11月17日(火) 16:03
女優の大和田美帆が16日に自身のアメブロを更新。祖母に電話をするも辛そうだった理由を明かした。
この日、大和田は自身が出演する健康情報番組『チョイス@病気になったとき』(NHK・Eテレ)のエンディングで「名古屋の祖母の話を少ししました」と報告。「歌を歌ったりすることが喉の周りの筋肉を鍛えてくれ、「嚥下障害」を予防できると番組で教えていただいた」と説明し、「歌が大好きだった祖母が最近歌わなくなった。と言っていたのを思い出し 番組で「祖母に電話して一緒に歌ってみます」と話したのです」とつづった。
続けて、以前から度々「祖母にお願いされて少し歌ってはいた」と明かすも「その日は祖母にも歌って欲しかったので、私が好きな歌ではなくリクエストされた讃美歌を歌いました」と説明。すると「最初は歌うのが恥ずかしいと言っていた祖母が、私の声に合わせて歌いはじめて、いつのまにかデュエットに」と述べる一方で「とても喜んでくれたけれど声がとても心細そうに感じました」と祖母の様子を明かした。
また、祖母が「さみしい。しんどい」と口にしていたことに「今回のコロナで面会禁止が続き だいぶ気が落ちているのが電話でも伝わります」と述べ、「戦時中に4人の子どもを育て上げ夫亡き後、気丈に生きてきた祖母。97歳です」「ただでさえ身体が辛いときに重ねてコロナで日常が変わってしまいました。97年、一生懸命生きてきた祖母が晩年、穏やかに、自由に会いたい人に会えないことで、祖母がどんな気持ちでいるか想像すると悲しくて辛い」と胸の内を吐露。「孫の私でさえ思うのだから父や兄弟たちはどれほど辛いでしょう」と父で俳優の大和田獏を思いやった。
さらに「祖母だけでなく同じような気持ちの人が世界中にどれほどいるか。想像するだけで胸が痛くなります」と心境をつづり、「何かできることはないか。私は祖母には電話することしかできません」ともどかしさを感じている様子。
最後に「刺激のない生活の中でチョイスを見ることを楽しみにしてくれてる祖母。もちろん祖母のためだけではなくテレビの前で見てくださる方々を想像してしっかりと病気のこと治療法のことなどを皆さまにお伝えできればと思っています」と前向きに述べ、「引き続き、しっかりと感染予防をしてコロナが1日でも早く収まることを願います」とつづり、ブログを締めくくった。
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