新レーベル・10thアルバム・教会ツアー…新章・島谷ひとみを紐解くキーワードは3つの「アイ」

約2年2か月ぶりとなる新作アルバム「LoveSong〜My song for you〜」をリリースする島谷ひとみ/ 事務所提供写真

新レーベル・10thアルバム・教会ツアー…新章・島谷ひとみを紐解くキーワードは3つの「アイ」

9月3日(金) 10:30

歌手・島谷ひとみが4日(土)、2019年7月発売のミニアルバム「brilliant」以来約2年2か月ぶり、10枚目となるニューアルバム「LoveSong〜My song for you〜」をリリースする。本作のリリースに伴い、島谷はダイキサウンドとタッグを組み、新レーベル「AI.R LAND RECORD(アイアールランドレコード)」を7月に立ち上げ。サウンドプロデューサーに数々のヒットソングを手がけるYANAGIMANを迎え、アーティスト生活23年目に突入してなお、さらなる成長・進化を遂げようとしている。3日(金)からは本作を引っ提げ、東京・キリスト品川教会を皮切りに、全国の教会を巡るライブツアーもスタートさせる。新レーベル立ち上げ、ニューアルバム、そして教会ツアー、3つに共通するキーワードは全て「アイ」。新章の幕開けとなる島谷に、今の思いを聞いた。
【写真を見る】コロナ禍を通して、「人の愛なしでは生きていけないことを再認識した」と話す島谷

■「AI.R LAND RECORD」のレーベル名に込めた思い
ーー2019年にアーティスト生活20周年の節目を迎え、以降、個人事務所の立ち上げ、そして古巣avexを離れ新レーベルの始動と、まさに島谷ひとみ第2章の始まりを感じます。まずは「AI.R LAND RECORD(アイアールランドレコード)」の発足から聞かせてください。

7月に立ち上げた「AI.R LAND RECORD(アイアールランドレコード)」ですが、レーベル名を考えた時に絶対に“愛のある=アイアール”を絶対付けたいと自分で考えました。表現者として人の愛に触れることだったりとか、AIR(空)と LAND(空と陸)で構成された地球規模の愛を音楽に取り入れたりだったり、そんな思いをレーベル名に乗せた形です。調べていくうちに「AIR」って言葉は、空気という意味のほかに「歌」とか「空」とかいろんな意味合いがあると知っていいじゃん!いいじゃん!って(笑)。ロゴデザインは多面体という意味合いで、丸、三角、四角を全部入れて、私なりの無限大を表現しました。

ーーレーベルの立ち上げに際して、新しくダイキサウンドとタッグを組むことになりました。こちらはどんな経緯で?

大手のレコードメーカーなども含めていろいろ考えていく中で、ダイキサウンドは私がデビュー当時やってきたような音楽を届ける原点、昔ながらの泥臭いCDの売り方をされているレーベルで。スタッフの方も自分と似たキャリアの方が活躍されていて、次のステップ行く時に、同じ目線で一緒にやることができるという印象を持って、ぜひお願いしますという流れになりました。

ーーサウンドプロデューサーは、ケツメイシ、FUNKY MONKEY BABYSなどを手がけたことでも知られるYANAGIMAN。実際に一緒に音楽を作っていかがでしたか?

天才ですね(笑)。今まで会ったことがないスタンスのミュージシャンです。海外で音楽家としての才能・技術を磨いてきた方なので、音楽を聴く耳がすごく違って。日本で育って日本の音楽を聴いてきた私と違って、音の捉え方、リズムの捉え方が全く違う。私もこれまでいろいろなお仕事をして、たくさんの楽曲に触れてきましたが、これまで持っていなかった歌い方や表現方法、新しい自分を引き出してくれて。アーティスト生活23年目に入りましたが、自分にも新しいページがまだあるんだって嬉しく思っています。

ーー一方で、古巣のエイベックスを離れることに対して、心配や不安などはなかったのでしょうか?

はい、最初は不安だらけでしたね。今まで大きな船に乗っけてもらって、頼り切ってやってきた中で、私自身が何も知らずに無知すぎました。これまでもCDを作るところからは参加していますけど、どうしたらCDを作れるのかとか、流通的な部分とか分からなかったので。今の新しい時代の(音楽の)動きも新鮮に感じながら学んでいます。

■様々な「愛」をテーマに制作された10thアルバム
ーーそんな初タッグの中で制作された10枚目のアルバム「LoveSong〜My song for you〜」。様々な愛の形を綴った、癒やしをテーマにした作品だそうですね。

この数年、やはり新型コロナウイルスの感染症の拡大をはじめ、いろいろな事で人の愛なしでは生きていけない部分を再認識しました。じゃあこんな時こそラブソングを、今回のテーマは愛だよねって。多くのアーティストの力を借りて、様々な愛の形を表現しています。数多くのミュージシャンとの縁やかかわりで生まれたアルバムになったので、私自身思い出に残るアルバムになりました。

ーー今回は島谷さん自身も作詞を担当されたとか。

これまでも作詞の経験はあったのですが、これほどたくさん作詞したのは初めてですね。苦戦ですか? はい、全然書けなかったです(笑)。書いては積木を崩す感じで。何回も曲を聴いて曲としっかり向き合う感じで作詞しました。今の男女関係や今の時代ってこうだよね、っていう愛の形を書いています。特に、私と同年代の女性の方は共感してくれるかなと思います。

ーー曲もこれまでの島谷ひとみ像を超えるバラエティーに富んだアルバムに。

こんな歌い方もするの?とか、今までこういう表現の曲なかったよね、みたいに感じてもらえると思います。「LoveSong〜My song for you〜」というタイトルから、王道のラブソング集を想像されると思うんですけど、もちろんバラードだけではないですし、「あ、これも愛っちゃ愛だよね」みたいなバラエティーに富んだアルバムになりました。家族愛、人間愛、音楽愛、いろいろなテーマの愛に触れていただけたら。

■全国の教会を巡るツアーでは「心を解放してあげたい」
ーー本日3日(金)からは全国16公演(追加公演あり)、各県の教会を巡る全国ライブツアーもスタートします。教会を巡るというアイデアはどこから?

多くのアーティストがこの時代をどう乗り切っていこうか試行錯誤しています。私は音楽を聴きに来ていただいた時は、心を解放してあげたいという思いがあるので、こんな時代だからこそ落ち着いて、静かに音楽を聴いてもらい、いろいろな不安要素を取り除いてもらえたら嬉しいです。今回のアルバムが愛の形を表現する作品ですし、その場所として今回は教会がいいんじゃないかと。

ーーライブはどんな形態や演出を予定されていますか?

今回のツアーは、(バンド形態ではなく)極力音数も減らして、一人でのライブになります。静かに、そしてなるべく省エネで、教会本来の響きを活かして音楽を表現できたらと思っています。その分、パワーも使うんですけど(笑)。今の時代、大掛かりなステージということもできないので、それであれば小さいキャパで、たくさんこちらから出向いていこうって。今回のツアーでは、いろいろなことがあるけれど「やっぱり音楽って必要なんだよ」ってことを証明していきたいです。ライブハウスじゃなくても、バンドメンバーがいなくても、音楽は様々な形で届けられるということも証明していけたらなと思っています。

ーーそれぞれ「アイ=愛」をキーワードとした新レーベル、ニューアルバム、教会ツアー。愛は人間の根本でもありますし、歌手・島谷ひとみ第2章はまさに地に足を付けた、原点回帰の音楽活動になっていく印象です。

そうですね。ネット社会の今って“空中に音楽がある時代”じゃないですか。多くのことがネットの中で完結できる時代だからこそ、私はアナログに、地上を一歩ずつ歩いていこうと。あ、一方でYouTubeやSNSなども頑張っていますので、そちらもチェックしてもらえたら(笑)。これから新たな形で、新たなスタイルで、新たな気持ちで、このアルバムを皮切りに新レーベルで頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願い致します。どんな時も音楽って必要なんだよっていう、そんな音楽の力をこれからも証明し続けていきますので、ぜひ皆さん一度生歌を聴きに来てもらえたら嬉しいですね。

■ダイキサウンド・代表取締役社長・伊東恭史氏から島谷へのメッセージ
お話しをいただいた際、ビックリしたのと共に、何かワクワクした感情が溢れてきたことを覚えております。

独立系レーベルの立ち位置で、「島谷ひとみ」というプロフェッショナルなボーカリストを、どのようにあらためて、世の中に広く周知させていくのか、考え、悩み、話し合い、提案しては実践しを繰り返しながら、このチームで素敵な光景が生み出していければと思っております。

独立系レーベルならではの斬新で大胆な動きで、大きな話題を作っていきたく思います。言葉に出しての目標は、もう一度ヒット曲を作る、そして目指せ紅白歌合戦になりますかね。


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