<中学生の不登校>【前編】私立中学に通うわが子は不登校。親がしてあげられることを考えよう

8月3日(火) 10:20

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『私立中学に通っていて、お子さんが不登校の人はいますか? うちの子は完全に不登校というわけではないけれど、しょっちゅう学校を休んでしまいます』
中学受験を終え、無事に私立中学校に通いはじめたお子さんが、なんらかの問題で不登校になってしまったら、周囲の人はどうすればいいのでしょう。子どものことを考えれば考えるほど、ママや周囲の人は「なにが正解なのか」と悩み苦しみ続けるかもしれません。
私立中学に通うわが子は不登校です

『子どもは完全な不登校ではなく、保健室登校でもありません。いじめや人間関係のトラブルもないのですが、学校に行こうとするとなぜか腹痛や頭痛、発熱などが起こります。病院に行っても原因はわからず、主治医からは「ムリをさせないでゆっくりさせましょう」と言われるばかりで何も変わりません。学校側も子どもにムリをさせないで様子を見ましょうというスタンスです』
お子さん自身が私立中学への受験を希望していたと話す投稿者さん。お子さんが頑張った結果、無事希望する私立中学の合格切符を手にしました。しかし昨今の感染症の流行により、学校の形態は様変わりしたのです。

入学後、授業はリモート授業に切り替えられ、自宅学習に取り組む日々となりました。その後、分散登校になり通学することになったそうですが、そのときはなんの問題もなく登校できていたようです。
『2学期から急に元の授業体制になり、子どもはそこからおかしくなりました。いじめも人間関係のトラブルも見当たりませんし、成績も悪くはないです。とにかく学校へ行こうとすると原因不明の腹痛や頭痛、発熱が起こります。しかしずっと休んでいるわけではなく、体調のいい日は何食わぬ顔をして登校していきます。先生に聞くと、教室に入りにくいというそぶりも見せず平然としているらしいです』
学校へ行こうとすると起こってしまう原因不明の体の不調。お子さんに多い「起立性調節障害」や「発達障害」なども視野に入れ、投稿者さんはお子さんを病院へ連れて行ったのだそうです。しかし検査の結果はすべて「異常なし」。

現在は思春期外来で処方された薬を服用しているものの安定せず、学校へは行ったり行かなかったりしながら、自宅ですごす日が続いているのだそうです。
『子どもに聞くと、学校でイヤなことがあるわけではないのに、学校へ行こうとすると体調が悪くなると話しています』
「行きたくない」のではなく、「行きたいのに行けない」。原因や問題点がわからないと、親も本人もどのように対応していいのかわからなくなってしまいますよね……。
参考:厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|ふらふらする・疲れやすい (起立性調節障害)
子どもが希望する今後
『子どもに現在の状況を話し、今後どうするつもりなのかを聞いてみました。子どもは高校には進学したいと希望しているようです。付属の高校に進学できないのであれば、中学は今のまま在籍だけして、通信制の高校を受験したいと話しています。地元の公立中学への転校は決してしたくないし、全日制の高校に合格できても通学できる自信がないとも言っています。

通信制の高校であれば、ほとんど学校へ行かなくてもいいので、空いた時間に近くの予備校へ通って大学受験をしたいようです。そうすることで人生のやり直しがしたいと言ってきました』
ただ休みたいだけや学校に不満があるというわけではないことが、お子さんの言葉から垣間見えるような気がしませんか? 現状をしっかり踏まえ、将来を見据えてどうすればいいかをしっかりと考えているのかもしれませんね。
『学校には行けませんが塾と習い事には行けます』
投稿者さんのお子さんは、学校には行けない状態ですが、塾や習い事には通える状態のようです。通信制高校で見受けられるスクーリング(直接学校で授業を受けること)も、回数が少なければなんとかクリアできるのかもしれませんね。ただ大学に合格できたとして通学はどうするのだろうかなど、新たな悩みも出てきそうです。

しかし今の段階では、大学入学後まで先の未来予想図を描くことは難しい状況かもしれません。だったら今目の前にある現実に向き合うことが先決ですよね。現段階で親がしてあげられることにはどのようなことがあるのかを、ママたちと一緒に考えてみましょう。
考えられる原因

『「燃え尽き症候群」に少し似ているのかな。中学受験が終わってもそこでやりたいこともない。でも公立に行きたかったわけでもないし、中学受験を後悔しているわけじゃない』
『私がそうだったんだけどHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)なんじゃないかな? ただ人に会うとか音とか光とかの刺激で疲れちゃっているだけなんじゃない? だから少し休むと普通に行ける』
『通学が遠距離や満員電車とかで大変だとかはありませんか?』
病院で異常なしと診断がおりていることを踏まえ、ママたちはママたちなりにさまざまな原因を考えてくれました。浮かび上がったのは3つの選択肢。

・燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)
・HSC(ハイリーセンシティブチャイルド)
・通学時の満員電車

どれも確実な決め手があるわけではありませんので、あくまでも可能性として考えてみてもよさそうです。
子どもがなぜ不登校になってしまったのか、原因はどこにあるのか。子どもの今後の人生をよりよくするために、親は何をしてあげられるのか。ママたちから寄せられたアドバイスを元に一緒に考えてみましょう。
参考:ママスタセレクト|ひといちばい敏感な子どもを持つママへ『HSCの子育てハッピーアドバイス』、
厚生労働省|e-ヘルスネット「バーンアウトシンドローム」
後編へ続く。

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko

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