6月23日(火) 16:40
元フジテレビアナウンサーの笠井信輔が22日に更新した自身のアメブロで、父の日に認知症の父親と電話したというエピソードを紹介した。
笠井アナは昨年の12月19日に情報番組『情報プレゼンターとくダネ!』(フジテレビ系)に生出演し、悪性リンパ腫にかかったことを告白。その後は入院生活を送りながら抗がん剤治療を受けてきたが、4月30日に退院し、16日には仕事に復帰したことを報告していた。一方で、退院した現在でも感染症予防のため、自宅では自ら家族と距離をとっている。
この日、笠井は「この前の日曜の話になりますが… 」と切り出し、昼間に家族でLINEのグループビデオ通話をしたことを報告。家族から「お父さん父の日おめでとう」と祝福され、「今年は「退院」ですとか「完全寛解」ですとかいろいろおめでとうが 立て続けに起きたので 本当に心から嬉しく聞くことができました」と述べた。
さらに、同夜には母親からもLINEのビデオ通話があったと明かし、「珍しいなと思って取ってみるとスマホの画面に父の顔がドアップで!」と父親が画面に登場したことを説明。母親は「父の日なので電話をしてみました」と述べたといい、「先をこされてしまいました。私がかけるべきだったのに」とつづった。
また、笠井は父親に「おやじありがとね。こっちは元気にしてるから」と伝えたといい「認知症を患っている父ですが、私の事は当然わかるので、うれしそうにしていました」と説明。自身について「父であるとともに息子でもあるんですよね」と述べ、「長生きしてね、おやじ!」と呼びかけた。
最後に「自宅で父の日を迎えることができて本当によかった」としみじみ述べ、「色々なすべてに感謝したい、父の日でした」とつづり、ブログを締めくくった。
この投稿に読者からは「素敵な父の日」「感動しました」「愛がいっぱいの家族ですね。読んでいてほっこりしました」などのコメントが寄せられている。
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