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縮れたこんにゃくで味の染み込み25%アップ 藤清と月桂冠が「ちぢれ風製法」開発、特許取得

7月9日(木) 8:15

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 月桂冠グループの食品会社、藤清(ふじせい、京都府城陽市)と月桂冠(京都市)は、こんにゃくに味が染み込みやすくする製法を共同開発し、特許権を取得した、と発表した。

 「ちぢれ風製法」と呼ばれる特許権は、太さの異なる糸こんにゃくを複数本ランダムに絡み合わせる製法で、炊きあげると縮れた状態になり、通常の糸こんにゃくと比べ、たれなどの調味料の味染みが25%アップするという(藤清の従来品比)。こんにゃくの製造方法の開発は藤清が進め、月桂冠は製品の分析や評価などを担当した。

 糸こんにゃくは、生こんにゃく芋を乾燥させて製粉し、アルカリ性にして練り合わせたものを、小さな穴を通して押し出すことで糸状になる。「ちぢれ風製法」では、糸状にする際の穴の大きさ、個数を工夫することで、太め1本、細め2本の計3本が絡み合って1本の状態で押し出される仕組みだ。

 また、「ちぢれ風製法」で製造した糸こんにゃくを細かく刻んで板こんにゃくに40%配合し、たれで味付けして通常の板こんにゃく(藤清の製品)と比較した。日本食品分析センターで味覚センサーを使って調べたところ、配合した板こんにゃくは「コクのある味わい」「味わいの広がり」の項目で強調されていた。別の試験で味の染み込みが良くなることも分かったという。

 月桂冠によると、こんにゃく業界では「味がなかなか染み込まない」というのが長年の課題だったといい、今回の「ちぢれ風製法」はそれを解決する技術開発だとしている。同製法を使ったこんにゃくを藤清が商品化する予定だ。



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