WEリーグを盛り上げるアイデアが続々!初代チェア・岡島喜久子が開幕の意気込み語る

9月5日(日) 10:00

女子プロサッカー・WEリーグの初代チェアに就任した岡島喜久子が、9月4日放送のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)にゲスト出演。WEリーグが抱えている課題や、リーグを盛り上げるための取り組みについて語った。

岡島は、1972年に中学2年生で日本初の女子サッカークラブ・FCジンナンに入団。1978年には、FCジンナンが日本代表としてアジア女子選手権への出場を果たす。しかし、当時JFAは女子選手を選手登録していなかったため、正式な日本代表とはみなされなかった。岡島は、各国の代表チームを見て、日本にも女子サッカーの代表チームを作ることを決意。三菱重工と協力して、1979年に日本女子サッカー連盟を設立し、大学生ながらも理事に就任する。

そんな日本の女子サッカー界を見つめ続けてきた岡島が初代チェアを務めるWEリーグが9月12日に開幕。日本初の女子プロサッカーリーグということもあり、大きな期待がかかるが、開幕を盛り上げる起爆剤になるはずだった東京オリンピックでは、なでしこジャパンが準々決勝で敗退してしまう。番組アナリストで元日本代表の中澤佑二は「局面局面はよかったんですけども、結果を残すというところでは、もうひと工夫足りなかった」と分析。岡島も「2011年に日本がW杯で優勝した後、他の国が上がってきた。特にヨーロッパはプロ化がすごく進んできています」と敗退の要因に言及し、プロ化による日本女子サッカーのレベルアップを期待した。

実際に東京オリンピックで金メダルを獲得したカナダ代表選手の多くは、アメリカやヨーロッパのプロリーグで活躍。スペインでは、政府主導でのプロ化も始まっている。世界に遅れを取らないためには、女子プロサッカーのプロ化は急務。日本もようやくWEリーグが開幕するが、一方で、諸外国と比べると女子サッカーを取り巻く日本の環境は依然として厳しいまま。プロでも専用のグラウンドは無く、選手自らがボール磨きなど、用具の管理をすることも多いという。

さらに、番組ではWEリーグの認知度に関する独自の調査を実施。街中で「WEリーグを知っているか?」というアンケートを行ったところ、知っていると答えたのは、わずか3%。番組の公式SNSにも「WEリーグでは平均5000人の観客数を目指しているが、6月のプレシーズンマッチは、平均1012人。どうやって目標を達成するのか?」という鋭い意見が寄せられた。

岡島は、WEリーグの認知度や観客数を向上させるための施策として、子供連れでも楽しめるように「サッカー以外のコンテンツをスタジアムに持ってこないといけない」と指摘。実際に9月12日に行われるマイナビ仙台レディースの開幕戦では、JAXA協力のもと、宇宙体感イベントが行われることを発表した。

また、「サッカーをする少女たちは試合を見に来てくれるのか?」という視聴者からの疑問には、試合会場の側で若年層に向けたサッカースクールを開催する構想があることを明かした。なでしこの未来を担うサッカー少女たちには、試合や練習が重なってプロのゲームを見に行けないという現実があり、この問題を解消するための取り組みだという。

そして岡島は、サッカー少女だけではなく、選手と同世代の女性やライト層を獲得するための取り組みにも言及。以前、番組にゲスト出演した日向坂46の影山優佳が提案したアイデアを、実際にWEリーグで「スタジアムでのリアルタイム解説」や、「会場スクリーンでのルール解説」などを実施する準備があることを明かした。

これらの施策はスポンサー企業があってのもの。岡島は、WEリーグの理念を掲げることによって、企業へのアプローチがうまくいっていることを強調した。WEリーグの理念は「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」というもの。スタジオでは、WEリーグの理念に共感してタイトルパートナーとなったヨギボーのビーズソファを、番組MCの勝村政信が体験。また、選手のベンチの横に観覧席を作るコラボ企画や、ヨギボーのノウハウを生かした感覚過敏な人でも落ち着いて観戦できるセンサリールームなどが紹介された。

番組後半には、Jリーグのチェアマンを務める村井満と、Bリーグのチェアマンを務める島田慎二からのメッセージを紹介。村井は「WEリーグとJリーグが両輪となって日本のサッカーを一緒に盛り上げていきましょう」とエールを送り、島田は「クラブの成長なくして、リーグの発展なし。コツコツ地味なことから始めるのがスタート」とアドバイスを送った。

島田の言葉どおり、WEリーグの各クラブが開催に向けて地道なPR活動を展開。ちふれASエルフェン埼玉では、ホームタウンでもある狭山の商店街で選手やスタッフたちがビラ配りを行い、ノジマステラ神奈川相模原では、街の中心部や沿線の駅に広告を掲示した。

サポーターの協力も得ながら、いよいよ動き出すWEリーグ。番組の最後には完成したばかりのWEリーグのアンセムが公開された。作曲を担当したのは、Jリーグのアンセムも手がけたTUBEのギタリスト・春畑道哉。日本女子サッカーへの夢と希望が詰め込まれたアンセムに、岡島は目に涙を浮かべ、中澤は「いい曲じゃないですか!」と絶賛した。

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