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大阪都構想にホリエモン「反対派が多数になった理由は、維新の会が府と市の行政を握ったことが大きいと思う」

11月28日(土) 6:00

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"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏による『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」。今回は、「大阪都構想」について語る。

(この記事は、11月16日発売の『週刊プレイボーイ47号』に掲載されたものです)

* * *

ひろ 大阪維新の会が掲げていた「大阪都構想」ですけど、2度目の住民投票でも反対票が上回っちゃいましたね。

ホリ 反対派が多数になった理由は、維新の会が府と市の行政を握ってしまったことが大きいと思う。

というのも、大阪都構想の目的のひとつに「二重行政の解消」があるんだけど、府知事と市長の両方のポストを押さえたことで府市連携が進み、結果として二重行政の解消が部分的に実現してしまったんだよ。そうなると、都構想のメリットが見えにくくなる。

ひろ しかも、賛成派も反対派も都構想が実現するとどうなるのかを具体的に言っていない。そんな状況で住民投票になったのは面白いなと。

ホリ そうそう。府と市を統合するメリットをわかりやすく言えてなかったよね。

ひろ トランプ大統領みたいに「メキシコとの国境に壁を作る!」とかの具体的な話だと、「本当に壁が必要かどうか?」という議論になるんですけど、都構想の場合は具体的な話はないんですよ。「大阪府が大阪全体を見て素早い判断ができたほうが長期的に大阪が発展しやすいよね」くらいしか言っていない。

ホリ 結局、市民は「面倒くさい手続きをやりたくない」みたいなところに落ち着いて、僅差で否決になったんだと思う。



ひろ そんな理由で、大きな問題の解決を後回しにしたわけですね。そうやって考えると、今回の住民投票って、要するに「変化を望むか、望まないか」の二択ですよね。そして、僅差とはいえ変化を望まないほうが多数派だったというのが、今の日本の地方を象徴しているなと。

大阪市の人口は今後減るといわれているので、そもそも「現状維持」が不可能なんです。だから、このままだと住民サービスがだんだん悪くなるのは、都構想に関係なく確定路線。

ホリ だからこそ、グローバルで有名になってインバウンドを取り込もうって話なわけでしょ。「TOKYO(東京)」や「KYOTO(京都)」は世界でも有名だけど、「OSAKA(大阪)」は知らんからね。

ひろ もったいないですよね。グローバル都市になるポテンシャルはあるのに。でも、何かを変えることをいやがる人の比率がどれくらいなのかを知れたのはよかったです。

農業メインの地域だったら、変化を嫌う人の割合が高いのはわかるのですが、パナソニックやシャープをつくった商業の街・大阪でもこの結果ということは、日本の地方が変化して、衰退を自らで食い止めるのはもう無理なんだろうなと。

ホリ まあ、自分たちが選んだ道だからね。

★後編は明日(29日)配信します

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)

1972年10月29日生まれ、福岡県出身。SNS株式会社オーナー兼従業員。近著に『将来の夢なんか、いま叶えろ。』(実務教育出版)

●西村博之(にしむら・ひろゆき)

1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。最新刊は『なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23』(学研プラス)

構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル

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