トム・フォード、「ハウス・オブ・グッチ」を酷評 「これは茶番なのか」

トム・フォード

トム・フォード、「ハウス・オブ・グッチ」を酷評 「これは茶番なのか」

12月1日(水) 13:00

提供:
 ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」のクリエイティブ・ディレクターを務めていた経験のある米デザイナーのトム・フォードが、レディー・ガガ主演の映画「ハウス・オブ・グッチ」を酷評した。

 「ハウス・オブ・グッチ」は、ハイブランドの元祖と呼ばれ、世界屈指のトップブランドに登り詰めたGUCCIの創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマ。1995年に起きたGUCCI創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ暗殺事件を軸に物語が展開する。マウリツィオ殺人の首謀者である妻パトリツィア役をガガ、マウリツィオ役をアダム・ドライバーが演じているほか、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レト、アル・パチーノら豪華キャストが出演。名匠リドリー・スコットが監督を務めた。

 フォードは、1994年に33歳でGUCCIのクリエイティブ・ディレクターに就任。2004年まで務め上げ、当時破産状態にあった同ブランドを復活させた立役者として知られている。また、「シングルマン」「ノクターナル・アニマルズ」といった作品を製作した映画監督でもある。

 そんなフォードが、米Air Mailに同作の感想を寄稿。ドライバーが演じるマウリツィオと実際に働いていたことから、自分の意見が独断と偏見に基づいているかもしれないと前置きし、「この映画――いや、これが何なのか正確にはわからないのだが――、映画館を出たときに、ハリケーンを生き延びたように感じた。これは茶番なのか、手に汗握る強欲の物語なのか? 何度か声を出して笑ったが、作り手が意図したものかどうかはわからない」と辛らつに評価した。

 「登場人物の多くを知っており、映画の原作のためにも何度もインタビューを受けた。なので、スクリーンで描かれた派手でひどく加工されたメロドラマと、現実を切り離すのは難しい」「『ハウス・オブ・グッチ』を見たあと、数日間は深い悲しみに襲われた。この反応は、登場人物とこの物語を知っている人だけが感じるものだと思う。あれほど血なまぐさい物語に、ユーモアや滑稽さを見出すのは困難だった。現実世界では、滑稽なことはなにもなかったからだ」

 また、フォードはパチーノとレトの大袈裟な演技を、まるで「サタデーナイト・ライブ」のコントを見ているようだったと批判。その一方で、ドライバーを「微妙なニュアンスのある演技をする」と評価し、ガガに関しては「本作の真のスター」と絶賛している。

 「ハウス・オブ・グッチ」は、2022年1月14日公開。

【作品情報】
ハウス・オブ・グッチ

【関連記事】
華麗なるグッチ一族を崩壊へ追い込んだ悪女 レディー・ガガ主演「ハウス・オブ・グッチ」新映像
レディー・ガガ「ハウス・オブ・グッチ」ロンドンプレミアに登場! 豪華キャストがGUCCIスタイル披露
グッチ家の「人を狂わすほどの名声」とは…レディー・ガガ&アダム・ドライバー演じる夫婦をとらえたティザーポスター

Photo by Jamie McCarthy/WireImage/Getty Images
映画.com

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

データが取得できませんでした。

編集部のおすすめ記事

データが取得できませんでした。
Ameba News

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ

Ameba News