃解散のきっかけですからね。男闘呼組として再び活動するには、ジャニーズ事務所の高い壁があったんです」(前同)
雪解けの重要なキーマンとなったのが、唯一ジャニーズ事務所に留まった岡本だという。
「20年ごろから、再結成のために事務所を説得していたと言います。岡本は21年11月からエージェント契約に移行しましたが、現在も関係性は円満。その信頼関係があったからこそ、ジャニーズ側のOKを勝ち取り、奇跡の再結成が果たせたのでしょう」(同)
この経緯に、やはり期待してしまうのが、ジャニーズが生んだ国民的グループ「
SMAP
」の復活だろう。
実は、10月15日の男闘呼組ライブでは、重大なニアミスが起きていたのである。
「
木村拓哉
が、元『
光GENJI
』の
佐藤アツヒロ
、後輩の
生田斗真
らと、その日の夜公演を観に来ていたことを、インスタグラムで報告したんです。生田のインスタグラムで確認できるのですが、メンバー4人とも記念撮影をしています」(前出の芸能記者)
一方、男闘呼組と『
音楽の日
2022』(TBS系)の収録で約30年ぶりに再会した
中居正広
も、この日のライブに密かに“参戦”していた。
「中居は、“まったく意地悪しなかった先輩”として、男闘呼組を大変慕っており、15日のライブでも、中居からの一際、豪華なスタンド花が会場内で目立っていました。
体調不良で、MCを務める『金スマ』の収録を欠席し、ライブ当日15日放送の『
中居正広のキャスターな会
』で3週間ぶりに復帰しています。もし、中居の体調が万全だったら、男闘呼組のライブを観覧し、木村との再会もあったかもしれません」(前同)
となれば、SMAPも奇跡の再結成に――!?
業界のしがらみを、男の友情で乗り越えた男闘呼組。他グループのファンにとっても希望の星となりそうだ。
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