「会社員としての負けは、人生の負けじゃない」サラリーマンって実はオイシイ

サラリーマンって実は使いようによってはオイシくない?

「会社員としての負けは、人生の負けじゃない」サラリーマンって実はオイシイ

5月5日(木) 15:52

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大活躍はしないまでも、それなりに働いてきた“モブ社員”。しかし、今や日本社会はジリ貧。今後、可もなく不可もない普通の会社員は、ただ貧乏くじを引かされるだけの存在に――。少しでも思い当たるならば振り返ってみてほしい。捨てられる前に。

◆会社員としての負けは、人生の負けじゃない。常にBパターンを持て!

「僕だったら、子会社に出向しろと言われたらワクワクしますね」

そう話すのは、登録者65万人超えのYouTuber・サラタメ氏。昨年、あまたのビジネス本から導き出したサラリーマンが身につけるべきスキルを全600ページ超でまとめた『シン・サラリーマン』(ダイヤモンド社)を上梓。ブラック企業からの転職を経て、現在では30代にして大企業の役員クラス並みの年収を手に入れた氏に、新時代にモブ社員が生き残るための処世術を聞いた。

「今や、親世代の頃と違って、出世コースから外れたら“人生の負け”と思われることもなくなりました。言い換えれば、逆境のサラリーマンでも挽回できるラッキーな時代。モブ社員でも“ややイケてる”くらいの人であれば、転職をオススメします。ただ、私が考えるに、現時点で『自分が求める条件』のもとで転職できないサラリーマンは、会社員として一旦は負けてると思うんです。

でも、会社で負けることが、人生の負けではない。出世から外れたら、その場合の“Bパターン”を考えればいいんですよ。もし自分が支社や子会社に出向させられたら、それはそれで、『一度負けた』と認めて、『偉い人の目から離れるし、副業を育てられそうだな。ラッキー』と、スパッと“Bパターン”へ気持ちを切り替える。僕なら逆に興奮するかもしれません(笑)。向かってくる波を乗りこなすぐらいの気持ちでいましょう」

◆年下社員との向き合い方

モブ社員が自身を俯瞰できていない様子は、年下社員との向き合い方にも表れるとサラタメ氏。

「もし“年下社員から声をかけてもらえない”ことにショックを抱いているようなら、自己評価が高めだなと思いますね。『俺は下から声をかけてもらって当たり前』というスタンスではなく、『頼ってきてくれたときは全力でサポートする先輩社員』でいるほうが、『会社にいてほしい人』だと思ってもらえるのではと感じています」

◆「サラリーマン」という立ち位置はとてもラッキー

しかし、今更正当な自己評価を下すことはなかなか難しいように思えるが――。

「転職“活動”を一度してみるといいと思います。転職エージェントをあたってみると、気づかなかった自分の短所、特徴がわかるかもしれません。それに、伝統的な企業にありがちなのですが、“社長肝入り”とか社内でしか評価されないような仕事に注力しているような人が意外に多い。自分の仕事に社外の目を入れることで、自然と働き方が変わってきます」

また、周囲のサラリーマンを観察していて、ありがちなのは「自分らしく」しすぎる人だとか。

「そういう人って、のびのびと働いていて魅力的に映るんですが、すぐに扱いにくい人材になっていきます。私自身もかつては『自分らしく』とか、『強みを生かしていきたい』とほざいていたんですが、あとで考えると全然中身が伴っていなかったなと。『自分らしく』はかっこよく聞こえる言葉ですが、ほとんどの場合“変化しないこと”の言い訳にすぎません。『自分らしく』でお金を稼ぐって、ビジネスパーソンのうちの1%だと思っているぐらい、大変なことなんです」

◆“誰かのため”に自分が何を提供できるか

マインドを再インストールした後は「奴隷のような働き方をしていた(笑)」と語るサラタメ氏。もちろん負担は大きいが、結果的に、今のYouTube活動に大いに生かされているという。

「まさに今『好きなことで、生きていく』感が出ているんですけど、社会で揉まれてきた経験があったからこそだと思っています。そこで身につけた思考が “誰かのため”に、自分が何を提供できるか突き詰めるということ。私が『シン・サラリーマン』を書いた理由として、『サラリーマンって“オワコン”だよね』っていうのが大前提としてあるんですが、飛躍する土台作りにもなるから、『実は使いようによってはサラリーマンってオイシくない?』というメッセージも含めています」

◆「副業力」には根気が必要。我慢して続けるべし!

「人生100年時代」を生きていかなければならない一方で、ビジネスの世界は加速度的な変化を続けている。大きな成功も失敗もしていないモブ社員は、その“うまみ”を最大限享受するために、置かれた現状をしっかりと把握して身の振り方を考えたいところだ。会社の寿命が徐々に短くなっている中、一度負けたモブ社員でも「逆転」は叶えられるのだろうか。

「結論から言うと、出世一本足打法しか許されなかった時代より、何歳からでも逆転は可能です。その代わりに、求められるのが『副業力(=スモールビジネスを切り盛りする力)』です。私の場合はYouTubeが成功しましたが、自分がやれそうなこと、得意なことなどを見つけて、週15時間、それに2年間コミットしていけばモノになるかなと思います。副業からの収入は、長い間ずっと地を這っているかと思いきや、あるタイミングを境に爆発的な伸びを見せるもの。根気が必要だと理解していてください」

◆最終目標は?

ただ、どのくらいの収入を最終目標にしているかによって、動き方も異なってくる。

「例えば、年収800万円程度欲しいのであれば、必ずしも『副業力』を鍛える必要はありません。『リーマン力』を高めて、どこに行っても使える再現性の高い人材になるように、ベースの筋力をつけておくだけで十分です。具体的に言うと、取引先を含め周囲の人から『デキる』と思われる“仕事術”と、会社を戦略的に選べる“転職術”、2つの要素で成り立つものです。

さらに年収1200万円以上は欲しいというのであれば、30代後半で出世街道に乗っていないと残念ながら実現はほぼ不可能。だからこそ、自ら進んで窓際族になって、スモールビジネスをメインにできるほど『副業力』に“全振り”していかなければなりません。ただ、これは茨の道になります」

◆“野心低め”な人は?

では、収入の上積みを求めていない“野心低め”な人はどのようなアクションをしていけば……。

「年収は500万円ほど望めればいいやという方は、とにかく『じっとしている力』を持つことが意外と大事だと思います。私のモットーは『細く長く楽しく働く』なのですが、大きな野心がなければ、『時間の余裕を持つこと』や、小さくても『人の役に立つこと』を意識すれば、多くの人は満たされた会社員人生が送れます。

怪しいビジネス系YouTuberや、インフルエンサーの『誰でも稼げる』という甘い言葉に感化されて、レッドオーシャンなビジネスに手を出してしまったり、はたまた聞いたことのない仮想通貨を買いだしたり……これはもってのほかです。結果、こなさなければならない会社業務にも支障が出て、モブでいるどころか“肩たたき”に遭う可能性だってあります」

多様性の時代においては、サラリーマンの選択肢も自由自在。早々に諦めずに、大志を抱いていこう。

◆<捨てられない会社員になるための3つの金言>

① 一旦負けを認めた上で、正しく自分を評価する

② 常にBパターンを持つ。モブな状況も好機に

③ 野心がないならば、じっとする力も大事

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[捨てられる会社員の特徴]―



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